三上 蒼太

朔から望月まで育ち、やがて痩せて戻っていく。目には見えない日にも、いつもそこにあって、私達のことを見守ってくれている。そんな日々の月に思うことや、月の見えない日のこと、心に映るも…

Web小説で出会った"ミコト"。 夢中になれるものに焦がれていた俺は、会ったこともない彼女に初恋のような感情を抱いてしまう。 彼女がクラスメイトだったら――。そう願うけれど、現…

本作は、カクヨム史上初の、歌声喫茶が舞台です。 (ちゃんと検索して調べました) 生き辛さを抱えた主人公、田中明照。母方の祖父母に誘われ 一緒に行った先は歌声喫茶。経営者の孫娘から…

地球での一時を終え、記憶を消され月に返されたかぐや姫。 しかしある事をキッカケに思い出してしまう！？ 地球に行った理由が罪を働いたことによる 罰だったのを思い出し、かぐや姫は誓う…

騎兵が草原を駆け抜け、砲弾が大地を震わし、艦隊が大波を砕く――。 戦記に彩りを添えるは、女性士官・奥方様・美少女……女性陣は、ものぐさな知将が気になる様子。 「あと５分……いや…

人類滅亡後の世界で、獣人・竜人・鳥人・魚人・妖精や吸血鬼など様々な種族が入り乱れて社会を形成し、平穏と覇権を懸けて戦う。 聖性の威力を失い形骸化した教会も魔族たちに乗っ取られ…

名古屋で広がる謎の病気。深まる謎。街を濁らせた犯人とは

　このエッセイ？は、事実を元に構成された、いわば私（オヂサン）の日記で御座います。 　あるサラリーマンのドタバタ劇を楽しんで頂けると幸いです！ 　もし読んでくれた同じ境遇の方が居…

大天使ウリエル。 しかし、何故か幼女の姿をしていた。しかもひと癖もふた癖もある天使だった。 同じ頃、ベリアルという悪魔が活動をして親友と何かあったみたいで。 親友を救うために異世…

　大切な大切な、再会のために、お爺ちゃんは、白いスニーカーを用意していました。

カクヨム作家の俺はミステリのネタに餓えていた。 連載中の小説はアイデアがつき、しばらく更新が途絶えていた。何か面白いことはないものかと生活の中や読書からネタを探し求めていた。 し…

　とあるゴミ捨て場の町で暮らす少年ヒビキの、怠惰で平凡な日常は異邦人の少女によって砕かれる。 　少女と自身の日常を取り戻すべく、友人達と動き始めたヒビキだったが、異邦人来訪は彼の…

長年勤めていた魔王軍。しかし、唐突に告げられたのは解雇の二文字だった。 身に覚えのある悪行の数々、納得のいかない解雇と退職金が出ない理由。だが、面倒に思った魔王によって強制的に追…

この世界の名前はテイル。 神々の最終決戦の地にて築かれた、人による世界。 一際栄華を極める中央大陸で囁かれる、大罪人の噂。 首にかかった賞金は160億。 ―――そんな彼が出会…

　これは、似て異なる我々とは別の世界の話。そこでは科学技術の発展の末に、機械に寄生する新種生命体――通称「電機寄生体」が発現していた。 　――機械に寄生するオバケ？ 　――電気…

間違った欧米化が進む日本、欧州から一回り遅れている日本は、 むしろ、この先を見据え、大和撫子、サムライ男子を今すぐ養成すべし。 男女同権は当たり前ですが、実際は、男は二人、家…

ときは大正、舞台は華の都の帝都。 幼少期から「見える」令嬢、塚本美津江は「帝国の遺物」なる不可思議な力を持つ万年筆を河原で拾った。そのときから彼女は幼き美少女陰陽師として帝都を揺…

ワクチンを打って、ひどい副反応が出ている主人公の雄飛（25歳男性）は SNSのトレンドで「ワクチンに異物混入」という文字を見かける。 翌日。起きるとすっかり元気になって、一件落着…

【第一部】 　現代の日本で妖は知識として残され、娯楽商品としての進化も遂げている。 　しかし、妖も人間の文明と共に進化し、人に姿は見えずとも、紛れるように暮らしていた。 　そして…

青年、逆井綾音（さかい・あやね）の唯一の親友にして幼馴染の寿樹恵（ことほぎ・めぐみ）が原因不明の死を遂げてから二か月後。 孤独になってしまった彼の下に、死んだはずの恵から届け物…

「描いてください、せんせい、わたしのことを」 はつ雪の便りをつれて古民家の宿に訪れたのは《裸婦画》だけを描く画家だった。 一重の瞳に潤んだ紅の唇、白練の和服を纏った綺麗な女流画家…

西暦で1587年ごろのお話です。 当時の筑前国博多は、戦国の世において幾度も戦火に苛まれ、町が焦土と化していました。 そんな折、九州平定を成し遂げた関白・豊臣秀吉が博多に凱旋し、…

「あなたは、わたしに対して常に“冷たい人”であってほしいの」 晴れて付き合うことになった彼女は、彼に奇妙なお願いを切り出す。 ふたりの愛には秘密があった。やがてそれは、醜く姿を変…

銀嶺の二つ名を持つ傭兵、リノン・フォルネージュと相棒であるアリア・アウローラは二年に及ぶ修行の旅の終わりに差し掛かり、傭兵団『紅の黎明』本部への帰路へと着いていた。 　鉄道での旅…

