BUMP OF CHICKENの名曲「カルマ」が脳裏に響きました

これ、ホントにBUMPの「カルマ」の歌詞に込められたメッセージみたいで、思わず「うわぁ!」と唸ってしまったんですよね。
座敷童と貧乏神がお互い子供というのも、余計に本作との親和性を高めている気がします。
特に、相容れない性質の二人がひとところにいる場面では、脳裏に「存在が続く限り仕方ないから場所を取る 一つ分の陽だまりに二つはちょっと入れない」って言う部分がリフレインするんですよねぇ。
勝手ながら納得して、うんうん赤べこみたいに首を揺らしてしまいました。

「カルマ」をご存じの方には、何となく本作の結末が予期出来てしまうかもしれません。
ですが、それらも美しいと感じてしまうんですよ。
互いに知り得なかったものを知ってしまった時、相容れない性質を持った二人が互いに望んだ結末とは。
是非、「カルマ」と共に本作をお楽しみいただければと思います。

その他のおすすめレビュー

お仕事中の情シスさんの他のおすすめレビュー646