白楽天 舞夢訳

作者 舞夢

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★★★ Excellent!!!

白楽天というと、盛唐時代の李白、杜甫などの近体詩とはまたひとあじ違っていて、そこが面白くもあり、逆にとっつき難い部分でもあります。
長恨歌のように長い作品が多いというのも白楽天作品の特徴で、それを物語的なテイストで訳す、というのは面白い試みだと思います。
「うわ、あの難しい漢詩か」と構えることなく気軽に目を通すことができるのがありがたいところです。

★★★ Excellent!!!

多くの人にとって、漢詩は学校の古典の授業で接したことがある程度のものではないかと思います。
けれども、李白、杜甫、白楽天(白居易)などの詩人の名前は日本でも有名で、古今問わず詩の一節が詠み継がれてきたりして、日本の文化にも少なからず影響を与えているものでもあります。

本作では、白楽天の漢詩を作者様が非常に理解しやすい現代語訳にしてくださっていますので、漢詩の世界に無理なくどっぷりと浸れます。

日本の和歌とは少し違う価値観や世界観、けれどもそこに描かれる風景や心情にふっと入り込むことができるという、趣深い体験ができます(^^)