第5話 脱落

「お前は馬鹿か」

「お前は馬鹿か!」


 一年二組に声が届かない辺りで、二人は歩きながら喧嘩していた。とはいっても、周りの教室から怒鳴り声や泣き声が聞こえているので、例え叫んだとしても聞こえはしないだろう。それを見越して、一姫は適当な理由をつけて太陽を連れ出したのだ。


「何であんなこと言ったんだ、太陽」

「それはこっちの台詞だ、一姫!」

「生贄のことを、あそこで言わなくてもいいだろう」

「っていうかそれ以前に、あそこでみんなに罪の重さを自覚させる必要はないだろうが!」

「……言っただろ。この方法の残酷さに気付いて、明らかに態度が違った人がいた。あそこで言わなかったら、後々に面倒になる。お前も、それは分かっていただろ?」

「う……まあ、そうだけどさ」


 その人物によって陰で広まるよりは、ここで言った方がマシではあったのかもしれない。その即決判断力と先見の明は、流石一姫だという所だ。


「さて、今度はこっちに答えてもらおうか、太陽。どうしてお前、生贄のことを言うんだよ」

「言わなきゃ、お前が悪者になってたじゃないか」

「それでいいんだよ」


 一姫は深く息を吐く。


「人間はさ、じっとしていると段々苦痛になるんだよ。で、誰かの所為にしたくなる。そこで俺という明確な標的がいれば、他の人を責め立てることはなくなる。それが原因で内部分裂を起こしたら、生き残られるものも生き残られなくなる。それはまずいだろう」

「ついでに、生贄になる口実も出来る、ってことか」

「そうだな。多分、一つ前の定時連絡である午後六時くらいに生贄についての放送がされるだろうから、嫌でも話題に上る。絶対にその時になって揉めるじゃないか」

「その時に名前があがるとしたら、悪者のお前、って訳か」

「そうだ」

「アホか」


 太陽が一姫の頭に手刀を入れる。


「……痛い。何をするんだ」

「あまりのアホぶりに、お前の頭の中を治してやった」

「なっ……」

「冷静ぶってるけど、お前もこの状況に混乱しているんだな。やっぱり」


 太陽は安心したように微笑んだ後、眉を吊り上げて一姫の額を小突く。


「いいか。あのクラスの誰が、お前の名前を挙げるっつーんだよ。みんなにとってお前は、教室にいるだけで生き残られる状況にした功労者じゃねえか」

「いや、それでも、ひどいことを口にしているんだぞ」

「そんなの当たり前だろうが。みんなが避けていることを口にしただけでさ。それだけで誰がお前を責めるってんだよ。少し考えてみろ。それよりもさ、むしろ冷静な判断が出来るお前を残す、という考えに頭が働くだろうよ。みんな生き残りたいからな」

