オチが最高です。
そこを1番推したいですが、ネタバレになるので何もいえません。
黒澤さんの伝家の宝刀、どんでん返しといったところでしょうか。
予想はしてみましたが、私は思いつきませんでした。やられました。
この作品のポイントは、推理していく過程も相変わらず面白いのに、それを上回る勢いで圧倒的に源次郎です。
源次郎についていくら私が語ったところでネタバレにならないというか、本編を読まないとどうしようもないので、遠慮なくぶちまけます。
タグで源次郎ってありますけど、人生でこんなに源次郎が印象に残ったのは初めてです。
貧乏神の話なはずなんですけど、源次郎が脳内へとひたすら連呼されていきます
起承転結も推理とか構成とかもすごいのに、それを猛烈に破壊する源次郎というワード。
ある意味もったいないぐらいに源次郎が、コメディが輝いています。
本当マジで推理だけはしっかりしてるのに源次郎で台無しにしやがって。
まじで貧乏神納得いかないだろうとしみじみと思えました。
素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。