「執筆 カクヨムオンリー」を含む小説

ダンジョンで採取できる素材が大好きな少女が、配信設定をミスった結果、意図せず有名になってしまった話。 　 ―――――――――― 　 　突然世界中にダンジョンが現れた。 　人々は…

辺境のハテノ村に暮らす薬師一家の娘ニコル。ある日隣に住む幼馴染のジークハルトが、「俺は勇者だ！」と叫ぶ場面を目撃してしまった。やべぇヤツだと思ったニコルは、見なかったことにして、…

　私は貧乏神だ。お気に入りの『アスミ』の家へ向け、現在は帰宅途中。 　小銭をドブに落とさせたり、家電を故障させたり、そうやって家計を圧迫させていくのが私の持つ力。アスミのお小遣い…

　俺たちは遭遇してしまった。『雪女』が人を殺してしまう場面に。 　「このことを誰にも言わないで。でないと、あなたたちの命はない」 　そう命じられ、ひたすら沈黙するつもりでいた。…

各地を転々としながら無店舗型性風俗営業――いわゆるデリバリーヘルスで働く恵美さん（仮名・24歳）から伺った話をまとめたものです。彼女自身の実体験のほか、彼女が同僚の嬢や店長、オー…

俺、九条史識は昔ながらの幼馴染、宮本明澄華とは半同棲で体の関係だ。ところがイケメン生徒会長、池将一郎に明澄華を奪われてしまった。そんな折、風紀委員長の西城可蓮が現れ、俺と共に池の…

「お題で執筆！！短編創作フェス」、お題「帰る」より。 事務所から帰っているシタミデミタシの二人が、居酒屋の立ち並ぶエリアを目にした。 そんな彼らの日常の１ページです。 未来は…

　彼氏の事が大好きな私は大人っぽい彼に少しでも近づきたくて、少し大人っぽい格好をしてみた。けれど、「鈴香は小さいなぁ」と、いたずらっぽく微笑む彼。少し悔しくなった私は、「小さくな…

　私はツチノコ。ちょっとした暖を求め、山奥にある一軒の家へとお邪魔した。 　だが、すぐに人間に見つかってしまった。「ツ、ツチノコ？」と叫び声を上げ、その家の父親や母親、息子や娘、…

１４世紀、南フランスの城塞都市アイガ・モルタス（現エーグ・モルト）。 高い壁に囲まれた都市は、太陽を避ける吸血鬼が隠れ潜むには最適な場所であった。 吸血鬼エリザベートは正体を隠…

お気楽な主人公ハクを取り巻く人々の、日常の独り言を集めてみました。 本編では語られない、登場人物たちの裏側のお話もチラリ。 本編を読んでいないと、わからない内容となっております。…

カクヨムコン10短編のお題『帰る』で、書き上げました。即興短編。 作者初のホラーですが、怖くないホラーでございます。 切なくなる、優しいホラー。 よろしくお願いします。

『Blue veins』には続きがあった。 バカボンのニコは、 美桜に再び着付けてもらった。 トムの両親に晴れ着を見せて、 ニコの両親に見せるため、 ニコと美桜は、ニコの家に向か…

幼児から小学校低学年くらいまで、祖母と同じ布団で寝ていた頃を書いたエッセイ。

【カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト　中間突破】 ガチャ世界シリーズ第2弾。 世の中の経済がガチャオーブで回っている世界に集団転移してしまった主人公は、「α２Ｊ」という…

地味だと思われがちな「お掃除魔法」が、実は世界の闇を根こそぎ取り除くチカラだったら――。 作者として初の作品ですので、稚拙な部分もあるかと思いますが、精一杯書き上げました。もし…

　人類の種を残す為、宇宙船に乗り第二の地球を探すチームアーク。 　主人公のジョンはワープ装置を使った直後惑星に着陸していた。 　外へ出ると、大きいつま先のような姿の生物が目の前に…

残業を終えた俺は帰宅途中に、一人の幼児に出会う。 その幼児は一生懸命『落としもの』を探していた。『落としもの』が見つかるまで家に帰ることができない言う。 「幼児虐待」を疑ったがそ…

冬の寒さが厳しい王国の第一王女シヴェラは、女神に連なる王族の炎の魔力ではなく、氷の魔力を発現してしまう。虐げられていたシヴェラは和平の証にと砂漠の王のハレムへと差し出される。 …

　橋本梨乃は「落ち着きのある大人の男性」を理想のタイプとしていた。そして常に出会いを探していた。 大学のサークルを通じて佐藤隆久というまさに理想の男性と知り合う。大人の彼に見合う…