第11話夜更かし

バイキングでたらふく食べて部屋に帰った。


「今日は楽しかったな…」

「さ、早く寝よ」

「あれ?母さんと父さんは?」

「言ってたよ、バーに行くって」

「ああ、なるほど」

「1階にゲーセンあるから行こうか」


〜1階ゲームセンター〜


「…人…全然いないね」

「うん…」

「最新のゲームばっかりなのに…」


しばらくすると、奥の方に1人のフレンズが居た。あ、フレンズが行けない場所は3階から8階で、1階から3階は夜の11時までは居て良いのだ。


「君、何やってるの?」

「げぇむだよ」

「うん、これは何のゲームかい?」

「うどんを作るげぇむ」


彼女がやっていたのはUDNだ。


「あー!あと少しだったのにー!」

「ごめん、話しかけてごめんね」

「いいよ気にしてないから」

「へ、へえ」

「兄さん!懐かしいゲームがあるよ!」

「お、行く行く!」

「待って、僕もやる」

「え?君も?」

「うん…」


弟が見つけたのは、リズムに合わせてボタン押すゲームだ。


「行くよ…」

「どんとこい!」


何故か弟と彼女が戦うことになっていた。


「そういえば君、名前は?」

「キタキツネ」

「へー」


キタキツネか…アカギツネさんが言ってたフレンズってこの子?


「レディースタート!」


〜5分後〜


2人は奇跡的に同点だった。


「楽しかったよ…」

「こっちも」

「仲良いじゃん二人とも」


こうして夜まで遊んで部屋に帰り寝た。

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