応援コメント

結婚生活の間に生まれた子供の父親は夫なり」への応援コメント

  • ル・マンの夫がかわいそうすぎる(ノД`)
    本人だって、自分を不能者と認めてまで(どれほどの屈辱だったことか……!!)離婚したがったんでしょうに……。
    間男のきょうだい余計なことすんな!ヽ(`Д´)ノ

    おいアンリ4世……。リランクール公爵との間に子供がいるんなら不能じゃないだろ(#^ω^)ビキビキ
    ふと思ったんですが、ガブリエル・デストレにとっては「王の意思には逆らえない、望まぬ結婚」だったんでしょうか。
    だとすれば公爵夫妻どちらにも地獄ですし、違うなら公爵のみが地獄を見るというもう本当に救いようがない結末に……

    作者からの返信

    このル・マンの夫は、全人類の可哀そうな人ランキングのトップ100ぐらいには入るだろう哀れさですよね(´;ω;`)ブワッ 彼は自分が不能だと認めたら、この先どんな屈辱を受け、周囲からどんなに扱われるか分かっていたはずなんです。だってそれが不能裁判というものですから。
    最終的に妻の方には制裁が下りましたが、それでもこの夫を妻や妻側の人間から「離婚」という形で解放してほしかったですよね。

    アンリ四世は政治力はあるし結構いい王様なんですが、この件に関してはツッコミどころしかないですよね(笑) しかも、ガブリエル・デストレとアンリ四世は愛し合っていたようなので、なおさらリランクール公爵のみじめさが際立つといいますか。そりゃあ、娘も一矢報いてやりたいと望むってもんですよ!!! ていうかこれ、娘も母親から捨てられたも同然ですよね。そりゃ、父親違いの弟との争いも辞さないわ……。

    ただこれは、離婚が禁じられていた中世キリスト教社会において事実上の離婚=婚姻無効にする手段が、不能裁判とあともう一つぐらいしかなかったために生じた悲劇かもしれません。そのもう一つというのが、結婚後に実は夫婦が、結婚が認められない範囲の親族だったと「分かった」というものです。ですがこの手段は、夫婦が全くの赤の他人だったら使えない手なんですよ。もしも中世キリスト教社会でも離婚OKだったら、沢山の殿方が救われたでしょうに……。

  • リランクール公爵もその娘も可哀想すぎますね……
    嫡出推定に関する規定は現代日本でも見直しが進められようとしていますね。21世紀になってもまだ扱いが定まりきらないのが、それだけ難しい問題ということなんでしょうね。

    作者からの返信

    特にリランクール公爵が不憫ですよねえ。妻を寝取られた上に不能の烙印を押されてしまって。
    これが王様が権力でごり押しして、ガブリエル・デストレを手に入れた……とかだったら別の悲惨さはありはすれど、リランクール公爵や娘にはガブリエル・デストレに愛されていたという希望が残るじゃないですか。でも、ガブリエル・デストレ自身も王様との結婚を望んでいたそうなんですよ。つまりリランクール公爵(とその娘)はガブリエル・デストレに捨てられていたのです。ますます可哀そうですよね……。

    生まれた子供の父親が誰なのかという事件は、今でも2ちゃんで大人気ですよね~。もういっそ、子供が生まれたら絶対にDNA鑑定をすると法律で決めれば、醜い争いも起らなくなるかも(笑)

  • フランスの宮廷では不倫は文化という偏見がむくむくと……むくむくと……いけないいけない……

    作者からの返信

    いつの時代かは分からないのですが(おそらく近代~フランス革命ぐらいまでは)、フランスの社交界では、妻が夫の浮気に怒ったりしたら、「妻が」はしたないと眉を顰められていたそうですからね~。
    貴族の世界では、夫を「モン・マリ」(私の夫)と呼ぶような妻は軽蔑されていたというのですから、そりゃもう凄まじい乱れっぷりだったのでしょうね……げっへっへっへっへっへっへ……。