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唐朝の女性と社会への応援コメント
西洋では、気絶するほどに、締めつけるコルセットがありました。今でも、女性の割礼とかありますね。現代だと、足を痛めるハイヒールでしょうか。それぞれに女性の女としての価値を高めて、結婚の時に有利だそうです。それで、意外や意外、男が望んでいるというよりも、女(保護的立場)が女に強いる面もあるのだとか。本人も、自分の体を傷つけるほど大変なのだから、いい男が自分を選んで、そして大切にしてくれて当然と思えてくるらしい。
たぶん、足が小さいと可愛らしいからと、始まった纏足。たぶん、胸が大きいとセクシーから始まった、巨乳美容整形。とことんエスカレートしてしまう生物学的仕組みが、人間の脳には組み込まれているのではないかと思ったりします。
作者からの返信
明千香さん、ご高覧とコメントありがとうございます。
ハイヒールは現代の纏足とも言われていますよね。また、ハイヒールによって変形した足は実際に纏足された足と似たような形になるそうです。
定説によると纏足は五代十国時代の南唐の君主が足が細い女性を好んだことから始まり、北宋の時代から普及していったそうですが、当時の知識人が纏足にどういった論理付けをしていったのかが私は気になっています。
儒教的な価値観では親から貰った身体を傷つけるのは言語道断。もっとも、どんな状況でも駄目というものでもなく、親や君主のため、国のためといった名目があれば赦されていたし、称賛される場合もあったのですが(たとえば中国では人肉は薬になると信じられていたため、病気になった親のために自分の肉を切り取ってスープを作る子がいて、そういった行為は親孝行の極みとされて
いたのです)、纏足はどうあっても儒教的な価値観では赦されそうにない。纏足していない女性は結婚できない時代もあったのですが、儒教的な価値観ならば親に貰った身体を傷つけるぐらいならば一生独身を通せと説きそうなものなのに、実際は需要され、広まっていった。北宋を建てた趙氏は漢民族を自称していたものの実際はテュルク系だったそうですが、だったらなおさら漢民族の好感を得るべく儒教を押していきそうなのに。科挙が停止されたために儒学が停滞した元代はともかく、漢民族の王朝である明代をも越えてなされていた纏足。その裏に潜む思想の流れは、とても興味深いですよね!
椿、松とヒノキ、菖蒲への応援コメント
すごく前のエピソードですが、そういえば!!と思って読み返しました。色褪せない愛の象徴かあ……!
近所の民家の椿の花はとうとうシーズンの終わりを迎えてぼとぼと頭を落としています。今日は風が強いしもうだめかも。12月くらいから長く楽しませていただきました。いつかそちらにも椿を見に行きたいです……!
なんか自分語りみたいなことすみません、記念コメントです……。
作者からの返信
うふふふふ、こんな前の話にコメントしてくださってありがとうございます(*^▽^*)
私の所だと椿は丁度咲き始めたばかりで、例年四月ぐらいまでは花が見れます。だからほとんど毎年、桜と椿の開花時期が被るんです。これもまた気候の違いによるものでしょうね。
私の地元が誇る椿に、赤地に白覆輪のものがあります。ヤブツバキから突然変異で生まれた品種です。発見された年の世界椿学会(そんなものがあるそうです)の会報の表紙を飾ったぐらいの、とても綺麗な椿です。名前は――もろに地名を冠しているのでここでは書けないのですが、ずっとしゃしゃさんにこの椿の存在を知っていただきたかったので、ここに書いちゃいます❤
私の地元じゃなくてもこの椿は販売されているし育てられているのですが、いつかしゃしゃさんに私の地元でこの椿の美さに直接触れていただけたら嬉しいなあ、なんて❤
周辺諸国の料理 その①への応援コメント
ウォッカといいボルシチといい、ロシア料理はいろんなところの料理を奪っ――影響を受けて成立したんですね……
作者からの返信
料理って、調べてみると意外と「わたしは純〇〇生まれ!」という感じのものが他国に起源があったりしますよね~。天ぷらもポルトガルから入ってきたものだそうですし。寿司の起源も東南アジアにあるそうですし。こういう身近な食べ物の歴史をさかのぼって行ったら、一体どこに行き着くんでしょう。もしかしたら古代エジプトに起源あるものとかもあるかもしれませんね(笑)
スイーツ その①への応援コメント
砂糖でできた鳥やクレムリンを作るロシア貴族、そりゃ共産革命も起こるわな、と思って今いました(笑)(笑い事ではない)
作者からの返信
ねー!!! そうですよねー!!! 平民はベリーを薬にしていたというのに、お貴族様ときたら……。しかも農奴制って、時代を経るごとに厳しくなってたんですよ。しかも農奴解放された後も、農民の暮らしは変わらない。それどころか以前より貧しくなったそうなので。そりゃあ、階級も宗教も否定してみたくなるよなあ、という感じですよね。
今回の二十世紀初頭のモスクワでさえ、農民はキリスト教以前からの古いおまじないに頼っていたというところから、革命前のロシアの貴族と農民の断絶の深さが窺えますよね。二十世紀初頭って、日露戦争とか第一次世界大戦の頃なんですぜ……。
飲み物 その②への応援コメント
ロシアンティーにジャムが入らないとは! 知りませんでした。
ミラノ風ドリアやナポリタンみたいに日本人の創作なのですね。
作者からの返信
本では、たまたまジャムを紅茶に入れて飲むもの好きなロシア人がいて、そういう人が紅茶を飲むところを見た日本人が勘違いして広めたのでは、とも述べられていました。
確かにロシアのヴァレーニエって、ほとんどの場合ペースト状ではなくて果実の形が丸ごと残っているから、紅茶に入れるのには適さないんですよ。本文で述べたように、お茶請けとして食べた方がはるかに楽しめそうなのです。だから明弓さんも、ロシア人をもてなす時がきたら、紅茶にジャムを入れないようにしてくださいね(*´▽`*)
酒 その②への応援コメント
国際仲裁裁判で……しかも1982年って結構最近では……と思って笑いましたとも……
作者からの返信
ですよねー(*´꒳`*) 私もここの件を読んだ時は内心大爆笑しました!!! でも、裏には結構シビアな問題があったみたいなんですよ~。
実は、ウォッカの本場争いはvsポーランド戦の前にもvs西側に亡命した亡命ロシア人戦があって、一回戦はさっさとケリがついたけれど、ソ連(このころはまだソ連でした)はウォッカ市場から締め出されていたのかもしれないそうなのです。だからこそ、二回戦たるvsポーランド戦は国際仲裁裁判にまで持ち込まれたのかもしれません。もしも、ポーランドこそウォッカの本場だとして、ウォッカ市場がポーランドに独占されてしまったら。ロシアにとっては間違いなく悪夢の始まりですからね。それでも国際仲裁裁判にまでもっていかなければいけなかったのか? とは思っちゃったんですが(笑)
酒 その①への応援コメント
ムスリムわりと平気でアミールとかシャーがお酒飲んでますけどね……(笑) 厳格なアラビア半島の人しか守っていない印象……
しかし八百人も妾がいたら全員回るのに何年かかるんだ!?と思ってしまいました、どんな絶倫!?!?
作者からの返信
万が一ウラジーミル聖公が「イスラームは酒禁止って言ってるけど、破ってるやつ普通にいるじゃん」でムスリムになってたら、世界の歴史は大幅に変わっていたでしょうね(笑) ロシア・ウクライナ・ベラルーシがイスラーム圏に……なんだかその世界線もおもしろそうですよね! このIFの歴史を描いた小説とかあったら読んでみたいかも……。
ウラジーミル聖公の妾の数については、どっかのサイトで「改宗の効果を強調するため、誇張されてるんじゃね?」と言われてもいました。私も、当時のキエフ・ルーシに八百人もの大公の妾を養いきれるほどの力があったのか?(←ロシア・ウクライナ・ベラルーシの皆さんごめんなさい)と、疑っていたりします。妾じゃなくて、改宗するまでに関係を持った、一夜限りも含めた女の総数が八百人なら(それでも凄すぎるけれど)納得できるのですが。
でも聖公は分かってるだけで計二十一人の子供がいて、その大半が即位から改宗するまでの十年間に儲けた子なので、絶倫ではあるのは間違いないです( ー`дー´)キリッ だからほんとに妾八百人でも全然大丈夫な、超人だったかもしれません。英雄色を好むとはまさにこのこと!!!
第二の料理への応援コメント
あけましておめでとうございます。
新年早々、楽しいエッセイをありがとうございました!
