9 それから7年後



 あれから7つの年を越えた。

 冬が終わり、春が過ぎゆき、そして、季節はふたたび暑い季節になろうとしている。

 17歳の碧霞も、今年の誕生日(俺たちと出会った日)を迎えるともう18歳になる。

 まだ幼さは残っているものの、すっかり女性らしくなった。


 碧霞が台所の窓から外を見てつぶやいた。

「今日は雨かぁ……」

 昨夜から降り始めた雨が、木々の葉っぱに当たってサーっと音を立てている。まるでかんが戻ったように今日は肌寒い。台風の時のように強い雨ではないが、しずしずと降るという表現がぴったり合うような雨だった。

 遠くの山々からは霧が立ち上り、ひんやりと湿った空気が窓から忍び寄ってくる。


「はい。温まるわよ」

 そういって、春香がハチミツ湯を碧霞に手渡した。

「ありがとう。マーマ」

「後で刺繍ししゆうの続きでもしようか」

「うん」


 最近、碧霞は春香と一緒にいものをすることが多くなった。どうやらがらのパターンを色々と教わっているらしい。

 もともと春香のデザインは、現代日本にいたときの服や、シルクロードを旅してきたときに見かけた模様が元になっている。だから中華風というわけではないんだが、碧霞はそれを我が家独自の柄として身につけようとしているのだろう。


 さてと。俺はどうするかな。この雨だと外には出たくないし、このまま2人を眺めているのもいいんだが……。


 そう思ったとき、不意に俺の感覚にチリッと何か引っかかるような感じがした。

「誰か……、来るのか?」

 ぼそっとつぶやいて、神通力の一つ遠くの風景を見ることができる神眼で外を確かめる。


 脳裏に家の周りの景色が浮かんでくる。

 雨に打たれている木々。葉っぱからしたたれ落ちる水滴。穴や木の陰で雨を避けている兎。

 ――いた。


 みのと編み笠をかぶった2人連れが山道をここに向かって、馬を引きながら歩いていた。

 誰だろう?


 ちらっと春香の方を見るが、春香は碧霞に教えるのに夢中になっていて気がついていないようだ。


 ――春香。


 心の中で呼びかけると、春香が「うん?」とこっちを見た。

「ちょっと外に出てくる。そうだな。温かい飲み物の用意を少し多めにしておいてくれるか?」

「え? 今から? 多めに? う、うん。わかったわ。気をつけてね」


 まだ来訪者があることに気がついていないようで、驚いた顔をしていたがまあいい。碧霞の前で大っぴらに力のことを話せないからね。


 俺は階下のエントランスホールに行き、雨具の編み笠と蓑を身に付ける。何があるかわからないので剣を腰に下げ、玄関のドアを開けた。


 2人連れはまだ少し離れたところにいるようだ。足取りに迷いはないから、俺たちの家に来たことがある人の可能性が高い。それでも確認はすべきだろう。


 雨の中に踏み出すと、まるで服の上からシャワーを浴びているかのように、心地よい振動が伝わってくる。

 濡れた土や木の匂いがする。ところどころの地面から蒸気が湧いてきていた。


 歩きながら再び神眼で2人の様子をうかがう。っと、そうか。神眼で顔を確認すればいい。

 そう思って早速、2人を確認すると、驚いたことに来訪者は宋異人さんと子牙くんだった。


 何故ここに?


 ともかく2人とわかったからには気配を殺す必要はない。さっさと合流して家に案内しよう――。




「突然にすみません」

「それはもういいですよ。さ、中へどうぞ」


 突然、俺が姿を現したことに驚いていた2人だったが、とりあえず家に案内をしたところだ。

 雰囲気から、どうも何かから逃げているような様子。……とはいっても周りに人はいないようだ。

 何があったのか聞きたいが、まずは冷えた身体を温めてもらった方がいいだろう。


「――ちょっと夏樹。誰か……って、宋異人さん? 子牙くんも?」

 気配を感じた春香が下に降りてきて、2人を見て驚いている。


「奥様。驚かせてしまい申しわけありません」

「いいわよ。って、びしょ濡れじゃない! ……ちょっと待ってて」


 そう言って上にいく春香。きっと着替えとタオルを持ってくるのだろう。

 俺の服だと、子牙くんはともかく宋異人さんにはちょっと大きいかもしれない。けれど、着替えはそれしかないだろうな。

「とにかく、その雨具はここに掛けてください」


 それから2人を案内して台所に行くと、碧霞が、

「おふたりともお久しぶりです。今、マーマが奥で着替えの用意をしていますから、先にこれをどうぞ」

と、タオルとともに、ハチミツにショウガのスライスを浮かべたハニー・ジンジャー・ティーを手渡してやっていた。


 すっかり冷え切ってしまっていたのだろう。2人は、コップに口を付けては美味しそうな表情を浮かべている。

 そこへ春香がやってきて、奥の浴室で濡れた身体を拭いて俺の服に着替えるように伝える。2人はかしこまりながらも廊下を進んでいき、且くしてからさっぱりした表情で戻ってきた。


