なかなか鋭い。源次郎の部分以外は。
- ★★★ Excellent!!!
(本当の意味で)神の目線だからこそめちゃめちゃに笑えます。
貧乏神の悪行に困る少女の下に、突如現れた何か知ってそうな老婆。
そして老婆によっていきなり出てきた源次郎。
――いや、誰やねん。
そして、事あるごとに、源次郎、源次郎。
普通なら「何を頓珍漢なことを」、となるのですが、その見ず知らずの源次郎との奇跡的なシンクロのせいで、貧乏神がどんどんと追い詰められていきます。
ずれてるのに確実に急所を突いてくる「証拠」に、貧乏神のツッコミもキレッキレ。
もう途中からは「げwwwwんwwwwwじwwwwwろwwwっうwwwwwww」となること間違いなし。
しかし、この源次郎によって巧みに覆い隠された一つの「謎」こそが、この作品の最大の面白さ。
終盤にその答えが明らかとなった時、思わず「成程上手い」と唸らされました。
皆さんも是非とも存在しないはずの源次郎の影に惑わされながら、本作をお楽しみください。
ところで、最近私の財布から小銭がよく転がり落ちるんですけど、これ源次郎のせいですかね?