　訳ありの二人の男を、彼らが助けたサンカの少女の一人称で語る話です。

High-School Girls' Universeシリーズ3作目 シリーズコレクションは、こちら↓ https://kakuyomu.jp/users/northpoin…

　自分に自信を無くした実菜穂は、幼きときに一緒に遊んだ友達、水の神「みなも」と再会したことから運命が変わる。実菜穂はみなもから心の扉を開けていくことを教わり、自己肯定を高めていく…

“鉄鯨”――特徴は、全身が鉄のように固く呼吸もせずに時折《ときおり》海面に浮上して、近くを通っている軍船や輸送帆船を襲っているという噂《うわさ》だった。 しかし、正体は・・・！…

中高一貫の女子高に通っている夜風（よか）は高校の入学式に出席する。中学と変わらない日常が始まると思いきや、突然共学になったと知らされる。そして、4人のイケメンの男子生徒が姿を現し…

僕の彼女氷室さんは可愛い。 成績優秀でクラスの学級委員長をやっていてすごくみんなにしたわれている人気者！ 運動は....うん。今後に期待。 ｢あの...立花さん。誰に言ってるの…

背が低く小太りでルックス中の下の僕は、女性には縁のない青春をやむなく受け入れていた大学2年の秋。突然、天使のような彼女が僕の前に舞い降りた。

　あやかしの国「阿の国」。北の領を統べるのは「月夜（つくよ）」と呼ばれる鬼の一族。一族の王、鬼伯の娘・藤花、その姉・深芳、そして深芳の友人にして博学子の娘・千紫、運命に翻弄されな…

【お知らせ】第1章、第2章完結しました。第3章開始してます。 これは、自分のための一作を見つける物語 高校一年生、四月。どの部活に入部するか迷っていた楠千尋は、腐れ縁の男、新…

現実的なことから、急に奈落へという感じになったらいいなと思っています。 読み返して誤字脱字見つけたら、定期的に直したりしてますが、大幅な修正は基本していないです。 章をわけていま…

　今日一日で、やったことや見聞きしたり読んだり書いたりしたものの中で印象的なものをざっくり記していきます。記録というよりも、感想が中心です。 　バラエティとネタ番組、読んでいる小…

彼女と会うといつもつめたさに触れることになる。熱を感じさせてくれる子はいっぱいいるのに、彼女に会うといつも冷たくて痛い。 だからそういう意味で特別なのかもしれない。 なお近藤…

「あけのえいゆうおう　はくぎんのけんじゃ」と読みます。 前作「宵の太陽　白昼の月」から10年後のお話で、懐かしのキャラ達も出てきます。 今回もキャラデザは柚木白さんがしてくれまし…

引きこもりがちな専業主婦の私は子ども達がいない日中。 見逃し配信も見尽くしいよいよなんもする事ないぞの境地に達すると、脳内再生妄想モードに突入する めくるめく妄想。擬人化した周…

時は20XX年。世界は殺し屋の炎に包まれた。 平和な世に突如として現れた恐るべき殺し屋たち。 彼らは世界中の指導者や活動家、著名人を次々と虐殺。世界秩序は脆くも崩れ去った。 …

人里離れた深い森の中。咲き乱れる赤いバラに囲まれた寄宿学校。だれかにとっては日常。だれかにとっては楽園。だれかにとっては監獄。そこでわたしは暮らしている。絵本のお姫様に憧れて、遠…

目が覚めると、猫の姿で見知らぬ街中にいた。 記憶も、人の身体も失った僕は、通りすがりの女の子に助けてもらう。なぜ、僕は猫になっていたのか？　僕はいったい何者なのか？　 猫の正体…

離島に向かうフェリーでたまたま一緒になった一人旅のオッサン、岳人《がくと》と帰省途中の女子高生、美岬《みさき》。 二人は船を降りればそれっきりになるはずだった。しかし、運…

人類が宇宙に進出しておよそ5000年が経過した遥か未来。天の川銀河全域に生存圏を広げ、科学の進歩により寿命が大幅に延び、生活のあらゆる面でロボットや人工知能のサポートを受けられる…

名門陰陽師一家、葛城家の落ちこぼれ、葛城亮。 彼がバケモノから救った少女パルナは、 異世界から亡命してきた来たプリンセスで、しかも彼の姪だった。 不器用だったパルナの魔法に、亮は…

変なんだけど、もしかしたらそんな変でもないかも知れない、でもやっぱりちょっと変なおくさん。そんなおくさんと僕の日々や思い出をチ◯ルチョコサイズでお届けするお話。

出していただいたお題から、140字の恋愛詩を綴ります。 恋や愛から生まれるさまざまな想いを。 さまざまなシーンに乗せて。 喜びや悲しみ、愛しさや切なさを、140字の世界にぎゅっと…

２０２２年の月食の日、祖父が１通の手紙を残して消えた。 日本で暮らす１８歳の森影リキトは、自分の日本人離れした容姿に疑問を少し持ちながらも、一緒に暮らす祖父の縫製仕事を手伝いな…

自分はアニメが好きなんだと、そう周囲に言えるようになったのはいつからだろうか。 あの頃、その世界を知る人は誰もが願わずにいられなかった。 彼女たちを遠くから眺めて、時々巻き込まれ…

かつて魔王と呼ばれた魔人族の王ゼオン。 世界樹と呼ばれる地で束の間の時間を過ごす。 その地を離れると、そこは見知らぬ地。 謎を解きつつ、人生の第二幕を謳歌する。 ここは異世界…