 宋異人さんは小柄だから俺の服が大きすぎたようだ。そですそを紐でしばり調整をしている。


 落ち着いたところで、テーブルを挟んで2人と向き合って座る。

「それで……、どうして2人だけでここに?」


 すると宋異人さんが子牙くんに目配せをして、

「実は子牙をしばらくかくまってはいただけないでしょうか」


 宋異人さんの言葉を聞いた途端、俺の背後の碧霞が息をのんだのが感じられた。


 やはり商で何かあったな……。前に子牙くんにも言っていたことだから、かくまうのは構わない。しかし、何があったのかは知っておかねばならないだろう。

 子牙くんが重い口を開いた。

「あれから色々なことがありました。そう……、色々なことが」



「事の始まりは、星の運行を見て吉凶を判断する天文官が凶兆を読み取ったことでした」


 その頃はすでに妲己を側室に向かえていた帝辛は、すでに彼女のとりことなり後宮浸りになっていた。後宮は男子禁制だ。そこで天文官は宰相の商容と後宮の入り口まで行き、帝辛の特別な許可を得てから中に入って対面したのである。


 ところが凶兆の話に及ぶや、傍らにいた妲己が、

「いったい何を根拠に人々を不安を広げようというのです。国の吉兆を占うそなたがさわげば、陛下の治世が揺らぐ。……陛下。このような妄言で混乱をもたらそうという男を許してはならないと存じます」

と、唐突に言い出した。すると、それを聞いていた帝辛も、酒の勢いもあってか。

「そうだ。そなたの言うとおりだ。――おい! こやつの首をはねよ!」

と叫んだ。


 たちまちに震え上がった天文官に、商容はあわてて、

「へ、陛下! この者はお役目にしたがって報告したまで。何も罪はございませんぞ」

「うるさい! 妄言など吐きおって。妲己が不安がるではないか!」


 そこへ後宮の衛兵がなだれ込んで、たちまちに天文官を縛り上げる。「しょ、商容様」


 弱々しく商容の名前をつぶやきながら、連れて行かれる天文官。商容はがく然とするばかりだった。


 しかし、事はこれで終わりではなかった。

 不幸な時の巡り合わせというべきか。天文官を連行しているところを、上級官僚の梅伯が見かけた。


 その理由を聞くや、梅伯は刑の執行を停めるように言うが、衛兵は「陛下の命令」と言って天文官の首をはねてしまった。


 梅伯は後宮に急いだ。「陛下を諫めなくてはならぬ!」


 それを停めようとする商容。後宮の入り口でさわいでいると、帝辛がやってきた。


「なにを騒いでいるのか」


 梅伯は興奮して、

「陛下! 天文官は自らの職務に従って報告したまで。罪ではありませぬ。……後宮で酒に浸り、女におぼれ。かように人を罰してはまつりごとが乱れまする! 天子のすることではございませぬぞ!」