偽物が三世まで続くとは頑張りましたね。
作者からの返信
あけましておめでとうございます🌄 こちらこそ、新年早々本当のところは創作に役立つか分からないエッセイをご高覧してくださって、ほんとうにありがとうございます<(_ _)>
ロシアの動乱時代はほんとにしっちゃかめっちゃかの時代で、死んだはずのドミトリー皇子の偽物三人のうち二人(一世と二世)は、「本物」の母に皇子と認められ、二世は一世(最初の偽物)の妻と結婚して子供を作った……など、本当にぐちゃぐちゃしています。でも、だからこそ面白いのです!!! 明弓さんも、もし興味を持たれたら、ぜひロシア史を調べてみてください(*´ω`)
第二の料理への応援コメント
こちらのエッセイを拝読していると、ロシア史にも興味が湧いてきちゃいます~!(≧▽≦)
あけましておめでとうございます(*´▽`*)
本年も楽しみにしております~!(≧▽≦)
作者からの返信
あけましておめでとうございます🎍 今年もよろしくお願いいたしますヽ(^o^)丿
綾束さんがロシア史に興味を持ってくださって、とてもとても嬉しいです!!! フランスとかドイツの歴史に比べたらマイナーなロシア史。でも、こんなに波乱万丈で、ドラマに満ち溢れてるんですよ。だって、まだロシア史では有名な方のロマノフ朝の時代に入ってもいないのに、こんなにしっちゃかめっちゃかなんですから(笑) ロマノフ朝に入っても、ピョートル大帝とかエカチェリーナ二世とか、大物が待っていますし。ですからぜひ、綾束さんもロシア史の本を一冊手元に……。
十八世紀までの鑑定の手順 ②その段取りへの応援コメント
少し前に書かれていた、理容師が外科手術をしていたというのが、そもそも外科が低く見られていたことの表れなんですよね……。
そうかと思えば、現代日本の医療物では逆に外科が威張っていたりして、頭の良い人達というのはいつの時代もマウンティングに明け暮れるものなのだなと……。
作者からの返信
歴史上の頭が良い人たちがマウンティングに費やしていた時間を、研究に充てていたら。そしたら、もしかしたら人類は十九世紀に月に着陸していたのかもしれないのに、ほんと勿体ない話ですよね(笑) そんなことでメンタルと才能を消費しなくてもよかったのに。
サンソン家は処刑や拷問を行うために得た知識を利用し、外科医としても収入を得ていましたが、内科的な事柄で副収入を得ていたら誹謗中傷が余計に酷くなったんでしょうね。「死刑執行人の分際で!」とか。
十八世紀までの鑑定の手順 ①その根拠への応援コメント
昔ネットで出回っていた画像に、かたやナヨナヨした男がオタサーの姫風の女子に向かって「なんで処女じゃなかったんですか!?」と喚き散らす漫画のワンシーン、かたや『北斗の拳』の「誰を愛そうがどんなに汚れようがかまわぬ、最後にこのラオウの横におればよい!」のシーンが並べられているというものがあり、取り合わせに感心したものでした。
どちらが魅力的な男であるかは一目瞭然。
作者からの返信
処女厨滅ぶべしですよね!!! 私は同じ理由でユニコーンなる見た目だけは清らかな幻獣も嫌いなのですが、ネットで「ユニコーンを捕まえる時エサにするのは女装した男でも可」という情報を見かけて、ほんの少しだけユニコーンを許せるようになりました。でも、人間の処女厨は撲滅すべしと本気で思っています。人間の処女厨は全員ラオウに秘孔を突かれて、「ワカメ~~~!!!」とか叫びながら血反吐を吐けばよいのです。
予備的手続きと尋問 ②尋問に至るまでと至ってからへの応援コメント
いや本当、コメント欄で言われているように、魔女狩りの嗜虐性と同じですねこれは……。
妻が若く綺麗な人だったりしたら、それこそ裁判官や傍聴人こそがエレクチオンしていたんでしょうな……。
作者からの返信
いやほんと、裁判官や傍聴人にはエレクチオンしてた輩が絶対いたと思うんですよ。そういうやつは、いっそのこと噴火して、周囲から白い目で見られれば良かったのに……。
中世西洋の庶民のガス抜きになることなんてほとんどなくて、その数少ないものが魔女狩りであり不能裁判だったのでしょう。でもそれにしたって、人間の醜悪な側面が表に出過ぎですよね。こんな醜い制度は廃止したほうがいいと考える人がもっと沢山いたら、この地獄の裁判ももっと早く無くなったでしょうに。
予備的手続きと尋問 ①どんな人々が訴えを起こすのかへの応援コメント
現代だって「こんなことで弁護士を連れてくるなんて!」みたいな考えの人が沢山いるくらいですから、昔の農村ともなるとそれはそれは白い目で見られたことでしょうね……。
作者からの返信
ネットでの誹謗中傷とか、どうせ大事にならないだろうと高を括ってやる人間が多いみたいですものね。やる方は壁に向かって悪口言ってるのと大差ない感覚なのかもしれませんが、相手は生身の人間なのに。訴えを起こした農村の女性を誹謗中傷した輩も、相手を同じ人間だと思ってなかったから酷いことを言ったのでしょうが、ほんと溜息が出てきますよね……。
結婚生活の間に生まれた子供の父親は夫なりへの応援コメント
リランクール公爵もその娘も可哀想すぎますね……
嫡出推定に関する規定は現代日本でも見直しが進められようとしていますね。21世紀になってもまだ扱いが定まりきらないのが、それだけ難しい問題ということなんでしょうね。
作者からの返信
特にリランクール公爵が不憫ですよねえ。妻を寝取られた上に不能の烙印を押されてしまって。
これが王様が権力でごり押しして、ガブリエル・デストレを手に入れた……とかだったら別の悲惨さはありはすれど、リランクール公爵や娘にはガブリエル・デストレに愛されていたという希望が残るじゃないですか。でも、ガブリエル・デストレ自身も王様との結婚を望んでいたそうなんですよ。つまりリランクール公爵(とその娘)はガブリエル・デストレに捨てられていたのです。ますます可哀そうですよね……。
生まれた子供の父親が誰なのかという事件は、今でも2ちゃんで大人気ですよね~。もういっそ、子供が生まれたら絶対にDNA鑑定をすると法律で決めれば、醜い争いも起らなくなるかも(笑)
前菜 ②ザクースカ色々 上への応援コメント
すごい! 自分で作られるなんて素敵です~!ヾ(*´∀`*)ノ
読んでいるだけでもとってもおいしそうでした!( *´艸`)
作者からの返信
そんな~、お褒めの言葉をいただけても、何も出せませんよ(n*´ω`*n)
トヴォロークは牛乳とヨーグルトを混ぜて沸騰させて濾すだけなので、火の扱いに気を付ければ小さい子でもできると思います! スィルニキも、卵をツノが立つまで泡立てて~といった難しい工程は一切なく、クッキーと同じくらいの手軽さでできました。カロリーも(多分)比較的低いでしょうし、カルシウムもとれますし、お子さんがいる家庭ではおやつのメニューに取り入れてみてもいいかもしれません。まあ、私独身ですけれどね!!
性交実証《コングレ》はお祭り騒ぎ、なんだけど……への応援コメント
性交実証に群がる野次馬の中には、当然、女性の痴態を見たくて集まるスケベオヤジどもも多かったのでしょうね。むしろその方がメインだった可能性すら……?
なんならこの制度を作った連中こそがスケベオヤジの集まりにしか思えなかったりするのですが……。
作者からの返信
私も同意見です!!! 性交実証に群がる野次馬はスケベオヤジか他人の不幸は蜜の味の性根が腐った輩だけだったろうと、何の根拠もないながら確信しております!!! 性が絡む物事はどんな時代も、最高の娯楽ですからねえ……。性交実証の制度を作った連中だって、この最高の愉悦をより愉しみたくてこんな手間暇をかけたのでしょう。
こんな場合ってそもそも結婚していいの? ②年齢の問題への応援コメント
女性の人権なんて意識がまだない時代、娘の結婚は本人ではなく家の問題だったんですよねえ。これは日本でも同じですね。
作者からの返信
私が知っている限りだと、キエフ・ルーシ(ロシア・ウクライナ・ベラルーシの源流の国)の法典には、「嫌がる女の子を無理やり結婚させちゃいけないよ☆」みたいな項目があったそうなんですけれどねえ……。でも、それだってどれだけ守られていたのやら。なんならこの法典を制定した人物は娘をめちゃくちゃ遠方に嫁がせて、娘は「すっごい田舎の野蛮人に嫁がされた」と嘆く羽目になったそうです。
現代でも女性の人権が蔑ろにされているなと感じる事件は多々ありますが、昔に比べれば進歩してきていますよね(*´ω`)
不能の種類と原因 ③不能のまじないの対処法への応援コメント
最後の鞭のくだり、現代で言うところの「セックスしないと出られない部屋」じゃないですか。(笑)
作者からの返信
全然気づかなかったけれど、言われてみれば確かに!!! あの部屋がネットに登場した時は随分ざわついたものですが、こんな形で既に歴史に登場していたのですね~。やっぱり人間って、古今東西同じことしか考えていないんでしょうね(笑)
不能の種類と原因 ①主に男性に原因がある場合への応援コメント
オナニーの語源のオナンがしたのはオナニーではない、なんてのはもう有名なトリビアになってますね。
それにしても、男性側の問題ばかりが取り沙汰されていますが、この時代、逆に妻のほうが夫との性生活を拒むなんてケースは、やはり問題にならないほど少なかったのでしょうか。女性にそんな自由はない時代だったということですかね……。
作者からの返信
旧約聖書の兄が子を生さないまま死亡→兄嫁とおセッセして子ができても、自分の子という扱いにはならないというのも性的不能者裁判と同じぐらい無情な決まりですよね。そりゃ中に出さないわ……。
男性側の問題ばかりが取り沙汰されたのはやっぱり「分かりやすくて」「面白い」(←性格がねじ曲がった人間の意見です)からかもしれませんね。あと、現代社会では大問題ですが、性的不能者裁判があった時代のヨーロッパなら、キリスト教の性行為が禁止されていた日でなければ、妻に拒否されても力ずくでどうにかできたでしょうし。
男は達しなければ子供を作れないが女は感じなくとも子供を作れる。だから大多数の社会では子孫繁栄のため、男尊女卑の社会が形成されたのだ。というような理論がある本で述べられておりました。ただ、ハンガリーだかポーランドだかの王女もしくは王妃(うろ覚えですみません)が、結婚したけれど夫とともに純潔を守ろうと誓って、その誓いを見事守り通し後に列聖された、というような逸話をどこかで見たような覚えがあります。だから時と場合によっては、性行為を拒む女性は気高くて清らかな存在として尊敬されていたかもしれません。
はじめに 性的不能者裁判ってなんだろう☆への応援コメント
凄い制度ですよね……。人前では立つものも立たない、ということも多いでしょうに……。
聞きかじりですが、日ごろ精力絶倫で通っている人でも、いざアダルトなビデオの仕事になど関わろうとしてみると、カメラや衆人監視の前ではまるで役に立たなかった、なんて話もあるようですし。
「普段はできてるんだよ普段は!」って地団駄を踏むことになった可哀想な男性がさぞ多くいたのでしょうね……。
作者からの返信
なんなら、普段はできないのに公開の場では出来た方が性癖を疑った方がいい案件ですよね(笑) この制度によって、何人の男性が血涙を流したのか……。私は女だから面白いの一言で済ませられるけれど、世の殿方にとっては貞子よりも恐ろしい話なのでしょうね。人に囲まれているし映像に残されるし、金も絡んでいるという凄まじいプレッシャーがかかっていてもばっちりできるAV男優さんは、ある意味男の中の男なのかも……。
前菜 ①ロシアの前菜とはへの応援コメント
温かいザクースカ、おいしそう!
