第5話昼食

さて、僕はファミレスに行くことにした。


「んーどれもいい店でいいんだけど多いな…」


今いる市場でも5件ほどあり、とても多かった。


「軽食のとこがあるとしたら…お!ハンバーガー屋近いじゃん!」


この市場の中にあるらしいので行ってみることにした。


「あれー?野菜系のバーガーとかしないぞー?」

「あら、あなたもこのお店に行くの?」

「え?いや、まだ考えて…」

「私はアカギツネ。一緒に食べない?」

「え?え?」


混乱していた…こんな女の子と食べてしまったら…恥ずかしい。


「先に入ってるわよ」

「え?あっ!ま、まって!」

「いらっしゃいませー」

「カウンター席で2名」

「ちょ、ちょっと!」

「かしこまりましたー」


何とゆう事だ…自分としたことが…可愛い子と飯なんて…でもいい匂いがするな…さて、何を食べようか。


「ねぇ」

「は、はい!」

「そんなに緊張しなくてもいいのよ?貴方何処から来たの?」

「そ、それはちょっと…」

「まぁ個人情報だしね」

「はい…」


自分は何を照れているのだろう…せっかく2人で食べれるのに…


「あの…フレンズって何ですか?僕初めて来たんでよく分からないんです」

「うーん…そうだ、けもキャッスルに詳しく書いてあるからそこで調べて見ればいいわ」

「そうですか」

「何頼むの?」

「えっと…アボカドかぁ…母さんが好きだよなー…これにします」

「どれ?」

「海老が好きなんで、シーフードバーガーです」

「いい線いってるじゃない。私もこれ好きなの」

「え!そうなんですか?」

「まあ今日はアボカドバーガーにするけどね」

「はい」


なかなかいい場所だな…近所にあったファミレスを思い出すな…


「お待たせしました!」

「ありがとう」

「あ、ありがとうございます!」

「いただきます」

「いただきます!」


懐かしい味がした。それはまだ幼かったころ、おばあちゃんが…


「そういえばあなた、スマホ持ってる?」

「え?持ってますけど?」

「良かった…これ、私のメール番号」

「あ、ありがとうございます」

「電話してね」

「はい!」


〜15分後〜


「いやー食べた食べた!」

「ふー美味しかったわ」

「えっと、お金お金…」

「まって、私が奢るわ」

「待ってください!いくら何でもそれは…」

「良いのよ、久しぶりに食べに来たから…」

「は、はい」


少し申し訳ない気がしたけど美味しかった。


「それじゃあ私はこれで…そうだ、ゆきやまちほーで友達が働いてる温泉紹介しとくわね」

「わぁ、冬には鍋パーティーもやるんだ」

「良かったら行ってみてね」

「はい!」


昼食も終えたことだし、ジャパリバスに乗ってじゃんぐるちほーに行く事にしたのであった

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