厄災は目覚めず

作者 饗庭淵

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★★★ Excellent!!!

『創死者の潰えた夢』の事件から3か月後。
内部犯罪調査室は、400年前の封印に関わる面倒な事件に着手する。

前作未読の方は、すぐ前作へ行きましょう。面白いです。
前作既読の方は、すぐ本作を読みましょう。面白いです。

『創死者』が、世界が引っ繰り返りそうな大事件だったので。
あれと同等の事態はそう起きないと思っていたら、凄いのが来た!

どうやら私はレックが好きらしく。
レックと部下たちが、昔取った杵柄というか本領発揮というかで雄叫び挙げてるところで喜んでました。

もしまた続編があるなら、彼らの活躍をもっと読みたいですが。
内部犯罪調査室の設立目的上、また皇子の誰かが何かやらかすわけで。
岡島室長がボヤくことになるんだろうなぁ。

★★★ Excellent!!!

前作に引き続き、ファンタジー世界で犯罪捜査をするお話です。
今度の相手は災害のような危険極まりない魔術師を目覚めさせようとする狂信者集団。しかしあらすじにもあるようにそもそもが成功するはずのない無謀すぎる試み。主犯であるカティアの目的は何なのかというサスペンスのようなミステリのようなテーマです。
あいかわらず設定やシナリオの展開の緻密さと魔術戦闘の面白さが素晴らしいです。特に終盤の展開はぐっと引きこまれました。