蓮池潭散策

 孔子廟は、蓮池潭の端っこの辺りに建てられていた。先程の市場や公園とは90度角度を変えて通りを渡ると、すぐにそこは蓮池潭だ。


 蓮池潭は全長1.4kmあり、その間に3つの建物や像が、湖の中に建てられている。この像がとにかくでかい!!湖の中に立っている像や建物には、湖畔から橋が架かっていているのだが、湖畔から見るとあまりの大きさから、とても近いところにあるように見えてしまうくらいなのだ。


 そんな巨大な像が、湖の上にぽっかりぽっかりと見える。

 1.4kmの間に4つの像や建物だから、その間は結構な距離があって、湖畔のステキな散歩道を通りながら名所をつないでいく。所々にベンチが置いてあるので、時々座って休みながら移動。


 そうそう、それから、像(建物)──湖の中の橋──湖畔の散歩道──道路──廟という位置関係で、像や建物の向かいには必ず廟がある。これはどっちが先に造られたんだろうか。廟に人を呼ぶために、向かいに観光名所を造ったのか、それとも観光名所の前に、せっかくだから廟を造るのかな?


 どちらにしろ台湾は戦前・戦後に建てられた廟や建物が多いので、歴史の古い建物が少ないから、この辺、色んな計算で造ってったんだろうなぁ……。


 では、蓮池潭の像を見ていこう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る