何を持っていく?
子連れの旅行で1番不安になるのは、何と言っても子供の健康だろう。何しろ子供は急に熱を出したりリバースちしゃったりするので、そのたびに親はオロオロしてしまうのだ。
でも気がつくと、そういう体調不良の時に医者さんが出してくれるお薬って、ほとんど同じ物じゃないか?ん?いつも同じのしか出てこないぞ?そして同じのを飲むと、いつもすぐ治るぞ?
ということに気がついてから、私ら家族は旅行に行く前に、「いつからいつまで旅行に行くんで、いつも熱・嘔吐・下痢の時に出してくれる薬を事前に出してくれませんか」と相談することにしている。
先生も心得た物で「そんだけ持ってけば安心だね。熱と嘔吐がひどくなった時用の座薬と、完腸液もあれば完璧だな。よし、今風邪引いてることにして、出してあげるね」と、薬を出してくれるのだ。かかりつけのお医者さんというのは本当にありがたい!!毎月アレルギーのお薬貰いに医者に通っていた甲斐がありましたよ!!←おい💦
※これはあくまでもその先生のご好意に甘えているのであって、事前にお薬を出してくれないお医者さんの方が普通だと思われます。どうか自己責任でお願いします💦
また、うちの娘はアレルギー持ちなので、もちろんそういう常備薬は旅行日程分出してもらい、また、1話目で書いていた「魔法のお薬」(「行きの飛行機恐怖症」対策の、子供用の抗不安剤)も、何かの時のために少し多めに貰っておいた。
他に体温計、冷えピタも用意。水やスポーツドリンクは現地にセブンイレブンやファミリーマート(現地では「全家」という名前だが、看板はロゴ以外、全て日本のファミマと同じなのですぐに分かる)があるので、いくらでも購入可能だ。
それから、これ大事。
台湾は日本語の出来る病院がたくさんあるので、ネットでチェックして日本語の出来る病院のリストをプリントアウトするのを忘れずに。私は「公益財団法人 交流協会 台北事務所」のページをプリントアウトして、海外旅行保険の保険証と一緒に持って歩いていた。
また、これは日本にいるときから常にやっていることだけれど、子供の着替えや飲み水、非常用のおやつやタオルは、常に一揃えリュックに入れて、子供に自分で背負わせる。
正直、親が子供2人分の着替えや水を持って移動するのは大変だ。親の方も普段より多めの荷物を持っているのだから、これくらいは子供に持ってくれよと、我が家ではかなり小さいときからお出かけの時には自分の着替えやおむつの替えを背負わせていたのだ。
時々通りすがりのおばあさんから「あんな小さい子があんなにしっかり荷物持たされて可哀想!」などと言われることもあるのだけれど、「お前の荷物だぞ!」と言うと、案外子供は喜んで荷物を持ってくれるものだ。いやいや、これを「当たり前」にしておくと、旅行の時は本当に便利!
そうそう。子供の荷物の中には、子供達が飛行機や電車の中で騒ぎ出さないように、携帯ゲームも入れておいた。これは賛否両論あるだろうけど、どうしても騒ぎ出しそうなときの非常手段に……💦
その他、子連れでなくても持ち歩いていた個人旅行にあると便利グッズも紹介しておこう。ただし、台湾は本当にコンビニが充実してるから、いつも持って行く物が必要ないことも多く、国内旅行と装備は同じ感じで良かったのかと、途中から実感したのだけど……💦
まず、旅程が長いので、服は途中で洗濯することになる。ので、小分けパックの洗剤を、持ち運べるように5cm角くらいの小さなタッパーに入れて持っていく。昔は
それから洗濯用品として、ゴム手袋、洗濯ばさみ、洗濯ロープ、針金ハンガー(ホテルのハンガーはタンスから取り出せないようになっていることがあるので)等もあると便利だ。あと、私はいつも霧吹きを持って行くことにしている。霧吹き!?と思うかもしれないが、衣類圧縮パックに服を入れると皺になるからね……。100均等で売っている小さな霧吹きがあれば、皺取りが楽ちんに出来るのだ。
それと、爪楊枝は日本以外の国ではあんまり見かけないので、小さなパックに入れてお財布に。他にも綿棒とか爪切りもあると便利……と思ってたら、台湾のコンビニには売ってたね!忘れても大丈夫!良かった良かった。
あと、私はいつも海外に旅行に行くときはトイレットペーパーの芯を抜いて、潰して持っていくのだが、台湾はトイレ事情がとても良かったので、こちらも必要なし。どこのトイレに入っても、ちゃんとトイレットペーパーがあるというのはなんと幸せなことか……。
あ、台湾のトイレはホテルであってもペーパーを流せないので、どうしても!という時には普通のポケットティッシュで大丈夫。ポケットティッシュやウェットティッシュはそこいらにあるコンビニでいくらでも買えるのだ。
それと、この旅行では携帯電話1台、アイフォン1台、アイパッド2台、デジカメ2台、ノートパソコン1台、携帯ゲーム各自1台ずつ持っていったので、たこ足タップ!!タコ足タップ本当に必要!!
ほとんどの台湾の差し込み口は日本の差し込み口と同じ口だが、時々三穴式プラグのホテルもあるので、三穴式コンセント変換器も持って行くと良いだろう。
生理用品や衛生用品等は、日本と同じメーカーの物がいくらでも買えるので、それほど心配はいらないだろう。海外に行くときに「日本食が恋しくなると行けないから」と、梅干しとかお粥とかお煎餅を持っていく人もいるかと思うけど、コンビニでも買えちゃうよ……。本当に、びっくりするくらいセブンとファミマ(=全家)の品揃え、日本と変わらないよ……。本当、台湾で持ち物で困ることはほぼ無かった……。国内旅行と同じ感覚で大丈夫なので、薬とパスポートさえあればなんとかなっちゃうよ!
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