「……っ」

「そんなことまで判らなくなるとはな。いつものお前なら――」

「……太陽」


 太陽の話を手で遮り、一姫は頭を軽く振る。


「すまん。俺、やはりアホだな。ちょっと混乱していた。……ああ、自分のアホさ加減に、ちょっと死にたくなってきた」

「不謹慎だぞ、その発言は。と、そういやさ」


 太陽は声を潜めて訊ねる。


「さっき言っていた、生贄に対する策ってのは何だ?」

「ああ、それか。そんなのないよ」

「へえ、そんな方法が……って、は?」

「策なんかない。あれはあの場を安心させるための嘘だ」


 一姫は澄まし顔でそう言うと、人差し指で太陽の額を小突き返す。


「お前があの場で生贄のことを話しちゃったからな。混乱させるのは出来るだけ避けたかった。だから仕方なく、安心させる嘘をついた」

「おお、それは悪いことをしたな。ごめん」

「ま、策を強いて挙げるならば」


 一姫はふんと微かに鼻を鳴らす。


「ああ言えば、どっかの親友が、俺が死なないようにこの事件を全力で解決へと導いてくれるだろう、ってことくらいだ」

「へえへえ。親友冥利に尽きますよっと……って、は?」


 太陽は眼を見開く。


「何でそれを……? 心の中で密かに誓っただけなのに……」


 クラスの皆を助けよう。そして、この事件を解決することによって、この学校をも救おう。


 実は太陽は、そう胸に誓っていた。


「お前なら、そう思っていると思っていたさ。ああは言っても、結局はこの事件を解決するために動くだろう、ってな」

「バレバレか。偽善者っぽくて恥ずかしいんだけどな。どっちにしろ、全員平等に救えないのは分かっているから、まずは自分のクラスだけ守ろうとしたんだけどさ」

「その点、綺麗ごとしか言わない奴よりも好感が持てるぞ」

「お前に好感持たれても嬉しくはねえよ。んじゃ」


 太陽はポロシャツの袖を捲る。


「その親友は思惑通りに動きますか。親友のついでに、この学校も出来るだけ救おうか」

「おう。頼むぞ親友」


 太陽と一姫は、軽く拳をぶつけ合う。


「んでさ姫よ。具体的にはこれからどうするよ」

「うん。じゃあ、ぶらぶらしようか」

「は?」

「ぶらぶらしながら、購買に向かおうか」


 一姫は前方を指差す。


「購買? 何にもないじゃないか」

「は? まあ、お前のことだから何かあるんだろうけど……まあいっか。とりあえず行くか」


 太陽は首を傾げながらも、一姫の言う通りに購買へと歩を進める。

 その道中で、一姫は「そういえば」と顎に手を当てる。


「太陽。お前はさ、この事件についてどう思う?」

「どうって、単純に、許せねえけど」

「そういうことじゃなくてさ。巧妙だとは思わないか」

「何が?」

「そうだな……例を一つ挙げると、八クラスが生き残れることとかな」

「それの何が巧妙なんだ? 妙ではあるけどさ」

「これを聞いて最初どう思った?」

「ふざけんなよ。どうして選別されなければいけねえんだよと思った」

「まあ、お前ならそうだろうな。だけど、大抵の人はこう思ったはずだ」


 一姫は自分のこめかみに人差し指を当てる。


「『』と」


「そうなのか?」

「一クラスって三十人程度だろ。つまり、二百四十人は生き残ることが出来る計算となる」

「そう考えると、意外と多いような錯覚をするな」


 感心の声を上げながらも、太陽は眉を潜める。


「もっとも、死ぬのは四百八十人もいるんだけどな」

「そういうことだ」


 一姫は大きく頷く。


「全体の三分の一ならば、と考える人が多いってことだ。実際、じゃんけんで勝つことの出来る確率と同じだから、そう考えるのも無理はない」

「つまり、そういう心理にさせたあいつらは、相当な曲者だってことだな」

「そう。他にも、…………ん?」


 そこで一姫は言葉を溜飲して、足を止める。


「……そうだ。そうだよな。やっぱり俺は混乱していたよ」

「はあ? いきなりなんだよ。独りで納得しないで説明してくれ」

「いや、太陽……お前、気が付いていないのか?」


 信じられないものを見ている表情の一姫。


「何がだよ」

「自分でさっき言ったじゃないか。そのおかげで、俺もようやくその推測に辿り着いた。こんな簡単なことにも気が付かないとは……」


 悔しそうに顔を歪める一姫は、額を押さえながら太陽をその瞳に映す。


「その点、お前はやっぱりすごいよ。冷静ぶっている俺よりも、遥かに冷静だ」

「おいおいおい。さっきから何言ってんだよ。全く把握出来てねえよ」

「無意識だったのだろうけど、お前、さっきこう言ったんだよ」


 一姫は人差し指と中指を立てて、先程の太陽の言葉を反芻する。


「あいつ『』ってな」

「ん? ああ。確かにそう言った気がするな」


 太陽は頭を掻く。


「だってさ、常識的に考えて一人ではこんな計画、無理があるだろ。死体の確認やら何やらもあるし、放送のこともある。複数人いると考えるのが定石じゃんか」

「仕掛けが大掛かりなのも含めてだな。そもそも、地雷なんてどこで買ったんだろう」

「この学校にそんなの買えそうなのいるか?」

「金銭面の話ならば、洋がいるな。あいつの貯金は二千万円以上あるからな。でも、それは株とかで自分で稼いだらしいぞ」