チョウザメの身はイランでは精力剤の効果がある食べ物として知られているそうです。日本で言うところのすっぽんみたいな……
作者からの返信
ですよねー!!! 私はぶっちゃけ、冷たいザクースカとして紹介された品々よりも、温かいザクースカの方が気になりました。絶対に美味しいやつ(^p^)
チョウザメの身は、昔世界ふしぎ発見でおいしいと紹介されていた覚えがうっすらあります。その上、精力剤としても使えるなんて! これはぜひとも創作に取り入れてみたいですよね。主人公とヒロインにチョウザメを食べさせて、密室に閉じ込めて、ぐへへへへへ……。
串刺しへの応援コメント
先の車輪刑しかり、こんな刑罰が何百年もまかり通っていたことを思うと、いかにギロチンが人道的で斬新な処刑法だったか実感できますね……。
作者からの返信
ほんとうにそうなんですよ!! ギロチンは処刑される側の苦痛をできる限り減らすために開発された処刑法だったのです。ですが、フランス革命が起きたことによって……。裏を返せば、ギロチンが既に誕生していたからこそ、フランス革命の犠牲者はあれほどまでに多くなったのかもしれませんが。いやでも、フランス革命も末期になると処刑する人間を全員河で溺れさせて、ということもあったそうなので、結局のところ人間の悪意こそが最も恐ろしい器具なのかもしれません。
車輪刑 ①その起源への応援コメント
漫画『イノサン』でも、処刑人の主人公が車裂きは殊更うんざりしているような描写があったような気がしますが、こうした残虐な刑罰はやる方としてもたまったものじゃなかったでしょうね。
車輪の車輪たる特性を活かさない(回転させない)なら車輪である意味は?なんて思ってましたが、やはり信仰的な意味合いが強いのですね。
作者からの返信
板野さんも「イノサン」をご存じなのですね! 私は「イノサン」のインスピレーションの元になったという新書を持っていて、その本も凄い名著なのですがそれが漫画化されたと知ったので読み始めたのです。そしたら、あらゆる意味で想像を絶する世界が広がっていて、魅了されてしまいました。元になった新書には一度も登場していない人物をあそこまで活躍させられるのはすごい。あと私は、あの突然始まるミュージカルが好きでした。
現代の我々は失ってしまった信仰の残滓たる車輪刑は、「イノサン」でシャルルがうんざりしていた通り、やる側にとってもまた酷いものだったのです。そもそも。どんな悪人であれ自分は恨みを抱いていない人間を自分の手で殺すって、心情的に物凄くキツイでしょうからね……。
乳製品への応援コメント
オアーッ!! ウズベキスタンに行った時にボルシチを食べたんですが(さすが旧ソ連!)、あのボルシチに入ってるヨーグルト的な何かってスメタナっていう名前だったんですね! クリーミーでしたよ! 赤いボルシチがピンクになるんですよ!!
作者からの返信
時を経てしゃしゃさんの疑問を解き明かすお手伝いができてうれしいです💕 そう!(おそらく)そのヨーグルト的な何かはスメタナだったんです!! ちなみに「家庭で作れるロシア料理」には「冷たいボルシチ」なるレシピも載っていて、その完成品の写真は途中でスメタナを混ぜられているためか真っピンクでした。
スメタナはその他、焼いた豚肉にかけるきのこソースの材料になったり、ビーフストロガノフの材料として大量にインされたりと、ロシア料理のあちこちで大活躍しているようです。もしかしたらしゃしゃさん、ウズベキスタン旅行中にボルシチ以外にもスメタナを使った料理に出会っていたかもですね !!
カーシャ その②への応援コメント
ロシアの歴史も面白そう!(≧▽≦)
と、こちらを読んでいるうちに、どんどん魅せられてしまっております……( *´艸`)
よろしければ、入門者に適した本がありましたら教えていただきたいです~(*´▽`*)
作者からの返信
えっへー(^O^)/ 綾束さんがロシア史に興味を持ってくださってとっても嬉しいです!!! ロシア史ほんと面白いんですよ。タタールのくびきの時代だって、いかにモンゴル側に取り入って甘い汁を啜るかという諸公(※皆親戚)の泥沼の争いがあってですね……。
私はロシアには習俗とかから入った人間で、実はロシア史の本はこの章で度々触れた本(ちょっとした辞書ぐらいの大きさがある)しか持っていないのですが、気になっているロシア史の本では、ふくろうの本の「図説 ロシアの歴史」という一冊が世間からの評価が高いですね。私もそのうち、おさらいがてら買って読んでみようかな~。
ロシアのパン その②への応援コメント
渾身のパン回ですが、魔界探偵ゴーゴリに持ってかれた感があります。
作者からの返信
いやぁ~、明弓さんもそう思われます? 今回は何気に今までで一番参考文献が多い回だったのですが、それでも魔界探偵ゴーゴリのインパクトには勝てないだろうなあと思ってたんですよ'`,、('∀`) '`,、 まあ、相手はあのゴーゴリなんだから、仕方がないですね!
ロシアのパン その②への応援コメント
『魔界探偵ゴーゴリ』のインパクト……っ!Σ( ゚Д゚)
思わずググってしまいました(≧▽≦)
ゴーゴリは読んだことがないのですが、『魔界探偵ゴーゴリ』は見てみたいです( *´艸`)
作者からの返信
綾束さんの中の中学二年生も目覚めたようですね(。-∀-)⭐
ゴーゴリはロシアの国民的な作家の一人で、だからこそこんな映画が作られたのでしょうが(ちなみに、ロシアとゴーゴリの故郷ウクライナは、ゴーゴリの「取り合い」をしているそうです)、ハートのど真ん中を撃ち抜くタイトルを生み出した功績に座布団百枚贈りたくなってきますよね!!!
ロシアのパン その①への応援コメント
求婚を断られたら親兄弟を殺し尽くす伝統、いいですね~! まず女性の結婚が親兄弟が決めるものというのが見えるし、それでも欲しかったら殺人を厭わないというのが最高に蛮ぞk 前時代的で興味深いですね!
作者からの返信
えっへ~!!! しゃしゃさんならここの件に喰いついてくれると思ってました~!!!
実はウラジーミル聖公のこの行動は、結構政治的な背景もあったりするのです。まず、スヴャトスラフ一世には聖公(三男で女奴隷が産んだ庶子)とすでに触れたヤロポルク一世(長男)の間に次男がいたのです。が、スヴャトスラフ一世亡き後、長男の家臣と次男の間にいざこざが起ってしまい、長男はそのつもりはなかったのですが次男を戦死させてしまいました。それを聞いた、当時北のノヴゴロドの公だったウラジーミル聖公は一時スカンジナビアへ逃亡。そして父の次のキエフ大公である長兄に挑むために舞い戻って来た、というところだったのです。
こういう状況下でなされたポロツクのお姫様への求婚とは=ポロツクはヤロポルク一世とウラジーミル聖公のどちらにつくか選べ、ということですよね? で、ポロツクの姫は「女奴隷の息子と結婚するのは嫌です」と侮辱的な返事をしたそうなのです。つまり、ポロツクはウラジーミル聖公とは組まないということ。加えて生まれを謗られたウラジーミル聖公は、今回述べたような野ば……某神拳の継承者が活躍する世界を連想させる行動をしたそうな。
あ、でも本文では省いたけれど、聖公は自分の求婚を断った姫の親兄弟を殺す前に、姫を両親の前で(ご想像にお任せしますがそういうことです)してたんですよ。ますます世紀末ですね!!! なおこの不幸すぎる結婚でできた娘の一人はヤロスラフ賢公とスヴャトポルク一世の争いの最中、かつて求婚を断っていたポーランド国王(スヴャトポルク一世の妻の父でもある)に妾として連れていかれてしまいました。だから、十世紀ぐらいの東欧は修羅の世界だったのかもしれません。
ロシアのパン その①への応援コメント
ロシアの食文化は、モスクワなどのヨーロッパ側と、ウラジオストクなどの極東側でも、あまり違いはないのでしょうか?
