概要
18歳の誕生日。そいつは突然現れた。二つ目の人格の正体は?
高校生の葛葉悠一は不思議な夢を見た翌日、二つの人格を持つ二重人格者になった。突然現れた二つ目の人格と交流を深めながらも正体を探る彼は、やがてとある少女にたどり着く。少女の名は夜刀上ゆら。彼女は神隠しに遭って昏睡状態に陥ったと噂されていた。その謎を追う彼は、自身もまた神隠しに巻き込まれてゆく。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!神隠しにまつわる、二人の不思議な物語
行きはよいよい、帰りは――
主人公は不思議な夢を見た翌日、自分に中に現れた何者かの存在に困惑します。最初、彼は二重人格になったのかと思った。しかし、物語が進むにつれ意外な可能性が見えてきて――
特筆するべきは、神隠しにまつわる謎や、会話の中で揺れ動く感情が繊細に表現されていること。そして、不思議な現象を表現する技量。思わず、鳥肌を立ててしまいました。
この物語の結末は、どこに向かうんだろう?
突如現れた頭の中の同居人、果たしてその正体とは?
誰にとっても悪くない結果に落ち着くことはできるのか?
今後の展開から目が離せません。続きの執筆も頑張ってください(^^)/