「そこに眼を付けた馬鹿共がいじめに走ったんだよな。親の金だからいいだろう、ってな」

「親が資産家だとはいえ、そこまでお金が貰えるわけがないのにな」

「ってか、一万円だけであそこまで増やせるんだな」

「人次第でな」

「お前も頭がいいからいけそうじゃねえか?」

「頭の使い方が違う。そうだな……お前で例えると、サッカーやっているんだから、野球も上手いはずだ、ってことだが、どう思う?」

「ああ。そりゃ無理だな」

「それに、結構度胸が必要だしな」


 度胸? と首を傾げる太陽


「例えば……お前、俺に一万円払えば、明日、十パーセントの確率で十万円になっているけど、失敗したら逆に十万円を払わなくてはいけないとなったら、どうする?」

「お前に対してなら掛ける。だが、他の人なら掛けないな」

「それを十倍以上の世界で掛けるのがあいつだ。俺にはそんな額は無理だ」

「度胸あるなあ……あ、でもそれならどうして、あいつはビクビクしてんだ?」

「度胸のベクトルが違うんだよ。命を失う恐怖か、命に近いものを失う恐怖かのな。ま、前者の度胸があるやつなんて、馬鹿しかいないよ」

「じゃあ姫は馬鹿だな」

「お前もな」


 こんな状況で軽口を叩いている二人は、間違いがなく前者の度胸があると言えるだろう。

 そうこうしている内に、二人は購買の近くまで辿り着いた。


 購買の近くでは何人かの生徒がおり、彼らは何やら焦燥とした様子で話し合っている。その中の三年生らしき男子生徒の一人に一姫は話し掛ける。


「あのー、どうかしたのですか?」

「お前ら一年か?」

「ええ。購買に食料を確保しに来たのですが……」

「お前らもか……遅かったな」


 男性生徒は苦々しい顔をする。


「今ここに三クラスくらいが集まっているんだけどな、その全員が遅かったらしい」

「え……遅かったって、どういうことですか?」

「どうやら、俺達がここに来る前に、どこかのクラスが全部かっぱらっちまったらしい」

「……やっぱり、ですか……」


 一姫が神妙そうな顔でそう小声を漏らすと、男子生徒はそこに喰らいついてくる。


「おい。やっぱりってどういうことだ?」

「いえ。さっきここまで上がってくる途中……ちょうど三階でしたから恐らく二年生だったと思うのですが、その廊下に、大量の食糧を抱えた人達が横切って行きました」

「何だって……俺達以外の二年の奴らが奪った、だと……」


 どうやらその生徒は二年生だったらしい。その男子生徒の発言を聞き付け、購買の前にいた他の生徒も集まってくる。


「おい、そいつら、どんな奴だった?」


「確か……愚かな行動を自分から取るような、お調子者と呼ばれそうな人に見えました」

「あと、大人しそうだけど裏でほくそ笑んでいるような、そんな性格の悪い身長の低い男もいました」


「馬鹿な奴と、大人しそうな身長の低い奴か……分かった。ありがとう」


 男子生徒は大きく頷くと、二人に訊ねる。


「お前ら、クラスどこだ?」

「一年五組です」


 一姫はさらりと嘘を吐く。


「よし、情報提供のお礼に、食糧が手に入ったらお前達にも分けてやる。ここに連絡しな」


 そう言って男子生徒は携帯電話を取り出すが、一姫は眼前で手を振る。


「あ、すいません。携帯の電池切れちゃって……」

「オレは元々持っていないです。学校には持ってこない主義なんで」

「ああ。一応校則で禁止されているからな。偉いな。じゃあちょっと待ってろ」


 男子生徒はポケットから生徒手帳を取り出して走り書きをし、その紙を手帳から破り取る。


「他の人の携帯からここに連絡しろ。それでなくても困ったらここに連絡しな。俺は二年三組だから、そこに取りに来い」

「分かりました。ありがとうございます」

「じゃあな。後で連絡しろよ」


 そう言って、彼を含めたその場にいた全員は急ぎ足で購買の前から立ち去って行った。


 その姿が完全に見えなくなった所で、太陽はぽつりと言葉を落とす。


「……こういうことか」

「こういうことだ」


 一姫は表情を変えずに頷く。



「成程ね。オレ達がやるべきことは――【】という訳か」



「そういうこと。より安全にするためにな」

「っていうかさ、愚かって何だよ」

「お前も、身長が低いことは気にしているんだから言うな」

「まあ、オレ達のことじゃないけどな」

「だな」


 一姫は首肯しながら、男子生徒から先程受け取った紙を破って、手近なゴミ箱に捨てる。


「あーあ。ひどいんだ」

「そうだ。俺はひどいんだ」


 一姫は手を軽くはたく。


「あんな『協力する』『分けてやる』と言っているのは、現状を正しく判断していないから言えること。特に後者の意見は、絶対に後に言えなくなる」

「まあそうだけどよ……じゃあさ、現状を正しく認識している奴の答えは何だって言うんだ?」

「出会った相手を殺すことだ」

「ぶっぶー。外れ」


 太陽のバツ印に、一姫は「……質問だったのか」と意外そうに眼を見開く。


「じゃあ一体何だと言うんだ? まさか、仲間にするとか戯言を言うじゃないんだろうな?」

