やや冗長な風景描写から始まります。しかし、その言葉を尽くした描写が逆に彼がそれまで失っていた心のゆとりを取り戻した切なさを引き立てている事に惹きつけられる書き出しでした。ここ数年はそんな余裕がなかったのに、予想外の事態で急にゆっくり周りを観察して心の中で言葉にしている、そんな主人公の姿がありありと浮かび上がる書き出しでした。
次から次へとサバイバル知識が飛び交い、「へえぇ〜!」と言いながらページをめくり続けてしまいます。ファンタジーな力ではなく、がっつり自然科学で困難に立ち向かっていく主人公たちの姿に、ずっとワクワクして、時々ハラハラしています。SFサバイバル系が好きな人には絶対おすすめです。
少年の頃夢中になった「十五少年漂流記」への”思い”が再び蘇る!そんな胸アツなワクワクが止まらない作品です。初手ゲロインJKや二等辺三角形の筏等々、常に凡人の斜め上を行く発想が読者を冒険に引き込みます!(てか、ヒロインにもっと愛の手を・・・)子供の頃秘密基地を作った事のあるアナタにおすすめな秀作です。今は社会に疲れてしまった大人たちも、さあ週末はバックパックにナイフをバーナーを詰め込んでプチ冒険に行こう!
極限状況をおっさんが楽しく無双します!ただし魔法が〜とかではなくて自然科学です!敵はいません!あるいは主人公自身?こんな世界情勢なので誰も傷付かず安心して楽しく読める作品はとてもとても素晴らしいと思いますいろんな人に読んで欲しい佳作です
SFものということで、本当かぁ?と疑いながら読み始めたが、本当にSFものだった。ベルヌの二年間の休暇を、ラノベ風というか、現代風にとっつき易くすると、こんな感じになるのかなと。文体や作風は、ラノベというよりはジュブナイル!という感じなので、個人的には今後がとても楽しみです。
本格サバイバルの小説、しかも筋合いは良くてきっている、リアル感強いし、面白い。が、おじさんがJKを彼女にするのはいささかアウト。
作者何者?ともう読みながら何回も口から出ました(^^;知らなかった事や面白いことが知れるサバイバル知識本のようでもあり小説としてもとても面白いものです!^^*これからがすごく楽しみです(`・ω・´)!
大変楽しく読ませて頂いております。