冰剣の魔術師が世界を統べる〜世界最強の魔術師である少年は、魔術学院に入学する〜

作者 御子柴奈々

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★★★ Excellent!!!

最強主人公の学園モノといえばこれ、という王道展開はもちろん、オリジナリティあふれる魔法設定や魅力的なキャラクター達、どれをとってもクオリティが高く、設定や世界観が作りこまれているのだと思いました。

学生ならではの心の移り変わりや成長。主人公だけでなく周りのキャラクターについてもそれらが描かれていて、主人公の影響力を感じるとともに青春らしさを感じました。

シリアスバトルとギャグ回のギャップが面白く、いろんな感情を持って読むことができるかと思います。


最後に一つ。

やっぱり筋肉は大事だよな!

★★★ Excellent!!!

この作品はとある1人の規格外な少年と、その少年を取り巻く人々で織り成す青春群像劇。

ありふれた設定である、ファンタジーの学園物。
タイトルを見て、そう思って読み始めた私は浅はかでした。
読み進めれば進める程、引き込まれていくストーリー。
そして、斬新で緻密な独自の魔術理論。
何より心惹かれていくのが魅力的な登場人物達。
主人公を中心に描かれていく丁寧な心理描写と成長。
それに伴って織り成されていく、友情と恋愛模様。
様々な要素が凝縮されているにも関わらず、なんと入ってきやすい事か。

少しずつ解き明かされていく背景と謎。
あの伏線がここに繋がるのかとニヤニヤさせられる事も数知れず。
未だに飽きさせてくれません。
百聞は一見に如かず。
まずは読み始めていただく事をお勧めします。

★★★ Excellent!!!

一話目からの更新の時から見ています。私は高校2年生なので勉強に集中しなければいけない時期なのですが毎日更新される本作は本当に時間を割かなければ気が済まないほどの作品です。特にいいなと思ったのはやはり女装のリリィーちゃんですね。面白いです。これからも頑張ってください。よければ私の小説のダメなところをご指摘頂きたいです。

★★★ Excellent!!!

最初はタイトルから最近主流となっている感じの話かと思いましたが、読み進めるうちにとても丁寧な描写、ストーリー、何よりも他者とは完全に理解し合う事はできないとわかりつつも、懸命で愚直、そして紳士に他人と向き合う登場人物に惹かれます。魔術一つにしも論理的で素直に納得でき、続きがとても楽しみな作品です。

★★★ Excellent!!!

まず、僕は異世界ファンタジーは好きです。
この前提を踏まえ、以下はレビュー文体に切り替えます。


 異世界ファンタジー、特に異世界転生ものは既にブルーオーシャンではなく強者ひしめく群雄割拠の戦国の世であり、そこから頭一つ抜けることはとても難しい。それは、2019年現在でアニメ化作品の多くが異世界ファンタジー(転生)を取り扱っていることからもよくわかるだろう。

 いわゆる「俺つえええ」作品の醍醐味は、だいたいが冒頭部分にある。絶対的強者が理不尽な社会に飛び込み、強さで周りを圧倒していく。その爽快感がたまらない。だがしかし、あくまで個人的な感想だけれど、冒頭部分を消化し終えた異世界ファンタジーは、その鮮烈なファーストインパクトを引きずったままテンプレート的展開へ突入してしまう。自分を慕う仲間と共に困難に立ち向かう。物語の展開による面白さはあれど、最初に打ち上げた大玉花火程のインパクトはもう消えてしまっている。

では異世界ファンタジーにおいて面白さとはなんなのか?
それは『理由』だと結論する。

現代のファンタジーの名作が持っているものは、世界観の徹底的なまでの作り込みだ。『主人公が世界の誰よりも強く、圧倒的な魅力がある』その要素一つでも物語をけん引できる力は確かにある。だが前述の通り、その花火はいずれ散ってしまう。一発屋の芸人さんは爆発的な人気は得ても長生きできないのと同じ。生き残っていく為には最初に見せた芸より、さらに別の引き出しが必要になる。
魅力的な主人公をより輝かせるものより長生きさせるもの、それは主人公を越えた大きな力に他ならない。つまり、世界そのもののことだ。

多くの異世界ファンタジーものにとって、『キャラクター』は『世界』の上位にある。まずキャラが存在して、キャラの周りに絵が描かれている。
だから世界は全くキャラクターの為だけの都合のいいものとして存在し… 続きを読む

★★★ Excellent!!!


アーノルド学園は、貴族の血統が全てだ。

学園史上初の一般人による入学。噂が噂を巻き起こす中、一報は他者の目を曇らせた。

ーー枯れた魔術師、ウィザード。

裏の顔は、冰剣の魔術師。


軽蔑と疑惑、忌避と嫌悪に囲まれた中で我が道を進む彼。
その明るい······脳天気な性格は偽りの壁を超えた友情を築き上げていく。

本当の実力を知るが故に私たちは背徳感を覚え、同時に能天気さと天然のギャップが上手く描かれています。
時折はさむ追憶が適度なシリアスを醸し出していて、物語の進行がさらに引き立てられていました。

また、他の魔法・魔術とは一風変わったスタイルの魔術論を構築されているため、事テンプレにおいても普通とは違った会話が起こるため日常の会話すら面白かったです。

ぜひぜひ皆さんも読んでみてください!