概要
とあるネタを思いついた私は、異世界ファンタジー小説を書こうと考え、最初の一文を、脳裏に思い浮かべた。
【教訓】考え過ぎて書けなくなるのは本末転倒である。
★100超えました(2017/8/24)。閲覧、応援など有難うございます。
「完結済」にしていますが、恐らく突発的に追記が増えます。
「追記5」余談16の小説→『郵便配達アーリィ&アープ』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881698779
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★ Good!面白い考察をありがとう!
言語つながりでここにたどり着きました。
こういう異世界構築のための考察って結構面白いですよね、似非科学好きな私も結構妄想してたりしますが、残念ながら私自身は物語を書く機会というか時間がなさそうなので、ここで棚卸代わりに披露しておきます。
時間の概念と言えば、他の人も書かれている通り、やはり「歩く」というのがメジャーですよね。『陸マイルと海マイルの由来について』で検索すると出てくるように、マイルなんかはもともとは「歩幅」から来てるらしいし、片田舎のあまり文明的ではない社会なら「領主の城までは朝から夜まで頑張れば歩いて6往復できるぐらいの距離」みたいな書き方なんてどうでしょう?みたいなね。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!マリーの村から始まる異世界設計
タイトルでは『一行で書くのを諦めた』とありますが、実際に読んだところ『マリー』という人物名が出てきた時点で挫折しているような気もします。
現代ファンタジーや現代ドラマならそのままの意味で受け取れる文章も、異世界ファンタジーだと文章に含まれる意味が大きく変化する、ということが、この作品を読めば分かります。
その世界で使用されている単位。世界の成り立ち。マリーとは本当に人間なの? この世界と異世界は全く何の繋がりも本来は無いわけですから、自分たちの常識とかけ離れた世界になっていてもおかしくないのです。
そう考えると、世の中に出回っている異世界ファンタジー作品って全部展開の都合が良すぎると思えて…続きを読む - ★★ Very Good!!詰め込み過ぎたり考え過ぎたりすると破綻するという典型
これは中々どうして奥が深い。異世界ファンタジーに書くのにあたって、何をどうすれば異世界っぽくなるのか……。人とは違う容姿をしている? 表記が違う? 方向や言語が異なる? 魔法の唱え方? 価値観? 地形? 種族?
そう考えこんでいる内に思考の坩堝に嵌まり、そして気付いたら抜け出せなくなっている。しかし、個人的には嵌まった先に異世界ファンタジーの楽しさがある気もしますw
確かに色々と考えるのは大事ですが、かと言って深く考え込み過ぎて物事が進まなければ元の木阿弥もいいところ。やはり適度にやり易いと思うやり方で小説を書くのが一番かなと個人的には思いますw - ★★★ Excellent!!!異世界で出会う美少女は実は卵生で、脱いだらイロイロ違うかもしれない。
しばしば思うのだけれど。
あなたが書く「異世界」の対概念は「地球」なのですか?
ならばその「異世界」、単なる「別の惑星」ではないの?
(いや、惑星には限らず、恒星か衛星かもしれないけど)
異世界ファンタジーのあら探しをしたいわけじゃない。
作品世界に身を委ねて、たっぷり楽しみたいだけだ。
だからこそ矛盾が目に入らないように書いてほしくて。
でも、理詰めでやりすぎると、とんでもないよね……。
まじめに考えれば考えるほどドツボにハマってしまう。
そんな苦悩が書かれた本作、シュールにしてユーモラス。
本気でガッツリ悩んだからこそだよね、と思うと、
笑ってしまうと申し訳ないのだけれど笑ってしまう…続きを読む - ★★★ Excellent!!!あちらも立てて、こちらも立てて
私たちの住んでいる世界とは異なる場所を舞台にするということは、私たちの世界とは何か異なるところがあるということになる。
月がふたつあるやら、ドラゴンが住んでいるやら。
そのほかの部分を私たちの住んでいる世界と同じにした時、変えたところと矛盾がなければよいのだが、そんなつごうの良いことは少ない。
つじつま合わせに新しい設定を考えると、さらに矛盾などが出てくる。
困るのは、その整合性が図れたとしても、当初イメージしていた世界とは大きく異なる、望んでいない世界ができてしまう時である。
しかし、そこまで行けるケースは稀であり、たいていは一行目でキーボードが止まり、その世界は終わりである。
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