「異世界はつらいよ」……本質的かつ軽妙な考察。異世界モノを書く方は一読の価値ありです。私はーー現世に逝きます、じゃなかった、生きます。
広告会社勤務を経て、文筆業。 第四回『城山三郎経済小説大賞』最終候補。 第二回『藤本義一文学賞・特別賞』受賞。 初上梓『帝王の誤算-小説・世界最大の広告代理店…
タイトルでは『一行で書くのを諦めた』とありますが、実際に読んだところ『マリー』という人物名が出てきた時点で挫折しているような気もします。現代ファンタジーや現代ドラマならそのままの意味で受け取れる文…続きを読む
異世界は書くのも読むのは楽しい。なぜならば物理法則を無視して、好き勝手に世界を描くことができるからである。魔法が使える、神様がいる、魔物がいるなど、我々が暮らす平凡な地球よりも魅力的に感じやすい。…続きを読む
作者の異世界への本気度がうかがえる考察的小説。 え? これって、本気で考えてるんですよね? という疑問すら浮かんでくるほどに、作者はひたすら真面目に異世界について考察していきます。しかも、かなり…続きを読む
異世界ファンタジーを書こうとした作者は、ふと考えた。この異世界に「時間」という概念はあるのだろうか、と。そこから、作者の理詰めの世界構築が始まる――が、それは正しい答えなど無い問いである。…続きを読む
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