第15話温泉

ジャパリバスに乗り、ゆきやまちほーに向かった。


「まだ服がベトベトするでち…」

「ごめんね…ゆきやまちほーに行ったらお風呂入ったといた方がいいよ」

「コインラドリーならさっきの市場あるでち」

「え…」

「まさかジョフの裸が見たいからわざわざ温泉に…」

「DA☆違う!」

「でち!?別に人のオーラが見えたでち!」

「え?そう?」

「バスはまもなくゆきやまちほーに参ります」


早く着いたな…さて、挨拶しに行くか


「あー落ち着く」

「あらいらっしゃい」

「あ…」

「あ、キタキツネちゃん」

「久しぶり…」

「久しぶりって昨日あったじゃん」

「貴方もしかして昨日ホテルに…」

「うん」

「貴方ねー!」

「怒らないでください、楽しかったですよ」

「ごめんなさいね」

「いやいや」

「早く入りたいでち」

「あのー洗濯機あります?」

「あるわよ」

「じゃあこの子の服を…」

「じゃあ浴衣だしとくわね」

「あ、そういえばアカギツネさんから貴方のこと聞きましたよ」

「あーこの前あの子ピーアールしてくるー!って言ってたけどそうゆう事ね」


そしてジョフは女湯に入っていった。どんな湯があるんだ?男湯女湯混浴…えええええええ!?


「もしかして混浴に驚いてるの?それはフレンズと…」

「良いです良いです!男湯に入ります!」


モタモタしながら男湯に入った。


「おっ貸切だ!」


そう思いながら温泉を楽しんでいた。


「あら、もう行くの?」

「はい、そろそろ行きます。お昼前ですし」

「え?まだ10時前だけど…」

「え?」

「飼育員が来るまでデートでち!」

「はい」

「そうだ、良かったらこれを」

「これは?」

「映画の半額チケットよ、好きな映画に使ってね」

「ありがとうございます!」

「ジョフも見るでち!」

「わー」


こうしてゆきやまちほーの旅が終わった。

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