台中公園と道ばたご飯
お茶をしてから、先ほどのバスで台中公園へ。
台中公園ものすごく大きな公園で、池があったり
ヤギの後ろにこんもりとガジュマルの木が生えていた。台湾は亜熱帯地方なので、ガジュマルが至る所に生えているのが、異国情緒を思わせる。しかもこのガジュマルは、相当大きかった。
パパ吉は「せっかく台中公園に来たから、駅前の電気街を見に行く」と出かけて行ったので、私らは児童公園で遊びながらパパ吉の帰りを待つことにした。
最初は楽しく鉄棒をしたりブランコをしたりして遊んでいたのだが、地下通路の出口の屋根で遊ぶ現地の子を見たとたんに、うちの子達もやりたがり……。
ザラザラの石で出来ている屋根を滑り降りるのだから、加減を知らない息子のたぬ吉はがっつりズボンに穴を開けやがった……orz 着替え一式持たせてて良かった~。速攻でお着替えだよ……💦
着替えが終わったら、先ほど出口の屋根で遊んでいた親子がトラックに移動していたので、うちの子達も追いかけてトラックへ移動した。この親子さん、いきなり「遊んで~!」と近寄っていく怪しい日本人親子にいやな顔をせず楽しく一緒に遊んでくれた。お母さんが竹とんぼすごく上手で、たぬ吉が大喜びだった。
やっぱり、子供は子供と一緒に体を使って遊ぶのが楽しいようだ。言葉は通じなくても一緒に遊べるのは高雄の旗津区でも立証済み。台日の子供達は一緒にトラックで駆け比べをして、竹とんぼを飛ばし、互いの母親の脚を飛び越え、40分近くトラックで遊びまくっていた。
このお母さんには後で写真送るからと、住所交換してもらい、パパ吉が帰ってきたこともあり、時間も遅くなってきたこともあって、親子さん達とはバイバイした。
それでもうちの子供達はまだ薄明るいから帰りたくないと駄々をこね、もう少し公園の中を散策することに。
台中公園には何故かブタの像がたくさんいて(ブタは子だくさんで縁起がいいので、それで児童公園の傍にたくさんいたのかな?)、娘は喜んで乗っかっては写真を撮るようにねだり、その脇で息子はやっぱり竹とんぼで遊んでいた。
「ほら!もういい加減遅いから帰るよ!」
「パパもママももうおなか減ったよ!」
と子供達を追い立て、やっと帰途に着く。
台中公園から帰宅ラッシュのバスに乗り(それでも子供は席を譲っていただいた……💦)、地図を見ていたら帰り道に「中華路夜市」の字を見つけたので、さっそくバスを降りて行ってみることに。
あんまり屋台はなく、道路の脇にいくつかの屋台が出ていただけだったが、大きな夜市(逢甲夜市)は市外にあって、バスで行かないといけないので、もう面倒くさいので今日はここでお夕飯。
娘のぢぞ吉が鶏丼を、残りの全員は豚の角煮丼を注文。
旨ぁ~~~~~!!!!!
もうね、こういうちょっとした屋台が美味しいんだから、台湾良いよね!お財布にも優しいし!!
すっかりおなかもいっぱいになり、この後先ほどと同じ路線のバスに乗ろうとしたら、先ほどは8才以下無料だったのに、このバスは「8才以下は何才でも半額取るぞ」というバスだった。
なにおう!?バスによって違うの!?でも同じ会社だよね!?同じ路線の同じ会社のバスなのに、何で!?しかも台湾のバス、お釣り出ないんだよ!!!
うちら、大人2人分の40元は用意してあったのに、子供2人分の20元が足りなくて、結局60元で良いところを100元払う羽目に……。
くそ~~!!!台中のバス、難しすぎる~~~!!!
初めての子連れ海外旅行は台湾で!! 熊猫 いぬ吉 @kuma-inu
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