作者からの返信
本にはウラジオストクなど極東側の食事情についてあまり触れられていなかったのですが、ウィキ大先生によるとウラジオストクの住民構成はロシア系とウクライナ系が大多数が占めるそうなので、ヨーロッパ・ロシアとあまり変わらないかもしれません。極寒のシベリアには、生の魚を凍らせて紙より薄く削ぎ、好みの味付けをして食べる「ストロガニーナ」という料理があるそうなのですが。
ただ、ヨーロッパ・ロシアに住む東スラヴ系の人も、他の民族の料理を出すレストランに行っていますし(コロナ禍の現在はどうか分かりませんが……)、他の民族の人に恋をすれば意中の相手の民族の料理を習ったりします。そういう意味で、地域に限らずロシアの食は国際化が進んでいると思います。でもそれは日本だって同じ――というか、こういうことに関して一番節操がない国民って、多分日本人ですしね(笑)
ロシアの野菜への応援コメント
リトアニアとキエフよりも、将来、田舎のモスクワの方が大きくなるとは、当時の人は思っても見なかったでしょうね。栄枯盛衰を感じます。
そして、支配者が変わっても人々が食べるものは変わらない。胃袋を支配したビーツが最強でした。
作者からの返信
ウクライナとロシアは今回名を挙げたウラジーミル一世とかがどちらの国の人間か、で争い合ったりしているのですが、彼らからしたら「は?」という感じでしょうね(笑) でも、どちらの言い分にもそれなりの論拠があって、そしてそれがこの争いが今もって決着がつかない理由なのでしょう。
明弓さんがおっしゃるように、支配者が変わっても食生活は変わらない。男を落とすなら胃袋からといいますが、やはり人々の胃袋を統べるものが最も強いんでしょうね(^O^)/
ロシアの野菜への応援コメント
ロシアの野菜というと、ビーツと後は、「おおきなかぶ」の影響で蕪のイメージでした~(*´▽`*)
ボルシチ、食べてみたいんですけれど、まだ食べたことがないです……(><)
作者からの返信
そう! ロシアと言えばやっぱり「おおきなかぶ」ですよね~。この歌は、ジャガイモに蕪が取って代わられる前。蕪が主要な作物だった頃の事情を反映した歌なのかな、と何の根拠もないながら推測してしまいました。歌の題材にするぐらいだから、蕪は大切な野菜だったのだろうと。
ボルシチは、ビーツさえあれば結構簡単に作れるんですよ! 他の具材はじゃがいも、玉葱、ニンジン、キャベツに牛切り落とし肉、とどこのスーパーでも売っているものですし。味付けもコンソメでできちゃうので、もしもビーツをどこかで見かけたらぜにお試しください(*^^*)
廃娼運動と法律 その⑤への応援コメント
この章、一年も連載されていたのですか!?Σ( ゚Д゚)
本当にお疲れ様でした~(*´▽`*)
次回からはロシア料理とのこと。食いしん坊なので、次回の本も楽しみにしております!(*´▽`*)
作者からの返信
そうなんですよ~、気付けば一年以上も(笑) それまで知らないことが非常にたくさん載っていたので、備忘録がてら細かく書いていましたから。まあ、この章の内容のうち、私がいつか書きたいと思っている物語に生かせるのはほんの一部なのですが……。
次回からは美味しいロシア料理についてです♡ 飯テロを目指して頑張ります(*´▽`*)
廃娼運動と法律 その⑤への応援コメント
おつかれさまでしたー
いやー知らないことばかりで、大変おもしろかったです。自作に取り入れたい……けど、むずかしいですね!
日本の青少年保護育成条例でも、18歳未満は結婚してないと、どんなに同意があっても、おせっせ禁止……
いや、誰も守ってねーよ。
創作物の中でバンバンいたしているのも、取締対象なのでしょうか(笑)
法律って、わけわかりません。
作者からの返信
ありがとうございます!!! いやあ、私も時に(主にブリカスに)怒りと嫌悪感を覚えながらも知らないことを楽しくまとめていたので、気付けばあっという間に一年以上経っていました(笑)
法律って、ほんとわけわかんないですよね。そもそも現行法にも、施行された年代の価値観を引きずっていたり、技術が発展した現代では不要なものとかありますし。女性の再婚禁止期間とかまさしくそうじゃないですか? 現代では生まれた子供の父親なんてDNA鑑定すれば一発で分かるのに、女だけは三ヶ月以上も再婚できない期間があるとか理不尽極まりないですよね~。
青少年保護育成条例も(そんなことは未来永劫ないでしょうが)真面目に徹底しようすれば一体どれほどの違反者がでるのやら(笑) 法律ではありませんが世の校則には「ふんどしでプールに入ってはいけない」なんてものもあるそうです。摩訶不思議也。でも、いつか世界のトンデモ法律とその法律ができた背景について纏めてみたら面白そうですよね(*^-^*)
廃娼運動と法律 その⑤への応援コメント
一年間もこの話だったんですか!?
ロシアの詩の話をしていた日々は遠い昔だったんですね……お疲れ様でした……いやーあっと言う間でした。
私は心の清らかな創作者なのでこの章を参考に話を書くことはできない気がしますね(民族浄化をテーマに戦場でレイプされて妊娠する少女の話のプロットを書きつつ)
とっても面白かったです、ありがとうございました😊
作者からの返信
いやあ、ふと気づけば一年以上もこんな話をしていましたよ、しゃしゃさん!!! 最後に私が無洗米(=クリーン)になったのって、一体いつでしたっけ……? とかなんとかいいつつ、次はロシア(やその周辺国の)料理についてまとめていく予定なので、しゃしゃさんの創作に役立てるといいなあ……。
私も心の清らかな創作者なのですが(←ん?)、気が付けば娼婦がヒロインの、政府に逆らった人間はバンバン消されていく国が舞台の長編百合のプロットを完成させていたんですよ!! 不思議ですよね~。まあでも、蓮は泥中に咲くけれど清らかだから、私が清らかを自称してもきっと赦され――ませんよね、すみません(笑)
しゃしゃさんが今構想されているお話、私の好みにドンピシャな予感がするので、楽しみに待っています(*^▽^*)
廃娼運動と法律 その⑤への応援コメント
小説は作者の価値観が反映されますが、歴史は、人間の本性を隠したり脚色したりすることなく、そのまま提示されるので、人間の愚かさや崇高さがより深く伝わってきます。
本作で述べられたことが直接誰かの作品のエピソードには反映されるかはわかりませんが、間接的に複雑な人間像を描くことには確実に影響すると思います。
一年間、興味深いお話を読ませて頂き、とても勉強になりました。と同時に繰り返しになりますが、人間がいかに面白い生き物であるかに、改めて驚きつつも感銘しました。
お疲れさまでした&どうもありがとうございました!
作者からの返信
うふふ、こちらこそ一年間もお付き合いくださりありがとうございます(*^▽^*)
小説は作者の価値観が反映されるというお言葉に一瞬胸が痛んだ&遠い目になってしまったのですが、人間の愚かしさと崇高さという私がこの章で最も伝えたかったことが明弓さんに伝わっていたようなので、嬉しくなりました! たとえこの章の情報が生かされなくても、間接的に私好みのドン暗い話が増え……ますかね? でもまあ、萌えというのは巡り巡るものですから、きっと、いつか……。種は蒔けばいつか出るものと信じて、これからも頑張っていきます! 次からはロシア料理の話を始める予定なので、もしそちらの方面にご興味がおありでしたら、よろしくお願いいたします<(_ _)>
廃娼運動と法律 その④への応援コメント
昨日新聞で、障害児にわいせつ行為をくりかえす放課後デイサービスの職員の記事を読んで、胸くそ悪くなったところです。
障害児だったら、証言できないからねらった……だって。死ね!!
このわいせつヤローと大英帝国のクソヤローども(娘に聞いたら、ネット用語でブリカスっていうそうです。ブリティッシュカス)は同じ人間を人間として見れない、人間のクズです!!
作者からの返信
そういう事件、私も「何年か前に」ニュースで見かけて心底胸くそ悪くなったことがあります。こういうことする奴は、死刑に処してもいいと私は思っているんですけれどね! だって、こういうクズの99.9%しないだろう更生のために税金が使われるって、無駄でしかないじゃないですか。
大英帝国の上層部に巣食っていた蛆虫どもの所業は、彼らと同じ人間という種に属していることを考えると恥ずかしくなってくるレベルですよね……。しかもこういうゴミクズが、自分たちこそ最も素晴らしい人間ですって顔して、のさばってたんですよ? ほんと、腹立たしいったらありゃしない。大英帝国は人類の黒歴史と呼んでも過言じゃないですよね!!!
廃娼運動と法律 その④への応援コメント
一気に社会が動きましたね。
腐り方も凄いですが、それに対するヒューマニズムも凄いですね。この両極端が人間の人間たる所以かと思うと何とも言えないです。
作者からの返信
これぞまさしく、ペンは剣よりも強し、ですね!!! なんだろう、バトラー夫人やダイヤ―さん、今回登場したウォーさんやステッドさんは、腐り切った大英帝国の自浄作用的に生じた善人なのかもしれないと、ぼんやりと考えてしまいました。三歳から五歳ぐらいの子に薬を嗅がせて暴行するゴミも、虐げられる子供たちを救おうとした者たちも、同じ時代を生きた同じ国の人間ということが、明弓さんがおっしゃるように人間の人間たる所以ですよね。信じがたいことだけれど、前者と後者は同じ種に属する生物なんですから。
廃娼運動と法律 その④への応援コメント
じゃ、ジャーナリズムがちゃんと活動し機能している~~~~!!!!!
作者からの返信
ジャーナリズムと、識字率を向上させる――ひいては教育の大切さが身に染みて良く分かった回でもありましたね……。ということを踏まえて、ニュースで報道されているジャーナリストが殺されていっているアフガニスタンの現状を考えると、とてもとても不安になってきました。「真実」を伝える者がいなくなってしまったら、タリバンに支配されたアフガニスタンはそれからどこに向かって行くんでしょう?
廃娼運動と法律 その④への応援コメント
こんにちは。
クロロホルム…を使っている時点で、「子どもが死んでも構わない」と考えていたのは確かですね(ーー;) きっと亡くなった子も多いことでしょう(合掌)。
作者からの返信
きっとゴミクズ男共は、そう考えていたでしょうね……。こういう蛆虫よりも汚らしい、生きる価値が1mmもない輩が紳士を気取ってたとか、腹が立って仕方がないです。それに、クロロフォルムで死ななかったとしても、圧し掛かられた時に内臓を損傷して、それが原因で亡くなってしまった子とかもいるでしょうし。本当に、もしもタイムマシーンがあったら大英帝国に巣食っていたゴミ共を、全員抹殺しに行くんですけれどね……。
廃娼運動と法律 その④への応援コメント
正義は勝つ!
