サン シカ

　私に変化をもたらしてくれたカクヨム創作論です。 　カクヨムランキング上位の作品ってどんなのか知っていますか？　長いタイトルの異世界転生ものかラブコメ作品が席を埋めているアレです…続きを読む

努力は必ず報われる。努力し続ければ目標が掴める。 残念ながら現実は違います。 もし1年間で80万文字書いてもやり方を間違えればどこへも行けません。 まずこの講座を読んでみてくださ…続きを読む

"私"と溝口君はいつだって一期一会だ。日々投稿される一話完結の掌編たちは、お互いに一切の繋がりもなく独立していて、死に戻るわけでもなく、エンドレスエイトを繰り返すでもなく、平行世界…続きを読む

　まず、きれいな★777を崩してしまってごめんなさい。私がレビューすることでこの並びのいい数から★780になってしまったのですけど、第２６話あたりを読んでからなんというか呆然として…続きを読む

三行め辺りでこの単語が見えた時、「あ、これ好きかも」と思った。たぶん僕の中でいちばん的確な例えが『あだち充マンガの男女を読んでいるみたい』というもので、もういっこ例えるなら（共感し…続きを読む

すんごい。ひと言で言うとこれ。今年のカクヨム甲子園を語るならこの物語に目を通しておかなきゃダメ、まである。『夏を殺す』という、不条理ものとさえ思える文言が、不気味さを引きずりつつこ…続きを読む

不条理系というかメタフィジックな物語の展開って、『読者に完全な理解を求めていない』結末を迎えるものが多い中、頭を傾げさせられることもなく素直に楽しめました。仕込まれた数々のネタはひ…続きを読む

　たまたまレビューがトップ画面にひっかかっていたので読んでみたところ、レビュアーさんたちがなぜそんな文面を残していったのかがわかりました。要するに、『面白い』の最上級の言い方は『面…続きを読む

　今の今まで不条理で理由のない物語は苦手だったのですけど、これを読了した今はその感覚がきれいさっぱりなくなってしまいました。「ああ、こういうふうに書けばいいんだ」「物語って全然自由…続きを読む

　胸が肥大化していくという現象はあくまで物語の加速装置であって、その先にあるすばらしい結末を一人でも多くの人に味わって欲しい。大切な相手と出会い、交流する中で気持ちが温かく切なく揺…続きを読む

この方の物語を読むのはこれで三つめ。まあ……よく毎度違うテイストで書けるものですよ。タグにもあるように『下ネタ』の『コメディ』なのですけど、同タグの小説群から頭一つ抜けているのじゃ…続きを読む

某節子さんのフルネーム見てしじみ汁を吹いた。彼女だけはこの先出会っておかしくない名前なんだけど、顔見ただけで笑いそうで怖いです。そんな、人生にささやかな尾を引く物語です！（恨）――…続きを読む

読み始めてまず「避けるチーズ？？？」となり、途中出てくる虫の名前に困惑し、先の見えない展開に何度か挫折しそうになりながらも、それでも読むのをやめられなかったのは作者のすさまじい文章…続きを読む

ポル・ポト政権下の子ども兵、ケツァナとペイファの日常が瑞々しく、時に土臭く切り取られた物語。とても仲良しな二人の会話からわずかに見える、赤ん坊の顔の産毛ほどの違和感が次第に像を結び…続きを読む

　なにか読むものないかなーとぼんやり探していて、カクヨムの茫漠な小説の森の中、ふとこの物語が僕の近くにあった。たまたま、偶然。目を通して、宮沢賢治の『わたくしといふ現象は仮定された…続きを読む

世界地図を100年眺めていても世界のかたちは変わらない。 でも紙の上からは視認できない幾億の命たちは、そのありようを完全に変えていた。 成し遂げたのは、ひと組の作家とアンドロイド、…続きを読む

ペンギン。 テレビ画面の中に列を成して、よちよち歩いている。 白黒のツートン。 手ともヒレともとれるものを一対揺らして、同じ動きをする社会的動物のように順番に氷の大地から飛び込む姿…続きを読む

いろんな視点・年代からの恋愛掌編で、短い時間でも楽しめます。 現在進行形の恋愛や、終わってしまった恋のどこかに、この掌編群と共感できる部分があるなら、この場所は恋愛ソングのアルバ…続きを読む

そう、思ったのです。 たまたま今日、学生時代にもらった年賀状がひょっこり出てきました。 仲の良かった親友からのもので、『近況報告』やら『最近お気に入りのセリフベスト10』とか『生…続きを読む

まず、僕は異世界ファンタジーは好きです。 この前提を踏まえ、以下はレビュー文体に切り替えます。 　異世界ファンタジー、特に異世界転生ものは既にブルーオーシャンではなく強者ひしめ…続きを読む

びゅーてぃふる。とても良い。