第13話デート

前回のあらすじである、ホテルで朝食を済ませパークに向かおうとするとなんとジョフことジョフロイネコが待っていたのだった!


「なんか食べようか」

「別にいいでち!ジョフは今は何も食べたくないでち!」

「そっか」


ぐー


「……え?」


腹の音が鳴ったけど今のってまさか


「ジョフちゃん?」

「でちいいぃぃ!?」

「もしかして朝ご飯食べてないの?」

「そ、そんなことないでち」

「朝ご飯食べに行こうか?」

「い、いいでち!いいでち!」

「え?大人は朝ご飯食べるんじゃないの?」

「でち!?ジョフは大人でち!やっぱり食べるでち!」

「はーい」


〜モーニングレストランジャパリ〜


「何食べる?」

「ジョフはこれを食べるでち!」

「これか……ええ!?」


彼女が頼んだのはトーストとサラダとカレーが着いてくるセットだった。


「ほ、本当にコレでいいの?」

「ジョフはお腹いっぱい食べたいでち!」

「は、はーい」


1280円か…高いな…朝ご飯さっき食べといて良かった…


「すいませーんこれ下さい」

「かしこまりました」


絶対デートかと思われてるうううぅぅぅ!


「お前はいいでちか?」

「さっき食べたし」

「そうでちか」


よく見たら可愛いな、と思った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る