…と、まだ言い切れないんですよねぇ…
作者からの返信
そうなんですよね~。それに次回で述べる予定ですが、この正義は時代背景を考えれば仕方がないけれど、現代的な目線で見ると大分行き過ぎたことをしちゃうんですよ……。困ったものだ(´`)=3
宗教改革への応援コメント
カルヴァンくらいまで徹底するともう頷くしか無い感
ドイツを煮詰めたスイス?
協力者もまあ自立せんかみたいな感じはしますが道具よりはずっといいですね
作者からの返信
カルヴァンってなんだろう……女性を協力者として認識してくれていたのは、今までの流れからしたら奇跡のように(現代日本に生きる女の私としては)いい考えなのですが、でもカルヴァンの思想を体現した街で生活したいのかと言われると、断固拒否します。娯楽って民衆のガス抜きの役割も果たしますから、むしろピリピリとして殺伐とした感じになっていきそうですし。というかカルヴァンの理想都市では、おセッセぐらいしか楽しみがないような気がしませんか? でもそれすら節度を守らないといけないし。……カルヴァン期のジュネーブの人々って、一体どういう風にストレス発散とかしてたんでしょうね~。
アメリカ その②への応援コメント
結婚だけが良いわけでは無いけど娼婦といいつつ実質お見合いみたいになってるのはちょっと微笑ましいですね
背景の女性賃金の問題はアレですが
あと中国移民……
作者からの返信
需要は供給を生む、というやつですね(笑) ヨーロッパとか、あるいは時代が違えば酷い差別を受けていただろう娼婦が結婚できたのはいいことかもしれないけれど、同じ娼婦でも中国から送られてきた女性たちは足を洗うことができなかったということは……やっぱり「人種」の差なんでしょうね。
往時のアメリカの男達にとっては、たとえ娼婦であっても同じ白人の女性ならば結婚する価値があったけれど、人種が違う中国人女性はそうではなかったのでしょう。まあこれには宗教や言語の違いとかの問題も絡んでいそうですが、私たちの想像を越える人種差別の根深さに、溜息が出てきそうですよね……。
廃娼運動と法律 その③への応援コメント
この英国上流階級の男性のクソな性嗜好って、昔のはなしでおわってませんよね。
今現在、イギリスの年配の王子様が女性に訴えられてます。
数年前に少女だった女性を犯したと。
クソすぎる……斡旋したのがたしかどこぞの富豪だとか……
権力でなかったことにするのかなー
作者からの返信
うわぁ……。そんな事件があったんですね。そりゃまあ、流石のバトラー夫人でもイギリスの上流階級のクソさを全て駆逐することはできなかったでしょうが、現在にまで受け継がれていたか……。
それでも、その女性が王子様を訴えることができたこと、さらにこの情報が上にもみ消されることなくニュースになったことは、あくまで十九世紀と比べればですが「まだまし」なのかもしれませんね。あの時代なら、もみ消されるどころか被害に遭った女性そのものが声を上げた途端に「消されても」おかしくなかったでしょうし。
廃娼運動と法律 その③への応援コメント
TL上で「まだまだ人類は人権に適合するようアップデートしきれていない」と嘆いていた方がいらっしゃるのですが、そのごとを思い出しました。アップデートしたいものですけどね…(えっ自作キャラ?? ごっめーん☆)
百年ちょっと前でこの状態、けど現在の匿名って壁の向こうにいる人間は結局このレベルですよね。直接手を下さないからこそ、なおたちが悪くなってると言うか。
地道に良くなっていってほしいものですが。
作者からの返信
うふ☆ 私はなんかもう、そもそも人類はアップデートできる上限にとっくの昔に達していて、だからレベルダウンすることはあっても、もうこれ以上レベルアップできないのではないかと憂鬱にすらなってきていた所です☆ 一応、ここのところの件が、参考文献を読んでいて最も醜悪だなと感じたところになるのですが、それを差し引いてもまあ酷い! しかもこれが、たったの百年ちょっと前のことなのですから……。
もし仮に人類が大幅にレベルダウンすることがあったら、その時は文明のレベルや技術とか、その他大切な諸々も一緒にダウンするような気がしてならない今日この頃。そんな日が訪れなければいいんですけれど、どうなんでしょうね……。
廃娼運動と法律 その③への応援コメント
ダイヤーさん、ほんといい人ですね……っ!(≧▽≦)
久々に心が洗われました……っ。
作者からの返信
掃き溜めに鶴というか、地獄に舞い降りた天使というか、とにかくダイヤ―さん素晴らしい人ですよね!!! ダイヤ―さんとバトラー夫人は、この時期のイギリスの二大聖人なんじゃないかと思ってきた今日この頃です(*´ω`)
廃娼運動と法律 その③への応援コメント
腐っているのも上流階級なら、それを正すのも上流階級。
なんだかんだで今も昔もそれは変わらないわけで、いかに上の人達にモラルを持たせるかで社会が決まるというのがなんとも言えないですね。
作者からの返信
下層階級は発言力も行使する力も持たないですから、何か不満があっても改善するには時間がかかるし、下層階級が手っ取り早く不満を解決しようとしたらフランス革命のようにしかならないのでしょう。だから、社会の問題を平和的に解決するには、力がある上流階級に訴えるのが一番なのですが、現代社会においてもその声が中々届かないというところが難しい所ですよね~。私は最近のオリンピックの開催云々の経緯から、下層階級の弱さを痛感しました!!
古代ギリシア その②への応援コメント
ポルノイの値段はただ同然……古代ローマでも最下層の娼婦は一回ワイン2杯分だった聞きますが、どうやってこれで生計を立てていたんだろう……? つまり終わったら即座に客を入れ替える感じで……?
私はバイセクシュアルですが、終わった瞬間ハイさよならって、ちょっとムードなさすぎません? これだと買う方も売る方もかなり精神が擦り減っていきますよね……
あと、娼婦への支払いは「回数」なのか「時間」なのか気になりますね。
作者からの返信
旧世代の遺物さん、コメントありがとうございます(*^-^*) ポルノイの営業形態については、かなり時間も地域も隔たっていますが、参考になりそうな情報が「<鹿島茂著>パリ、娼婦の館 メゾン・クローズ」という、十九世紀パリの売春事情について纏められた本に載っているのです。なので、以下でそのことについてちょっと述べさせてください。
「パリ、娼婦の館」によると、当時のフランスの娼館はSMや特殊プレイ・特殊サービスを売りにする高級店と、質よりも量で儲けを出す大衆店に大別されていたそうです。そしてこの大衆店では、一晩で二十四人の客を取っても経営者に頑張りが足りないと謗られ、四十九人でまあまあだと言われていた。凄い場合だと、一晩で百二十人を相手にしたという娼婦もいたそうです。そしてそう言う店では、回転率を上げることが何より重要ですので、客は一発済ませたらそれで終わりでした。
で、十九世紀パリの高級店の女は古代ギリシアでいうとヘタイラに、大衆店の女はポルノイに該当するのではないかと私は考えています。こういうことの仕組みや本質って、どれだけ時が経とうがあまり変わらないものですし。なので、ポルノイに支払われる料金の安さから考えても、ポルノイは「一回出したら終わり」「終わった瞬間ハイさよなら」で、回転率を上げていたのではないでしょうか。これがヘタイラだったら、時間で買われることもあったのでしょうが。
確かにムードはありませんが、そもそも古代ギリシアでポルノイを買った男や、十九世紀パリで大衆店に通った男が、ムードなどを求めていたのでしょうか。彼らは恐らく性欲を発散=射精できればそれでよかったのでしょうし、ポルノイや十九世紀パリの大衆店の娼婦だって、情緒などを客に求められても迷惑なだけだったのではないでしょうか。そんなものが欲しければ、金を稼いでもっとランクが上の店に行け、という感じで。ことが終わったというのに客にいつまでもべたべたされてたら、次の客をとれず稼ぎが減るだけですし。私がもし仮にポルノイや十九世紀パリの大衆店の娼婦で、客にムードなどを求められたら、その分のチップを要求しちゃいますね(笑)
廃娼運動と法律 その②への応援コメント
繁栄の影に、貧困。
むかし、ホームズのドラマで貧民街が出てきて、すごーくすさんだ雰囲気でした。
子供だった私は、なんかショックだったんですよね。ホームズのまわりはきらびやかなのに。同じ世界観の中にこんなところがあるのかと。
作者からの返信
私だってもちろん、最初っから大英帝国(の上流層)が嫌いだったわけではないし、ホームズとかも子供の頃に幾つか読んでいて、それを通して知った大英帝国の繁栄には輝かしいイメージを抱いていました。でも、だからこそ、そこに隠されていたものを知った時の幻滅とか、あと歴史の授業で習った大英帝国の数々の悪行を知った時の、大英帝国のお上品ぶった輩への嫌悪感はすさまじかったですね。ほんと、吐き気すらしてくると思いませんか? 世界で一番下劣なのは他でもないお前らだろうが、と。
廃娼運動と法律 その②への応援コメント
以前同じ本を読んで感想を語り合う会をやった時にたまたまヴィクトリア朝をモデルにした(と思われる)恋愛小説を取り上げたことがあるのですが、その時に、伯爵の息子とメイドが恋に落ちて……メイドが伯爵や伯爵にバレてお屋敷を追放されて……伯爵の息子がなんとか追いかけていって再会できる日までしばらく知人の家に身を寄せてくれと言って彼女に紹介状を持たせて……という展開があって、歴史に詳しい人々から総ツッコミを受けていたのを思い出しましたね……。貴族の息子と姦通の罪を犯したメイドが再就職できるわけがない!メイドは厳しい身辺調査を受けるんだから前職で追い出された形跡があるのがバレたらまた追い出されるぞ!と。まあ恋愛小説なので最後は約束どおり再会できるんですけど、ヴィクトリア朝怖ぇな、と思った時間でした。
作者からの返信
そういうのって、それがたとえばヴィクトリア朝「風」架空世界とかで、なおかつ話が面白ければ私は気にしない派なのですが、許せない派の方も一定数いらっしゃいますよね~。リアルなヴィクトリア朝では屋敷の若君のお手付きになったために追い出されたメイドは、恐らく娼婦になるしかなかったのでしょうね。それこそ、再就職なんてできるはずはないから。それにそもそも、ヴィクトリア朝の上流階級の子弟に、恐らくは下層階級出だったろうメイドを本気で愛する者など、一体どれほどいたのでしょう? 優生学のところで触れたように、下層階級の者など自分と同じ人間だと認識してすらいないようなやつが沢山いた上流階級なのに。
……ヴィクトリア朝って、上流階級にとっては天国、それ以外にとっては地獄のような社会だったんでしょうね、きっと。でもだからこそ、フィクションでは甘く優しい夢を見たっていいじゃないか、というか見させてくれよ……と思う私もいたりします。
廃娼運動と法律 その②への応援コメント
本当にひどい状況だったんですね……(><)
読んでいるだけで胸が痛くなります(><)
作者からの返信
いやあ、実はここらへんのターンが私が参考文献を読んでいて最も胸糞悪くなったところなのですよ! ほんと、大英帝国の腐れ上流階級共は一人残らず地獄に堕ちろ、という感じですよね!!! てめえら下層階級や植民地の人たちを見下してたけれど、世界で一番性根が醜くて賤しいのはてめえらなんじゃ!!! という怒りを抑えきれないです!!!