「いきなり何だ。朕を侮辱しにきたのか!」


「違いまする! 過ちを諫めるは我ら上大夫の役目。陛下。お目を覚ましてください。妲己の言いなりになってはなりませぬ!」


「貴様! お前こそ君臣の道を外れておるぞ! ただちに此奴(こやつ)の首をはねよ!」


「この暗君め! 国が滅ぶぞ!」

「衛兵!」「はっ」

 衛兵が梅伯を取り押さえるが、梅伯は暴れながらも帝辛をののしりつづける。


 それを見ていた妲己が、帝辛に告げる。


「陛下。良いことを思いつきました。……かの者のように君臣の道をわきまえずに妄言を吐く者が出てこぬように、新しい処刑具を作らせてはいかがでしょう」


「……ほう。新しい処刑具。それは面白い。――衛兵。梅伯を牢につないでおけ」


「この国は終わりだ!」

 いまだに叫ぶ梅伯が衛兵に連行されていく。しかし、すでに梅伯の声は帝辛に届いてはいない。もはや帝辛の興味は妲己の言い出した処刑具に移っていたのだ。



 妲己はほくそ笑みながら、

「あのような害悪。ことごとく焼き尽くしてこの世から消さなくてはなりませんね」

「ははは。そうだな。……どれ。向こうで詳しい話を聞かせよ」



 商容は、信じられない思いだった。その場で膝をつき、頭を垂れて帝辛に呼びかける。

「へ、陛下。お願いがございます」

「む。なんだ、まだいたのか」


「私ももう年を召しており、宮仕えに耐えられそうにもありませぬ。……宰相の職を返上し隠居させていただけませんでしょうか」

「そうよな。お主は先々代からよく仕えてくれた。うむ。よかろう。養生するがいい」

「……はい。……陛下も、どうかこの国を正しくお導き下さいますよう」

「はっはっはっ。心配は要らぬ。では達者でな」


 帝辛と妲己は連れだって後宮の中へと戻っていった。頭を下げながら見送っている商容の眼からは涙が次から次へと流れていた。




 子牙くんは戻ってきた商容様からこの話を聞き、「これからは儂の代わりに比干ひかん殿を補佐してくれ」と言われたそうだ。

 比干という人は、商容様とともに国を支えてきた重鎮で、別れの宴の後、故郷へと戻っていく商容様を見送り、子牙くんは比干様のもとへと向かった。


 妲己が作った処刑具。それが炮烙ほうろくの刑だった。


 燃えさかる火の上を油に濡れた銅の柱を渡し、罪人にその上を歩かせるのだ。

 罪人は、燃えさかる熱と油によって柱から落ち、そのまま焼き尽くされる。

 中世の西洋では魔女狩りで多くの女性が火あぶりにされたが、それにも勝るとも劣らない残酷な処刑だ。


「その炮烙の第一号が……、梅伯殿でありました。陛下は、まるで娯楽でも見るかのように、妲己と酒を飲み、笑いながらご覧になっており、ました」


 悔しそうに言葉を絞り出す子牙くん。それから、前に春香に話したように、正妃の婦九様が奸計によって死んだという。


「その婦九様の姿を見て、その息子の郊王子と洪王子が憤り、たちまちに取調中だった賊を斬り殺してしまいました。そのため、真相は闇の中となってしまったのです。

 ……しかも、今度は陛下が二王子も自分を殺そうとしていると言い出され、捕まえて処刑するよう命じられたのです」


「おいおい。それって自分の子どもだろう」


「そうです。これも妲己のざんげんでした……。

 幸いに命令を受けた黄飛虎将軍が2人を哀れに思い、追補の軍を集めるのを遅らせるなどして時間を稼がれまして、お2人は無事に都を脱出していかれたのです。黄飛虎将軍は逃げられたと報告され、叱責を甘んじて受けられました。

 ……逃げ延びたお2人は、引退された商容様のところへ行かれたそうです」


 しかし、悲劇がなおも襲う。商容様のもとへ、王子を探しに来た破敗はばいという武将がたまたま挨拶に来て、王子を見つけてしまうのだった。


 商容様は、

「私が陛下を諫め申し上げます。ですからお2人は何も心配はいりませんよ」

と王子を安心させた。破敗も、

「商容様。私めがお2人をしっかりと守って先に戻ります。ですから、すぐに準備をしてお越し下さい」

と言う。前から破敗を知っていた商容様は、それを信用してしまった。


「すぐに追いかけるが、くれぐれも丁重にお送りするのだぞ」

「はっ。もちろんでございます」


 こうして破敗は王子を連れて戻り、まんまと帝辛に報告した。帝辛は商容が来る前に王子を斬首するように命じたそうだ。


「その日のことでございます。比干様より、お2人をお救いする方法はないかと相談があったのです」

 子牙くんは続ける。


「陛下の息子は今のところお2人だけです。国の後継者を処刑するなどという、正常な判断とはとても思えません。……いかに処刑場からお2人をお救いするか。それが問題だったのです」


 確かに。

 深夜の廷内からならともかく、朝の処刑場とあってはとてもじゃないが逃げ切れるとは思えない。何人かの将軍を味方に付けて力尽くで押し入るか。しかし、それでは内乱となってしまうだろう。


「黄飛虎将軍と内談しまして精鋭10人の強襲班を編成し、賊の恰好に変装させて処刑場に押し入るしかないとなりました。そして、比干様の方では陽動のために、処刑場の入り口で文官を集めて処刑の取りやめをするよう騒がさせることとなったのです。

 ……そして、翌朝。天が我々に味方をしてくれました」


「天が?」


「はい。処刑場の中に私も潜んでいました。へいの外では文官たちが騒いでいる怒鳴り声がしているなかを、王子が連れ出されてきました。

 処刑人2名に護衛2名の計4名の兵でしたので、10人で襲いかかればお救いはできます。後はいかに上手く逃走するかと思われました。

 いざ飛び出そうとしたとき、突然、強い風が巻き起こり、塵旋風じんぜんぷうとなって竜巻のごとく土煙を舞い上げたのです。

 視界が効かないそのうちにと、我々強襲班は飛び込んで王子をかっさらい、そのまま手はず通りに刑場から抜け出したのです」


 こうしてほぼ見られることなく、騒ぎになる頃にはすでに比干様のお屋敷に入っていたそうだ。

 都中を王子の行方を捜すために兵士たちがかけずり回ったそうで、比干様のお屋敷の捜索には黄飛虎将軍が一人でやってきた。王子の無事を喜んだ将軍は、このまま西方の周へ逃げ出すよう告げたのだった。



