「心霊 幽霊 短編」を含む小説

売れない舞台役者、東谷直哉はある日を境に駅で「顔に穴のあいた車掌」を見るようになる。東谷が先輩に紹介してもらった、「オカルト関係の相談に乗ってくれる大学生」という門一は、一見霊感…

真っ暗な夜の帰り道。 帰路を独りで歩いていたら…。 「くっ…来るなぁ…！」

―――あたしは場所の記憶を「読む」ことが出来る。 生まれながらフィールドワーカーの少女。 その少女には糸が見えた。その糸に触れると場所の記憶が語りかけてきた。 ある幽霊屋敷に…

かつて、地元の人間が声を揃えて〝幽霊ビル〟と呼んでいた11階建ての建物があった。 建設中断から24年間、そのビルは雨ざらしとなり、黒ずんだ異形の建造物として存在し続けた…

辻田白はある日、特殊清掃の面接で非常に胡散臭い男・猫村クロカに出会って即採用される。 霊感バキバキ野郎を探していたと豪語するクロカは『幽霊掃除』も担当する清掃員だった。 胡散臭い…

実話風、創作風、ものすごくたまにネタ――ごった煮の怪談集です。長さは３００字程度の短いものから５０００字のがっつり系まで。夜のお供にどうぞ。 毎週土曜0時更新。

　自動車産業の盛んな日本有数の工業都市、栗栖市。 　その華やかな主要中心部から寂れに寂れた南部にかけての一帯を占める街、帝苑町。 　そんな煌びやかな鉄とうらぶれた鉄で構成された…

【『おばけと待ち合わせ』編　開始】 強い霊感と少しの除霊技術を持つ高校二年の神田雅弘は、左肩に悪霊が取り憑く後輩・上野恭介と知り合う。 上野は自身が悪霊に呪われているのも気にせず…

短編ホラーです。日常の中の畏怖。

「幽霊って、よく怪談話で標的以外寝かすじゃないですか。ぼくを寝かしつけてください。あと見た目が好みなので憑りついてもらってもいいですか」 「……は?」 やべーやつが来た。

不思議な話と、怖い話の短編集です。 ホラーが苦手な友人がいるので、不思議とホラーで分けてあります。 田舎にある古くから続く家は、なぜか霊感が強い者が生まれやすい家でした。そんな…

中学校の校庭にある大きな桜の木。 その下には大層綺麗な死体が埋まっているんだとか。 主人公であるあなたは夕暮れ時の教室で一人の少女の幽霊に出会う。 ｢ねえ！あなた！素敵なそこのあ…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818093090582295059 　もとは「あ…

《目次》 ●はじめに ●ヒトコワ!?　 ■■■県警察学校 ●実録・警察学校通過儀礼 ●恐怖！　機動隊員による浴場洗礼 ●実録・警察学校の怪談 ●幽霊より教官が恐い ●教官の正体 …

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818093090426552530 　もとは「た…

「死んで無になるのが怖いから。そして孤独になるのが怖いから。死の先があると知りたい」 そんな動機から心霊スポット巡りが日課になっている主人公。 しかし人間の幽霊は一向に見つからな…

※この物語は全てフィクションです。実際の人物、地名、団体、事件等とは一切関係ありません。また、心霊スポットと呼ばれる場所への探索を勧めるものではありません。悪ふざけで心霊スポット…

　今泉陽子は代々続く墓石店、今泉石材の跡取り娘。　私の家の起源はかなり古く江戸時代にはもう墓石の仕事をしていた。　私の一族には代々受け継がれている特殊な能力がある。 その能力は『…

鈴木よしおは日本の霊能力者界隈でも屈指の祓いの業を持つと賞賛されている。 確かにそうだ。 よしおはこれまで多くの除霊を成功させてきた。 これからも成功させるだろう。 ※ 2…

私のい家は、地元では知る人ぞ知る「幽霊屋敷」となっていた。 しかし、誰もいないはずの部屋から物音がしたり、不思議な現象が起きていた。その理由を両親が亡くなり、土地えお相続して何故…