「不能」の範囲が広すぎる……。当時の人たちに同情します(ノД`)
みんなキリスト教がわるi……おっとっとw
>彼には、不能裁判の餌食になるのは明日は我が身かもしれない、という怖れはなかったのでしょうか。
なかったんでしょうね(´Д`) まったく、こういう「自分は絶対大丈夫」という自信はどこから出てくるんだか('A`)
作者からの返信
ダルジャントン男爵やその他の、広すぎる不能の範囲に苦しめられた殿方の魂の安息のために祈らずにはいられないですよね(T_T)
往時のキリスト教のお偉方も、貞潔を貴ぶなら不能の男のことも貴べば良かったのに。不能って、見方を変えたら祝福された証ともとれるでしょうに。子供を作れないかもしれないのに、それを相手に告げずに結婚することは悪いことではありますが、それにしても……。ちょっとした禊でその罪を許すことができなかったのか、と胸倉掴んで問いただしたいですよね~。
不能とされた殿方をあざ笑った男たちは、自分は絶対にそうならないと信じ切っていたからこそ、下卑た笑いに浸ることができたのでしょう。下劣すぎますよね!!!
オナニーの語源のオナンがしたのはオナニーではない、なんてのはもう有名なトリビアになってますね。
それにしても、男性側の問題ばかりが取り沙汰されていますが、この時代、逆に妻のほうが夫との性生活を拒むなんてケースは、やはり問題にならないほど少なかったのでしょうか。女性にそんな自由はない時代だったということですかね……。
作者からの返信
旧約聖書の兄が子を生さないまま死亡→兄嫁とおセッセして子ができても、自分の子という扱いにはならないというのも性的不能者裁判と同じぐらい無情な決まりですよね。そりゃ中に出さないわ……。
男性側の問題ばかりが取り沙汰されたのはやっぱり「分かりやすくて」「面白い」(←性格がねじ曲がった人間の意見です)からかもしれませんね。あと、現代社会では大問題ですが、性的不能者裁判があった時代のヨーロッパなら、キリスト教の性行為が禁止されていた日でなければ、妻に拒否されても力ずくでどうにかできたでしょうし。
男は達しなければ子供を作れないが女は感じなくとも子供を作れる。だから大多数の社会では子孫繁栄のため、男尊女卑の社会が形成されたのだ。というような理論がある本で述べられておりました。ただ、ハンガリーだかポーランドだかの王女もしくは王妃(うろ覚えですみません)が、結婚したけれど夫とともに純潔を守ろうと誓って、その誓いを見事守り通し後に列聖された、というような逸話をどこかで見たような覚えがあります。だから時と場合によっては、性行為を拒む女性は気高くて清らかな存在として尊敬されていたかもしれません。
放出するとかしかるべき畑にタネを撒くとか今回もパワーワード頻出ですね……!
もう笑えて笑えて仕方がない(当時の男性には申し訳ない……)
これもキリスト教の教えを真面目に守ろうとした結果、子孫を作るという神聖なる目的のためなんだと思うと……
そうそう、私はこの自慰が許されないというのがなんだかすごく好きなんですよ、何フェチなんでしょうねこれ……
作者からの返信
>何フェチなんでしょうねこれ……
素晴らしいフェチですよしゃしゃさん! 何を隠そう私もこの禁則事例に非常に萌える性質です。
婚前交渉が禁じられた(ま、そんなことを言いつつも影でこっそりやってた人なんてごまんといるのでしょうけどね……)そういった娯楽にも乏しい田舎の、愉しみの元といえば自分の利き手しかないような純朴な青年が、神の則の内に留まるか泡沫の快楽を取るかで葛藤する様を思うとご飯百杯イケます。
片思いしている清らかな村娘の面影を思い浮かべて……。でも、彼女を穢すようなことはできない。第一これは神に背くことなんだ……なんて。じゅるり。
こういう青年はそのうち「蜘蛛」の異名を取る村の色っぽい未亡人とかにぱっくり食べられちゃったらいいな、と妄想が滾ります。そしてめくるめくトライアングル・ラブが始まる!!! ……なんちゃって❤
中世の王室なんかでは妾は許されていたと聞き及んでいるんですが、当時の聖職者って愛人とかいたんでしょうか…?
最近のラノベなんかで表現される聖職者は汚れてる印象が強いんですけれど、
ひとり遊びすら禁じられているのなら、出さないまま生涯を終えた方なんかもいらっしゃるのかな。
作者からの返信
まるるみんさん、ご高覧とコメントありがとうございます!!!
もちろん全ての時代でそうだったわけではないですが、キリスト教の聖職者もかなーり腐敗&堕落していた時代があったのです。酷い時だと、修道女が売春していたとか。そんな時代なら、聖職者に妾の一人や二人ぐらいいてもむしろ当然、という感じだったかもしれません(笑)