廃娼運動と法律 その①への応援コメント
女を救うのは男ではなく、女なんですね。
すばらしい。これが、リアルな救済ですよ。
バトラー夫人なる方、全然知りませんでした。
作者からの返信
そういうことなのです!!! 私もこの本を読むまでバトラー夫人のことは知らなかったのですが、ある意味ナイチンゲールよりも偉大な人ですよね!!! まず、娘を喪ってしまっても失意に沈むのではなく、誰かを助けようと考え行動に移し、悪口を言われ続けても信念を貫き通した強さが凄い。同じ女として、憧れちゃいますよね(* ´ ▽ ` *)
医学と性行為と女性 その⑥への応援コメント
女性が好き好んで娼婦になっていると思われていた事に、虫唾がはしりますが、ようやく女性の地位が社会的には不安定だったか実証されたのですね……おそいわ!
作者からの返信
ここまで来るのに何千年かけてんだ、て話ですよね!!! イエス・キリストが生まれたとされてからは1900年ほど。そこに紀元前の歴史を加えたら――女にとっての暗黒時代、長すぎどころの話じゃないですね(笑) 西洋はレディーファーストの社会とか言われてますけど、大事にされたのは「男の役に立つ女」だけだったんでしょうね、きっと。
医療と性行為と女性 その⑤への応援コメント
お久しぶりです。
聖書にある、女は男の一部から産まれたってのに、のっとって、あくまても女は男のために存在している生き物だったんでしょーのー
死ねや(笑)
作者からの返信
こちらこそお久しぶりです(*^-^*)
いやあ、私はこの章を書いている時、何回「こいつらさっさと死なねえかな~(もう死んでるけれど!)」と思ったか分かりませんよ(笑) わんさと登場したクソ男共。やつらが安らかに死ねたのだろうと考えただけで腹立たしいですよね!!!
医学と性行為と女性 その⑧への応援コメント
まあ……アメリカでは今でもまだ堕胎は非合法だの何だの言っている州がある国ですからね……こわこわ
そういえば昔読んだ娼館の話では酢で洗っていたような気がします。私は自分の中にお酢を入れるのは怖いな!?ってめっちゃ思った記憶があります……。
作者からの返信
あー、そういえばそういうニュースありましたよね。私は「産む・産まないぐらい本人の好きにさせてやれよ……」と思いましたが、これもまたキリスト教の考え方の影響というか、功罪の一つですよね……。そりゃあ、自分の意思で不特定多数の人と関係を持って妊娠して、経済的に頑張れば育てられなくもないけれど堕胎する、とかいうパターンは命の冒涜かもしれません。でも、どうしようもない事情で妊娠してしまう場合だってあるし、だいたいそういうことの方が多いんだろうからさあ、と。
その娼館の場合は、今回のレモン汁と一緒の理由(精子は酸に弱い)なのでしょうが、もし(というか絶対にあったことはあったでしょうが)傷があったらめちゃくちゃ沁みそうですよね。おお、こわ……。女としては、背筋が寒くなるような話ですよね……。
医学と性行為と女性 その⑥への応援コメント
こ……この人が出てくるまで女性とまともに会話できる人間は存在しなかったのか?みたいな話ですね……
フロイトの話面白すぎる。なんやねん男への復讐のためって。
作者からの返信
多分ですが、デュシャトレ以前の買春問題に携わってきた学者の大半は、娼婦を自分と同じ人間だと、言い換えれば対等に言葉を交わすべき存在だと認識していなかったでしょうね。その一因はユダヤ・キリスト教の宗教観にあるのですが、それにしても今まで酷すぎましたよね……。
フロイト派の理論はほんと意味不明で面白いですよね! 「復讐したいぐらいに嫌っている存在と好んで寝たがる女なんて、いないとは断言しないけれど限りなく少ないと思いますよ!?」という感じで!!! ただ、私は何かの本(十中八九「性的唯幻論序説」)で読んだのですが、女は嫌いな男と寝るのなんて絶対に嫌という感じですが、男はヤりたいからという理由だけでなく、相手を貶めるためにおセッセすることもできるのだそうです。つまり、男は嫌いな女でも、彼女を馬鹿にするためになら抱くことができるのだそうですよ! ……世の全ての男性が「そう」ではないと、私は信じたいのですが。
なにはともかく、人類史において戦争で負けた側の女性は普通なら対象外の年老いた女性まで性被害に遭ってきたのは、彼女、ひいては敗戦側を貶めるためにそうされたのだそうです。……人間の醜さに眩暈がしてきそうですが、娼婦が売春するのは男への復讐のため理論を考えた人は、自分は「そう」できるから、娼婦も「そう」なのだろうと考えたのかもしれませんね。自分で考えておきながらですがこの推測は醜悪すぎるので、外れていてほしいなあ……。
医学と性行為と女性 その⑥への応援コメント
なんだか、久々に心が洗われました……っ!(*´▽`*)
作者からの返信
いやもう本当に、パラン・デュシャトレが登場した瞬間、私はこの時を待っていたような気すらしてきたぐらい、嬉しかったですね。そして当時の娼婦たちは、きっと私などよりももっと嬉しかったのだと思います(*´ω`*)
医療と性行為と女性 その⑤への応援コメント
それでもアクトンは「大半の娼婦は客と行為に及ぶとき快楽を感じていない」ことに気づいたんですね……。やはり今までのクソに比べるとだいぶマシな気がしてきますね……。
作者からの返信
確かにそうですよね~。私的に、アクトンは目の前にいたら殴りたくなるけれど存在するのは許せる程度のクソ、一方前々回出てきたティソとか今までの奴らは目の前にいたら息の根を止めたくなるクソという感じがします。ただ、アクトンが19世紀に生きた人間だということが、私は恐ろしくてならないのですよ。ざっと120年前までの世界(国や地域によっては今もですけれど)の女性は、たとえ「普通」に生きていたとしても、何ともいえない苦しさ・生きづらさを大なり小なり抱えていたんでしょうね……。
医学と性行為と女性 その④への応援コメント
最後の段落、混乱もここに極まれり……。という感じですね(;´∀`)
作者からの返信
まさしくその通りですよね!!! 性病にかかる危険性ということだけを考えると、娼婦を買うよりは自分で自分を慰めていたほうが断然安全なのですが、当時はきっと宗教観とか色々なものの影響もあって、こういう風に言われていたのでしょうね(笑)
医学と性行為と女性 その③への応援コメント
「生殖を目的としない性行為は良くない」にまだ宗教(キリスト教)の名残を感じますね……この辺が過渡期だったのか。ティソが死んだぐらいにフランス革命ですかね……?
