「漢詩 詩」を含む小説

平安時代、我が日本の貴族に愛され、枕草子にも源氏物語にも多大な影響を与えた白楽天の詩。 出来る限りわかりやすく、舞夢風に訳をしてみようと思います。 尚、折に触れて漢詩原文を載せよ…

悲惨な一家心中の是非を描く。 　タイトルは唐の詩人で原文では「雲は渓を渡る風を逐う(雲逐度溪風)」です。唐の詩人、杜甫の五言絶句の漢詩です。後漢の光武帝に抗し天険をたのんで立て籠…

郭居敬撰『二十四孝詩選』を和訳し小伝を添えて国文化したとされる御伽草子の孝子譚「二十四孝（にじうしかう）」の現代語訳を試みます。テクストは日本古典文学大系38『御伽草子』所収の「…

漢文詩——五言古詩形式 読みやすさを考慮し、解説を最初に掲載し、詩の本文は第二章に記載します。

全編仮名はつけていませんので、ご自分なりに読んでみてください。 この集の全篇は広告を免除して開放して、各位の詩友は随意に転載して引用することができて、しかし備考の詩の作者を希望…

たまに制作している俳句、川柳、短歌、独自ルールの漢詩（漢柳と勝手に呼称）を載せていきます。 とことんくだらないものから力を入れて作ってみたものまで雑多です。男女関係・エロ（高尚低…

カクヨムで書いている方々に触発されて、詩をつくるようになりました。 はじめ文章修行のつもりで書いていたのが、だんだん詩そのものが楽しくなってきて。俳句から短歌、漢詩、自由詩と、…

類い稀な詩才を持つと言われる曹植と藤原公任。 この二人の才はどれほど長けていたのか、自ら詩作することで植と公任の凄さを実感してみよう、と烏滸がましくも思い立ったのが始まりでした。…

日本語の詩としての遊びを優先して創作してゆきます。意訳というより超訳＆アクロバットです。「桃から生まれて、カメを助け、雀のお宿に行く」ような話が書きたい。

主にツイッターの世界史創作企画で作った雑多な題材の漢詩もどきの保管です。 別のブログに同じものを保管しているのですが、バックアップ的な意味も含めてこちらにも再掲します。 詩として…

私が独断と偏見で選んだ、素晴らしい言葉を紹介します！！！！！！！！！！ 詩・短歌・俳句・散文・漢詩・小説などからの言葉です！！！！ 著作権切れていがちなので安心してください！！！…

詩を書こうと思って紙に向かう自分。 えんぴつを握ると突然世界が変わり、自分はサムライになっている。 敵に向かう自分は紙の上でも戦っている。 それは夢の世界なのだろうか？ 想像力…

月の気持ちを詩にしてみました。 月が鬼に支配されているという話しです。

中国は明の時代。 都・長安には風流人士たちの集う酒楼があった。 名を酔仙楼という。 かの大詩人、李白ゆかりのこの酒楼で繰り広げられるドタバタ詩文コメディ。 さて、今宵の肴はいった…

中華に近いようで遠い華の国、そこの官僚であった張本陶（字は宇曽）は天子より都でにわかに流行しだした破調詩の原点を探るよう、とある秘境の査察を命じられる。共に任に当たる顔路（字は由…

多摩川を望むとある町に、美貌の町娘お清と、漢学者の養子で見目麗しい美少年の亀公丸（きっこうまる）の二人がいた。お清は年下の美少年亀公丸に懸想するが…… （作品中に登場する漢詩の書…

　栄の国には女子は成人の証に歯を抜く風習があった。しかし都・楽安で育った史湘雲(ししょううん)は父の方針で歯を抜かないまま十九歳を迎え、気ままに書画を愛でて暮らしていた。その年、…

・気に入った外国語の詩を、独断と偏見で意訳します(問題があれば消します)。 ・あくまで自分の日本語の練習帳としての側面が強いです。 ・言葉のリズムや雰囲気を優先してます。 ・英語…

井原西鶴「男色大鏡」巻三の二、「嬲りころする袖の雪」をもとにした小説です。「大鏡」の中でも「傘持つても濡るる身」と並ぶ現代人理解不能の悲劇、奇談であります。細部を書かずしてここま…