「言わねえよ。正解は――【相手を利用すること】だ。相手から情報を聞き出したり、わざと間違った情報を流させたりすることの方が正解だな」

「つまり、俺達は正解の行動を取った、ということだな」

「そういうことだ。……まあ、人としては間違っているけれどな」


 そこで太陽は顔を暗くさせる。


「仕方がない。俺達だって、生きなくちゃいけないんだ」

「だからって、わざわざ騙す真似をしなくても良かったんじゃないか、って思うんだよ」

「なら正直に言うのか? そうなれば標的はこちらになって、ただみんなを危険に晒すだけだ」

「いや、それは分かっているんだけどさ……」


 煮え切らない様子の太陽。そんな彼の様子を見兼ねてか、一姫はこう提言する。


「……なあ、ならば今から、放送室に行ってみるか?」


 放送室は同じ四階に存在するが、太陽達がいる購買とは真逆の場所に位置している。


「放送室? って、おい。そこは危ないんじゃねえか? そこには犯人がいるっぽいから、何かしら対策とか罠とかあるんじゃねえのか?」

「それを確かめに行くんだよ。それともお前は、ここで嘘をつき続ける方が好きか?」

「うんにゃ。それよりはマシだな」


 拳を自分の掌に打ち付け、太陽は大きく頷いて表情を明るくさせる。


「よし、さっさと倒しちまおう。それでこの物語は終わりだ。こんな馬鹿げた【ゲーム】なんて終わらせて――」



『――



 あまりにも突然に、その声は降ってきた。二人は身体を硬直させ、すぐさま臨戦態勢に入る。


「コレから聞こえたな」


 一姫が購買の天井付近にあるスピーカーを指差す。


「今度は何なんだよ」

「分からない。だけど、三年三組って言っていたということは……」

「まさか……誰かが死んだのか?」


『三年三組』


 もう一度、声はクラス名を読み上げる。


『正義漢ガ強イノカナ。放送室ノ目ノ前デ銃弾ニ倒レタッテネ。私ノ正体デモ暴コウトシタノダロウ。ダカラコウシテ死ヌコトニナッタノダ』


 そして、声は衝撃的な事実を告げる。



『シカモ――



「……何だと」


 先程まで眉一つ動かさず、予想通りと言った様子で耳を傾けていた一姫の眼が大きく開いた。


「ちょっと待て。あまりにも早い……早すぎるぞ、これは……」

「早い? 何がだ?」

「忘れたのか太陽。二人死んだんだぞ」


 一姫が焦りの表情を浮かべる。


「一クラスで二人死んだということは――」


『コンナニ早ク脱落クラスガ出ルトハ、嬉シイ誤算ダヨ』


 全く嬉しい様子を含まず、声はそう言った。



『ヨッテ――



「――太陽、急いでこの場を離れるぞ」


 同時に一姫が鋭い声を放つ。



「三年の教室は四階、つまりはだ。巻き込まれるぞ」



『――サヨウナラ』



 パン、という渇いた音が、太陽達の耳に複数回飛び込む。同時に悲鳴が轟くが、しかしそれも徐々に少なくなっていく。


「あいつら……マジでやりやがった……」


 唖然としながら、太陽は拳を震わせる。


「マジで……撃ちやがった……」

「マジなのは先生殺しているんだから判っていただろ。早く逃げるぞ」

「マジで……許せねえ……っ」

「ストップだ馬鹿」


 一姫は太陽の肩を掴む。


「離せ姫。……大丈夫だ。助けになんか行かねえよ」

「ならその脚はどこに向かおうとしているんだよ」

「三年三組だ」

「言っていることが矛盾している。少し頭冷やせ」

「矛盾してねえ。あいつらは助けない。ただ犯人の姿を、一目だけでも見てくるだけだ」

「やめておけ」

「何で?」


 太陽は今にも殴らんばかりに睨み付ける。

 その視線を受け流し、一姫は低い声で告げる。


「音からして相手は銃を持っている。もしお前が三年三組の奴と勘違いされたら――死ぬぞ」

「オレは死なない。それに、犯人の一人を特定しないと、犯人グループの検討が付かないだろ。そんなんじゃ生贄の時間までに解決出来ない」

「リスクが高い。俺達はもう、誰一人欠けちゃいけないんだ。だから」

「生贄を出すわけにはいけないんじゃないか。ここで無茶しないでいつ無茶するんだ」


 太陽は下を向いて、拳を強く握り締める。


「……オレは生き残りたい。誰一人として、もう失いたくない。……だから、オレは犯人を捕まえて、こんなくだらいない【ゲーム】は終焉させてやりたいんだよ」

「太陽……」

「まあ、死なないからよ。信じて送り出してくれないか、姫?」


 太陽の意思は固い。こうなった時の彼は簡単には折れないことを、一姫はよく知っていた。


「……ったく、頑固で最悪だな」


 一姫は大きく息を吸い、額に手を当てる。


「太陽。お前、絶対に死なないんだな」

「ああ。死んだら天国でオレを殺してくれても構わない」

「そうしたいが、残念ながら俺は天国に行けそうもない。五島辺りに頼んでおく」

「うわー、五島さんか。可愛い顔で大人しいから怖いな。アニメキャラだとこういう人が猟奇的だからさ」

「憶測だけでそんなことを言うと、五島が泣くぞ」

「それはいかん。好きな人を泣かしてはな」


 そう告白した後、太陽は口の端を大きく吊り上げて、一気に駆け出した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る