作者からの返信
おーっ、しゃしゃさん流石! 目の付け所が違います!!! フランス革命は1789年7月14日に始まった(調べました)ので、もしかしたらティソはフランス革命が起きた時に辛うじてながら存命だったかもしれません。ということは逆に、革命前のフランスの貴族たちの中にティソの理論を知っていた者がいても少しもおかしくありませんし、自分の身体の不調はもしかしたら精液を浪費しすぎたからかも……なんてガクブルする者もいたかもしれません。そう考えると、ちょっとおもしろいですよね。
しゃしゃさんのご指摘のように、ティソの考えはまだまだキリスト教の教えの影響から離れられてはいないですよね。堕落した女は同性愛に奔ると説いたところも。一方、本の先の方で述べられてたフランス革命後に唱えられた説(次回ご紹介させていただく予定です)は「科学だなあ」という感じがしたので、やっぱりここら辺が過渡期だったのだと思います。
医学と性行為と女性 その③への応援コメント
当時は当時で真剣に考えていたのでしょう。
現代人の視点から見たら、昔の人の考えは「なんじゃこりゃ」という感じですが、未来人から見たら現代人の考えも「なんじゃこりゃ」なんだろうと思います。
少しずつでも進歩してきたのが重要だと思います。
作者からの返信
ふふ、確かにそうなんですよね~。現代人の、例えば地球温暖化に影響があると分かっているのに生活の便利さを優先させてしまっているところとか、未来人からしたらふざけんなって話だろうな、と私は時々思っているのですよ。今回の話も、それと同じようなことなのでしょうね。
それに、百合やら薔薇やらが日本のみならず海外でも受け入れられている現代は、やっぱり何だかんだで昔と比べたら遙かに進歩していますし。希望は、あるのかもしれませんね(*^^*)
医学と性行為と女性 その②への応援コメント
今まで売春の歴史の登場人物(?)が聖職者や権力者だったことを思うと、科学者の登場は近代になってきたなーという感じがして面白いですね。まあ科学者が出てきても19世紀20世紀は優生学とか出てきて迷走するんだがな、ワハハ
余談ですが、精液観察して精子発見して喜んでる男子可愛くないですか? 私はきゅんときます。
作者からの返信
おーっ、流石しゃしゃさん、鋭い!!! 実は、本のこの章の初めには、しゃしゃさんがおっしゃったようなことが書かれていたのです。これからは売春の問題は宗教ではなく科学の分野に属するようになったのだ、とかなんとか。ただ、別になくてもいいかと思って、カットしちゃったんですよね。今にして思うと、やっぱり入れておけばよかったかも……。
精子発見して喜んでる男子、確かに可愛いですね! それになんか、そこはかとないエロスを感じてしまいました(←それは多分私だけ)。動物のやつの場合もあるのでしょうが、自分のではない精液を観察してきゃっきゃしてる男子……。彼らの顕微鏡は、魔法の顕微鏡だったのかもしれませんね。だから精液の中に小さい馬とかロバとか、雄の精子とか雌の精子がいるのが見えたのかも(笑)
医学と性行為と女性 その②への応援コメント
>(これ、二つは単なる老化現象じゃないんすかね?)
で吹きました!(笑)
当時の顕微鏡って、どこまで見えたのでしょうね……?(;´∀`)
作者からの返信
ふふ、私のツッコミに笑っていただいてありがとうございます!!! しっかし、ほんと不思議な性能してますよね、レーウェンフック時代の顕微鏡(笑)。もしかしたら、覗いている者の頭の中まで見える、不思議な顕微鏡だったのかも?
アメリカ その②への応援コメント
ご紹介のマノン・レスコー読みました。
これ、青年がバカなだけで、マノンは悪くないですよね? 所謂、ファムファタールとは違うのではないでしょうか。マノンはふしだらかも知れませんが、働かない青年を養うには、金持ちを相手にするしかないでしょう。現代で言えば、彼氏の借金のために働く風俗嬢のような感じだと思います。
妹に客取らせようとする兄貴とか、善人ぶりながら金を渡して青年を破滅に導く青年の友人たちとか、そちらの方が酷いと思いました。
と書きつつも、だから、男はかれん(に見える)な美少女に騙されるのだろうか、となかなか奥の深い話なのかなと思いました。女性視点だと、またちょっと違うんですね。
作者からの返信
ふふ、私がオススメした本を読んでくださってありがとうございます! 様々に論じられているマノン・レスコー。「正解」の読み方というのは存在しませんし、もしかしたら作者のアベ・プレヴォは世間でとやかく言われているようにではなく、明弓さんのように読み取ってほしくて書いたのかもしれません。ですが、私の手元に一冊いい解説本のようなものがありますので、ちょっとその本の意見を交えつつ私の感想について述べさせてください。
まず、マノン・レスコーが背景としている時代のフランスでは、未婚の男女が接近することは想像を絶するぐらい大変だったそうです。婚前の娘は親のいないところで男と会話するのも駄目だし、未婚の男の方も交友関係を持てるのは既婚の女性のみ。――さて。だとしたら、初対面の時のマノンのように、見ず知らずの男にすらすらと自分の身の上を明らかにできるというのは、大変おかしいことなのだそうです。本当にマノンが育ちの良い令嬢であれば、男に話しかけられて戸惑って当然なのだから。つまりマノンは、デ・グリュと出会ったその瞬間から、彼を利用してこの状況から抜け出そうと考えていたのかもしれないのです。
またマノンは、後にデ・グリュに自分の父に許しを請うて結婚しようと言われて、それを断っていますよね。名家の出であるデ・グリュの父に許してもらえば、生活費の援助ぐらいしてもらえるかもしれないのに。そうすれば、贅沢はできなくてもごく普通の生活ならできるかもしれないのに。なのにマノンはそれを試しもしないで、金持ちに身売りする道を選んだ。まあ、それで罪悪感を覚えつつもつつましく生活するならそれもそれでよいでしょう。でも、食卓にごちそうを並べたり、高いアクセサリーを買ったりと、やっていることだけで判断すればマノンは自分がやったことに罪悪感を感じているとは言い難いのです。自分をぞっこん愛してくれる彼氏がいるのに、他の男と寝た金で買ったアクセサリーとか、私なら少なくとも彼氏の前では付けられないですね。そんな女が身近にいたら、私は一つの躊躇いもなくあばずれと罵ります。
……最初に書いたように正解の読み方というものはありません。真相はアベ・プレヴォの頭の中、です。でも、将来もし明弓さんが可憐な女性にいかにもしおらしく助けを求められたら、ちらとでもいいからマノン・レスコーという物語を、将来有望だった青年がいかにして破滅したのかを思い出してみてください。
これも本に書いてあったことですが、フランスを代表する百科事典・ラルース大辞典ではファム・ファタルとは「恋心を感じた男を破滅させるために、運命が送りとどけてきたかのような魅力をもつ女」と定義されているそうです。将来明弓さんの助けを求めて目の前に現れるかもしれないその女性こそ、明弓さんを破滅させるために運命が送り届けてきたファム・ファタルかもしれませんよ?
医学と性行為と女性 その①への応援コメント
「買春」じゃなくて「売春」を治療対象としたことに闇を感じますね、女が放埒であることを治療すべきで男が性欲をコントロールできないこととは無関係ってこと……??(笑) そう思うとまだ不十分とはいえこの時代に比べりゃ二十一世紀は進んでいる気がしてきますね……この時代に比べりゃ……
作者からの返信
アーっ! しゃしゃさんここで一つ謝らなければならないことがあるのですが、今回「買春」となってたこところは変換ミスで、ほんとは「売春」なのです!!! ちゃんと見直ししないから☆ だからそのせいで、しゃしゃさんを含む読者様をちょっと誤解させてしまったかもしれません。申し訳ない<(_ _)> ……上記の私のミスを抜かしても、当時の人々が「売春」に全ての責任を押し付け、「買春」ではなく「売春」を治療対象としたことは事実なのですが。
まあ、この時代って、「下女が売春するようになるのは、お嬢様の服を下げ渡されてつけあがったからです!!!」なんて言われていた時代からそんなに隔たっていないから、私たちにとっては激おこ案件の主張も、当時の上流階級(笑)の間では当然のことだったんでしょうね。ん? これって、下層階級にとってはまるで地獄ですね!!
