第27話復讐のカラオケ

歌い始めた曲は大空ドリーマー。とても素晴らしい曲だった。


「あー何回聞いてもいい曲ねー」

「本当ですねー」

「私PPPのCDは保存用と使用用とシェア用に分けてるの!」

「へー」


歌が終わるとスタッフ達が話し始めた。


「何かあったのかしら」

「タ〇リさんと何か話してますね」

「あっ!マーゲイマネージャーよ!」

「え?マーゲイマネージャーですか」

「そうよ!」


するとマーゲイがマイクを持ち、話し始めた。


「えーお知らせします。機械に不具合が起こりまして」

「あー!?ふざけんなー!」

「フルルはよ出せー!」

「イワビー出しなさいよー!」


なんとヲタ芸をしていた人やフレンズが騒ぎだした。


「あー!もう!今から歌が歌える人は前に来てください!」


ドシャ!


「これを使って高得点をとった方はPPPと握手や一緒に写真を取れるようにします!」

「よっしゃあああぁぁぁ!」

「ただし、くじで決めます!」

「あなた確かスイッチ入ると歌が上手くなるのよね」

「え、はい」

「行ってきなさい!」


バサッ


「うわ!」

「あ、あそこよ!」

「ちょっとやめてください!歌は特くないんです!」

「勝ったら私も入れてよね」

「えー」


暖かいなオオタカさん…と思った。


「はいっ!到着!」

「疲れた…」

「さっ引いて!」

「え?オオタカさんは」

「私はやらないわよ」

「え」


マジかよと思った。


「よ、よし」


ガサゴソ


「はっ!」

「おめでとうございます!貴方はエントリーナンバー3番です!」

「えええ!」

「良かったわね!」

「そうですね」


当たるとは思わなかった。しかしもう手遅れだった

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