概要
夏で止まっている島で起こる不思議な物語
<あらすじ>
5年前に季節が『夏で止まってしまった島』、夏峰島。
その島は本州を繋ぐ夏峰橋を境にはっきりと季節が別れている。
そんな奇怪な島の名家である上根家。
学生ながらもその当主である上根恭二は妹の穂乃華と父の真治との三人暮らしをしていた。
奇怪な島で妹の親友である伊坂美夏。
幽霊の見えるクラス委員長の矢部悠里。
金持ちのクラスメイトの霧丘司と
その姉の悪魔先輩と呼ばれる霧丘香苗と騒ぐ日々。
そして恭二にしか見えないシオンという少女を中心に
真夏のクリスマスを経て、
彼女達はそれぞれ夏峰島の真実へと近づいていくことになる。
<人物紹介>
●上根恭二(かみねきょうじ) 夏峰学園2年3組 帰宅部
180cm / 68kg 17歳 しゃべり方:香苗以外には敬語を使わ
5年前に季節が『夏で止まってしまった島』、夏峰島。
その島は本州を繋ぐ夏峰橋を境にはっきりと季節が別れている。
そんな奇怪な島の名家である上根家。
学生ながらもその当主である上根恭二は妹の穂乃華と父の真治との三人暮らしをしていた。
奇怪な島で妹の親友である伊坂美夏。
幽霊の見えるクラス委員長の矢部悠里。
金持ちのクラスメイトの霧丘司と
その姉の悪魔先輩と呼ばれる霧丘香苗と騒ぐ日々。
そして恭二にしか見えないシオンという少女を中心に
真夏のクリスマスを経て、
彼女達はそれぞれ夏峰島の真実へと近づいていくことになる。
<人物紹介>
●上根恭二(かみねきょうじ) 夏峰学園2年3組 帰宅部
180cm / 68kg 17歳 しゃべり方:香苗以外には敬語を使わ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!そこは、常夏の楽園――――ではなかった。
もっと評価されてもいい作品だと思う。
常に夏という一風変わった設定の島が舞台のこの作品。そこは常夏の楽園として、観光業が盛んだ。主人公はその島の権力者の家系に生まれた少年である。その島は、神の島でもあった。
主人公が溺愛する妹。幽霊が見える知人。見え隠れするとある交通事故の記憶。謎が謎を呼び、複雑に絡み合っていく。そこには残酷な事実が隠されていた。神宿る常夏の島は、「常夏の楽園」ではなかった――。
時間の論理や神の存在など、難しい部分もありましたが、論理が緻密に組み立てられていて、まるで現代ファンタジーなのにミステリーのようでもありました。
ハイファンタジーよりローファンタジーが好…続きを読む