医学と性行為と女性 その①への応援コメント
妊娠を目的とせず快楽を目的とした生殖行為は人間と一部の類人猿だけで生物としてはレアケースなので、治療可能かどうかといえば、可能なのかもしれませんが…。
作者からの返信
「売春菌」なるものを追い求めた科学者がいるのかもしれないと考えると、なんだかおもしろいですよね! でもそれにしても、自分たちの都合が悪い事を病気のせいにしすぎなのですが。いやまあ、本当はしたくないのに生きるために売春しなければならなかった女性が存在する社会というのは、ある意味では病んでいるのですが、それにしても、ねえ……。
アメリカ その②への応援コメント
今回は何がヤバいって中国から娼婦になる(する)ために人が送られてくることですよ、日本人も大陸に行ったり東南アジアから日本に来たり、なぜアジア人は女性を国外に連れ出して売春させようとするのか??? いやアジアだけじゃないかもしれませんが、私が日本人だから東アジアの例ばっかり目につくだけで……
作者からの返信
こういった運ばれてくる(仕入れたのは貿易商人)中国人女性は、誰かの妻にするために運ばれてくることもあったようですが、当の女性たちさえ自分たちが妻になるのか娼婦になるのか分からないこともあったそうです。……こういうことを踏まえると、誰かの妻に、という名目で海を渡った女性たちは実は、その言葉を「エサ」にされ、騙されて娼婦にされたんじゃないかな……とも思えて、げんなりしてきますよね。同じ騙されて娼婦にされるでも、故郷にいたらまだ逃げ道はあるかもしれないけれど、海越えてアメリカまで送られたら流石にもう逃げられない。
こういった人身売買、私もなぜか東アジア、というか仏教圏の例ばかり思いつきます! そして、キリスト教徒やイスラームといった、本来は「純潔」を重んじる宗教を奉じる人々は、なぜか分からないけれど流石にこんなことはしなさそうな気がします。なぜかは分からないけれど。
アメリカ その②への応援コメント
男女差がすごいですね……っ!Σ( ゚Д゚)
それは、工女から娼婦になって……。と考えてしまうのもちょっとわかります……(><)
作者からの返信
私も「んな雀の涙の給料のために半日以上働くぐらいなら、娼婦になって男にちやほやされながら稼ぐ方が、肉体的にもきつくないんじゃないかな」と思いました。うっかりサドの変態の客に捕まってしまったら、そんなことも言ってられなくなるのでしょうが、確率としては物凄く低いですし。アメリカの産業革命時代の工女を取り巻く環境(例えば部屋のスペースとか)は、たとえ仕事が終わった後でもろくにくつろげるような生易しいものではなかったそうですし。女が少ない所だと、これまで一度も容姿を褒められたことが無かったような女性でも美人扱いされたそうですから、夢見ちゃうのも仕方ないですよね……。
アメリカ その①への応援コメント
なんだろうなぁ……「人間型の家畜の管理」のお話を聞いている感じがします。
人間の尊厳を主張できる「自分の立場」が、どれだけ恵まれてるのかを再認識しました。現代でもこいつを主張できない「人間」は枚挙にいとまがないですよね…。
作者からの返信
時代背景的に、「主人」の側の人間の大多数は事実そう思ってたんでしょうね。イギリス人とか、アボリジニを「狩って」いたそうですし。かつて世界に蔓延していた(一部では今でもそう思っている人はいるのでしょうが)白人至上主義には、本当に吐き気がしますよね!!! ただそういった差別は、程度の差こそあれどこにでも存在していた・もしくは今でも存在するもので……。
私たちが当たり前に手にしている人間としての権利は、私たちの祖先が戦って勝ち取ったものだということは、決して忘れてはならないと私も思いました。この権利が与えられているのは決して当然のことではなく、むしろ世界の歴史を考えれば特殊なことなのだと。
絶対王制時代 その②への応援コメント
なんだかもう……。このコロナ禍の中の女性の非正規雇用の率の高さとか、女性の社会での位置づけがずっと低い一因も、こういうところからずっと続いているのかな、なんて考え始めると、社会を変えることの難しさをひしひしと感じますね……(><)
作者からの返信
私は最近、社会を変えるのが難しいというより、現生人類の知能で到達できるレベルの仕組みの社会には何千年も昔に到達していて、それからは衰退→復活というサイクルを繰り返していただけなんじゃないかな、と思うようになりました。衰退状態から上がったから良くなったように思うけれど、上限を越えることはできない。今が衰退状態だとしたらいずれ良くなる可能性もありますが、もしも上限だとしたら……まあ、私の考えすぎなんでしょうけれどね。
絶対王制時代 その①への応援コメント
>当時の放蕩は富や権力を誇示するためのパフォーマンスとしての一面も
へーっ、となりました!(≧▽≦)
日本とヨーロッパでは、貴族(日本だと武士)の人口比率がかなり違っていたそうですから、貴族は服装や食事だけでなく、そんなところでもいろいろと誇示しないといけなかったのですね……。
作者からの返信
やっぱり贅沢ができる=金と余裕がある=逆らってはいけないってなりますものね~。ま、それも場合によりけりで、だからこそフランス革命は起きたのでしょうが(笑)
もしも往時のヨーロッパの貴族に今で言う陰キャがいたらいったいどうしたんでしょうね? パーティーなんか絶対に出たくない、愛人を持つなんてもってのほか、というメンタルの人間にとっては貴族社会は地獄だっただろうなあ……。
梅毒 その①への応援コメント
性病みたいなものを生み出す世界のメカニズムってすげえよなあ、と開いた口がふさがりません。いや、そこ狙ってくるの!? みたいな。
「神が売春を罰するためにもたらした」とかほざくのにこんな都合のいい病があっていいの……
作者からの返信
ま・さ・に ですよね!!! 梅毒ってもう、それまで旧大陸に存在した性病とは一線を画しすぎる存在で、私ももうガクブルでした。そりゃあ当時のヨーロッパ人は、神の罰だと思ったでしょう。ただ、その罰が売買春をしたからではなくて、アメリカ大陸で散々好き放題をした罰だと認識していたら――と、私はつい考えてしまいました。新大陸を征服した奴らは人の心が無さ過ぎる……。
宗教改革への応援コメント
>女性を男性の性欲を満足させ子供を産むために神が与えた道具
すごいな…性差別の次元をぶち抜いて人間扱いすらしないとか…こういう胸糞な感覚の持ち主の生活を淡々と描いたらさぞ胸糞でしょうねえ…(ポワワ
作者からの返信
ところがルターってウィキペディアによると、奥さんを著作で「私の女王」と記していたり、宗教改革の最中落ち込んでいる時に妻に励まされた逸話が伝わっていたりと、自分の奥さんのことは愛して大事にしていたんじゃないかとも思えるんですよね。となると女性は男性の性欲を~云々は結婚前に言ったことだったのかも。それか、自分の妻だけは他の女とは別格だと考えていたのかも。実際ルターの奥さんって、農場管理したりビール工場を運営したりで、かなり賢くて有能な女性だったみたいですし。
女性は道具だと見なすのか、大事にするのか。一体どっちがルターの本心だったんでしょうね!
中世ヨーロッパ その⑥への応援コメント
アンドレが容認されるように、様々な世論はその人一人で語れるものでもないですよね。いびつで恐ろしい。
まあ、あちらの人に言わせればわれわれの時代の性規範こそおかしいと思われそうですが。
現代に生まれてよかった(身震い)
作者からの返信
私は、アンドレはそもそも司教のくせしてなんで恋愛に関して語ってんねんと引っかかっていたのですが、司教がこんなこと言っても咎められない世情をも含めて歪んだ社会だったんでしょうね。騎士道や宮廷恋愛は所詮上流階級だけに許されるロマンチックなお遊びで、農村ではお偉いさんに酷いことされても泣き寝入りするしかなかった女性が沢山いたんでしょうね。
現代の性規範も窮屈なところがありはするけれど、あと百年経ったらそれも変わっているのでしょうか。もっと悪くなっている可能性もありはしますが、良くなっているといいなあ……。
中世ヨーロッパ その⑤への応援コメント
>薔薇
ウホッ……
わざとそのへん混同させたお話が読みたいです(ピュアな目)
作者からの返信
おおっとぉ……。この田所とあろうものが、波間さんにご指摘いただくまで「薔薇を摘む」のウホッ度に気付かなかったとは!!! あな口惜しや……。
中世西洋社会が舞台のBLとかあったら、そんなセリフも出て来るんでしょうかね。でもその商売、大分命がけですよね。教会にばれたら処されちゃう!
中世ヨーロッパ その④への応援コメント
法による処罰の苛烈さときたら……「別に死んでも構わない」感がヤバすぎて……
作者からの返信
中世西洋社会では、娼婦は「堕落した、死んでも構わない存在」だったということがありありと分かりますよね。まあ、コロナ禍の政策を鑑みるに、現代日本の政府も風俗関係の方々を思いっきりそういう目で見ていそうですが。……人間って、ほんと変わりませんね☆彡
中世ヨーロッパ その③への応援コメント
現実は児童性愛排斥の急進派が児童性愛常習者だったりもしますからねー 声高に何かを撲滅しようと言い出す人は裏に何を隠し持っているのやら。
ベルセルクのモズグズ様を見るかのような爽やかさがありました!
作者からの返信
そういえばそういう話、前にありましたよね……。ほんとに嘆かわしい……。そういう輩って、自分が疑われないようにするためにも排斥を訴えるのでしょうね。
私はベルセルクを読んだことが無いのですが、モズグズ様はきっととても素敵な人なんでしょうね!!! ところでベルセルクって、小耳に挟んだ限りではめちゃくちゃヘビーでダークな話ということなのですが、そんな世界で爽やかナイスガイって生存できるんでしょうか?
中世ヨーロッパ その②への応援コメント
ココロアタタマルナー( ;∇;
作者からの返信
やっと、やっと来ましたよ! 多分この章で唯一の心温まる回がっ( ノД`) ←は大嘘で、本当のハートウォーミングな回は前回でしたけれどね。いやでも、インドとかに比べれば……。
中世ヨーロッパ その⑥への応援コメント
アンドレ司祭の考え方は、ほんともう……っ! という感じですね!(# ゚Д゚)ノ
アキテーヌ女公はちらりと名前を聞いたことがあって、気になっている人物の一人でもあります(*´▽`*)
まだ、全然調べられていませんけれども……(;´∀`)
作者からの返信
アンドレ司祭ほんっっっっっっっとクソですよね!!! クソオブクソって感じ。というかアンドレお前、司祭なんだから本来は宮廷恋愛を語るのも駄目だろ!!!
アキテーヌ女公については私もよくは知らないのですが、才色兼備で、なおかつ非常にパワフルな御方だったみたいです。彼女の伝記とかあれば、ぜひとも読んでみたいですよね!
中世ヨーロッパ その⑤への応援コメント
「薔薇を摘む」は思わず私も反応しちゃいました!(≧▽≦)
作者からの返信
こういう表現を見ると、ヨーロッパの文化ってやっぱり何だかんだでエレガントだよな~、と感心してしまいますよね。でも、一体ヨーロッパのどこで最初にこうい言い回しが生まれたんだろう……。
編集済
後宮の女性たち 後宮に入るまで①への応援コメント
前回の私のコメントに、さっそくの返信をありがとうございました。
卑近な例ですが、高齢の男性が「近頃の若者が、親からもらった黒髪を染めるのはけしからん」と怒っておいででした。でも彼の奥さん、半白髪を真っ黒に染めてパーマもかけていらっしゃる…。お洒落な奥さんが、彼はご自慢の様子でした。ほんと、すべては、「それはそれ、これはこれ」なんだと、思います。
ところで、「それはそれ、これはこれ」となる根本は、私はお金(経済)だと思っています。纏足も纏足師みたいなおばさんがいて、商売になっていたのではないでしょうか。「わたしが纏足すれば、よい家に嫁げる」とか。かなり長い年月をかけて、纏足は完成させるもののようです。どんな立派な建前にも抜け道を作ってしまうのが、人間の<欲>です。(笑)
作者からの返信
明千香さん、またしてもコメントありがとうございます! お話の高齢男性のような人は、どこにでもいますよね。たとえば生徒に学校は遊ぶための場じゃないんだからメイクをするなとかいいつつ、自分はバッチリメイクしている女教師のように。
私が調べた限りでは纏足の処置は母親などの身内の女や乳母がしていたそうなのですが、明千香さんは纏足をするおばさんが出て来る本をご存じなのでしょうか? 私はいつか纏足に関する話を書いてみたいと思っているので、オススメの本があったら教えていただきたいです。よろしくおねがいします!!!