 さらなる運命のいたずらというべきか。

 都中が騒ぎになっているところを商容様がお戻りになり、王子たちが処刑されそうになったと聞き、あわてて宮城へ向かった。


 その報告を受けた比干と子牙くんも急いで登城したが、そこで見たのは帝辛を糾弾する商容様のお姿だったそうだ。


「む? 何事かと思えば商容ではないか。職を辞したのではなかったか?」

「はい。陛下。ですが、いてもたってもいられなくなり、参殿した次第でございます」

「何のことかわかりかねるが、それでどうした」

「陛下の御代となり7年。我が商は先代にも勝る繁栄を誇ってまいりました。これも陛下が民のために政を行い、大夫たちも、民もその陛下にお仕えしてきたからです」

「うむ」


「ところが、ここの処の陛下は、政をおろそかにして後宮に籠もり、酒と女におぼれております。側室の妲己様の言を重んじ、取り入ろうとする奸臣どもを信用し、正妃様、王子様を殺そうとされ、忠臣の者を処刑しております。――陛下。これは王道ではありませぬ。人道にももとる畜生道の行いですぞ。

 早く賢明なかつての陛下に戻られ、妲己をちゆうし、奸臣を放擲ほうてきし、正妃様、王子様の名を回復なされ、政道を正されるべきであります」


「……なんだと。代々の功臣であったからと黙って聞いておれば、妲己を殺せと! 貴様、何様のつもりだ!」


「まだ目を覚まされませぬか。このままでは天から見放されますぞ!」

 帝辛は興奮して立ち上がり、憤怒ふんぬ形相ぎようそうで商容を指さした。

「ええい。黙れ黙れ! この老いぼれを不敬罪で処刑せよ!」

 文官たちの目の前で、兵士が商容を取り囲もうと走り込んでくる。



 商容は立ち上がり、

「寄るでない!」

と兵士を一喝すると、その気迫に兵士が立ち止まった。


「すっかり心根が腐ってしまわれましたな。死など恐れませぬ。愛国の民の死に様をご覧になるがいい!」


 商容はそう叫ぶと、柱に向かって走り出し、激しく頭を打ち付けて自ら命を絶ったのだった。



「――壮絶な最期でございました」

 悲壮な表情の子牙くんに、俺も何も言えなかった。


「それから私は比干様より、ただちに職を辞して、変装した王子2人を周へとお連れするよう密命を帯びました。〝すまぬ。すまぬ。賊として王子を周へ連れ去ってくれ〟と。……今、商では私は王子を連れ去ったとして手配されていることでしょう」



 なるほど。それでここに……。ということは、王子は無事に周に逃げ込んだというわけか。



 ここで宋異人さんが話の続きをしてくれた。

「私どももすぐに商と豊邑の店をたたみまして、隴中へ撤退することとなりました。幸いなことに商では、子牙が西方に逃げたと推測はされていますが、どこへ行ったのかはわかっていないようです」

「なるほど。それでしばらくここに、と」

 子牙くんはうなずいた。



「でも、奥さんはどうしたんだい?」

「妻とは離縁いたしました」

 宋異人さんが微笑んだ。

「なんでもひどい剣幕だったようです。陛下にさからうとは何をしてるんだとか、もう離婚よ! とかと叫ばれたみたいで」


 力なく笑う子牙くんに、俺は酒をついでやった。

「まあ、仕方ないな。奥さんにしてみれば、一族が抹殺される可能性もあるわけだし」

「あの家からは武人が出ておりますので、比干様と黄飛虎将軍の方でうまくされるでしょう」

「そうだな」


 俺は春香の方を見る。黙って話を聞いていた春香だったが、俺の視線に気がつくとコクンと首を縦に振る。


 ……どうやら春香も、子牙くんをかくまうことについてはOKのようだ。


 どれくらいかわからないが捜索部隊が出ているだろう事は確実だ。このまま子牙くんが行方をくらませれば、王子の方も安全が保たれるだろう。



「わかった。じゃあ、どれくらいになるかわからないけど、うちで暮らすといい。……春香と碧霞もそれでいいね?」

「もちろんよ」「うん。わかった」


 すると子牙くんはイスから立ち上がって床に膝をついた。

「このご恩はわすれません。どうかよろしくお願いします」

 丁寧な礼に、俺は「いいって」といいながら、春香と碧霞に客室の用意をお願いしたのだった。

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