第16話映画

さて、ゆきやまちほーからみずべちほーに来たけどほんとに映画館があった


「ジョフはこの映画が見たいでち!」

「え?この映画大人向けだよ?大丈夫」

「大丈夫でち!前にもジョフはホラー映画しか見ないって言ったでち!」


彼女が見たがっていのは1995年に公開された、悪役が主役の映画だ。


「これ、みたいでち!」

「この映画はフレンズにはオススメ出来ません!って書いてあるよ」

「グロい映画を見るのは大人にとって当たり前でち!」

「えー?見るよ」

「すいませんチケットくだ…」


フレンズ見たいな個性が強い人だー!


「チケットを買いなさい」

「あ、はい」

「今半額で買わなかったら目の前でイク〇サイズを踊りなさい!」

「何ですかイクサ〇イズって」

「踊りなさい」

「ジョフは踊りたくないでち!」

「その命、神に返しなさい」

「でちいいぃぃ!!」


火花が見える!見えるよ!


「じゃあ見に行こうか」

「そうでち」


〜映画上映開始〜


「ミ、ミ〇エル様…(映画)」

「何故死ななかった…戦って死んでこそ…私の部下の資格がある!」

「ぎゃああああああぁぁぁぁぁ!!」

「こ、怖いでち。血飛沫でち…可哀想でち…」

「だから言ったでしょ、フレンズ向けじゃないって」


映画は終盤に入った。


「貴様が正義なら…俺は悪だ!(映画)」

「主人公がこんなことゆうなんてかっこいいな」

「怖いでちー!出たいでちー!」

「でも映画は出たらダメだよ」

「もういいでちー!謝るから出して欲しいでちー!」

「ちょっと、上映中は静かにしないと」

「ゴメンでちー!謝るから映画を止めるでちー!」


〜上映終了後〜


「で…ち」

「あらら、伸びちゃってる」

「ごめんでち…謝るからジョフはもう怒らないでち…ガクッ」

「ジョフちゃーん!」

「全く、こんな映画見とったんやな」

「ヒョ、ヒョウさん!」

「迷惑かけたやろ、ごめんなー」

「あ、はい」


こうして映画は終わった。

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