概要
深海に投棄された厄災は、引き上げられた。そしてそれぞれの思惑が動く
※本作は『創死者の潰えた夢』の続編です。
かつて「キールニール」という厄災があった。
人類に仇なす存在であった彼は、やがて「飽きた」と言い残し自らに1000年の封印を施して眠りについた。
人類はそんな彼を棺ごと深海の底へ投棄し、彼の存在そのものを忘れようとしていた。
400年後。
あろうことか、その棺を引き上げ封印を解こうとするものたちが現れる。
それは決して成功しない試み。キールニールの封印は決して解くことはできない。
だが、その試みに第四皇子が関わっている以上、〈風の噂〉内部犯罪調査室はその真意を問うために動かざるを得なかった。
封印解除を主導する男――ルール・カティアがなにを考えているのかは、まだ誰も知らない。
かつて「キールニール」という厄災があった。
人類に仇なす存在であった彼は、やがて「飽きた」と言い残し自らに1000年の封印を施して眠りについた。
人類はそんな彼を棺ごと深海の底へ投棄し、彼の存在そのものを忘れようとしていた。
400年後。
あろうことか、その棺を引き上げ封印を解こうとするものたちが現れる。
それは決して成功しない試み。キールニールの封印は決して解くことはできない。
だが、その試みに第四皇子が関わっている以上、〈風の噂〉内部犯罪調査室はその真意を問うために動かざるを得なかった。
封印解除を主導する男――ルール・カティアがなにを考えているのかは、まだ誰も知らない。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!内部犯罪調査室の活躍をもっと読みたい。
『創死者の潰えた夢』の事件から3か月後。
内部犯罪調査室は、400年前の封印に関わる面倒な事件に着手する。
前作未読の方は、すぐ前作へ行きましょう。面白いです。
前作既読の方は、すぐ本作を読みましょう。面白いです。
『創死者』が、世界が引っ繰り返りそうな大事件だったので。
あれと同等の事態はそう起きないと思っていたら、凄いのが来た!
どうやら私はレックが好きらしく。
レックと部下たちが、昔取った杵柄というか本領発揮というかで雄叫び挙げてるところで喜んでました。
もしまた続編があるなら、彼らの活躍をもっと読みたいですが。
内部犯罪調査室の設立目的上、また皇子の誰かが何かやらかすわけで。…続きを読む