応援コメント

はじめに 性的不能者裁判ってなんだろう☆」への応援コメント

  • >裁判所は彼女らの抱える事情が別居に値するかどうか審議する間、彼女をまず修道院に送る
    うわあひっどい……。やっぱ碌なもんじゃないですわ中世(だけじゃないけど)キリスト教徒。

    そして性交実証ェ……。大勢の見物人の前でだなんて、ストリップの本番ショーじゃねーんだから……(大汗)
    これできるの、よっぽど肝が太いか、あるいは見られて喜ぶタイプくらいでは?
    しかも廃止されたのが19世紀って、これだから白い野蛮人どもは( ゚Д゚)y─┛~~

    作者からの返信

    妻がひとまず身を寄せる先、実家もしくは親類の家じゃあかんかったのか……という感じですよね(;^ω^) ただ、中世では不能は呪いによっても生じると信じられていたので、妻が誰かと結託して夫に呪いをかけるのを防ぐためにもこういった措置が講じられていたのかも、と思ったり思わなかったりしました(←どっちやねん)

    そして性交実証! 今回ばかりは、私はこの時代の殿方に同情しましたよ!! 普通に考えて、夫婦二人きりの時に役立たないのだったら、大勢の前だとなおさら役に立たないでしょうに。この当時のキリスト教のお偉方は、そこのところが分からなかったんでしょうかねえ。自分も男なのに……。

    現代社会でもまだキリスト教社会がでかい面してますけど、こういった所からもわかるように、彼らも吾妻さんがおっしゃるように十分野蛮で残酷なんですよ。私は本を何冊か読んで、欧米がのし上がったのは、どっかの馬鹿どもが信じているように「白人が優れているから」でも「キリスト教社会だから」でもなく「地理的な要因」、要するに単なる偶然(もしくは幸運)によるものだという結論に至りました!!

  • 凄い制度ですよね……。人前では立つものも立たない、ということも多いでしょうに……。
    聞きかじりですが、日ごろ精力絶倫で通っている人でも、いざアダルトなビデオの仕事になど関わろうとしてみると、カメラや衆人監視の前ではまるで役に立たなかった、なんて話もあるようですし。
    「普段はできてるんだよ普段は!」って地団駄を踏むことになった可哀想な男性がさぞ多くいたのでしょうね……。

    作者からの返信

    なんなら、普段はできないのに公開の場では出来た方が性癖を疑った方がいい案件ですよね(笑) この制度によって、何人の男性が血涙を流したのか……。私は女だから面白いの一言で済ませられるけれど、世の殿方にとっては貞子よりも恐ろしい話なのでしょうね。人に囲まれているし映像に残されるし、金も絡んでいるという凄まじいプレッシャーがかかっていてもばっちりできるAV男優さんは、ある意味男の中の男なのかも……。

  • ルクレツィア・ボルジア!
    ボルジア家も、なんというかネタの宝庫ですよね……。
    古代ローマだけではなく、ルネッサンス期も興味があるのですが、まだあまり勉強できていません(><)

    作者からの返信

    ルネッサーーーンス! については私もあまり詳しくはないのですが、ルクレツィアやチェーザレ、さらに彼らの父親の汚すぎる(こら!)教皇は、美味しいネタの宝庫だと常々熱い眼差しを注いでおります。

  • 先生!待ってました!ありがとうございます先生!!僕のリクエストを覚えていてくださったんですね!!さすがだなぁ、田所先生、やっぱり優しいや!!
    へへ……僕、こういうのたまらなく好きなんですよ。宗教、結婚、そして生殖。切っても切れない素敵なトライアングル!!エクセレント!!
    田所先生の授業、取っておいてよかったなぁ……これで興奮して夜しか眠れなくなるや!!

    作者からの返信

    うふ。井中さん。先生があなたとの約束を忘れるなんて、そんなことするはずないでしょう?

    授業を熱心に受けてくれるのはとっても嬉しいわ。そして、規則正しい睡眠も大事ね。授業中に居眠りなんかしたら、夜に眼が冴えて眠れなくなっちゃうもの。お昼はしっかり学びほどほどに遊び、夜はしっかり眠る。これこそ学生の本分よ!

  • ヒヒヒ、何が一番ウケるってこんなのが19世紀までまかり通っていたということですよ……!
    19世紀っていうともう日本開国しちゃいますけど!?みたいな……!!

    それにしても真面目な話、洗礼の代父代母がそんなに重大な存在になるとは知りませんでした。

    作者からの返信

    19世紀といえば、なんとあのナポレオンも既に皇帝になっている頃ですよしゃしゃさん! つまり、ナポレオンが生まれた頃か若い頃には不能裁判が行われていた!? きゃーワクワクしちゃいますね!!!

    代父母については、現代ではそうでもないのですが、昔は洗礼後も信仰生活における親の役割を果たすことが期待されたり、その他色々と重要な役割を果たすことを期待されていたみたいなのです。

    教派によっては、代父母のみならず、代父母の子供(=つまりは霊的なきょうだい)との結婚も禁じられているのだとか。もっと凄い例では、グルジアでは七世代遡っても共通祖先がいない相手としか結婚できないのですが、その条件に代父母の祖先も加えられているそうなのです。
    これは小さな街とかだとさすがに現実的ではないので、結婚を考えている相手と代父母の側で共通祖先がいたとしても目こぼしされることがあるらしいのですが……。

    うろ覚えで申し訳ないのですが、ラテン圏のどっかの国の人に家系図を書いて貰うように頼んだら、その人は自分の代父母をも含めた系図を書いた、というネット記事を読んだことがあります。自分とどのような繋がりを持つ人を「家族」に含めるのかは、文化や宗教によって非常に幅があって面白いですよね!!!