「源次郎」に要注意!腹がよじれてしまいます!
- ★★★ Excellent!!!
貧乏神が憑りついたアスミという女の子の一族には、かつてとんでもない男がいた……。
アスミに憑りついたものは何なのか……という祖母や少年の推理を軸に、
「貧乏神がどういう存在なのか」という前提のもと、
「源次郎とはどういう男だったのか」が明かされていきます。
……源次郎、ぶっ飛んだ男でした。
貧乏神も、「魔除け」を潜り抜ける姿はお見事!と言いたくなる手並みだったのですが……勘違いされる彼には哀れな気持ちを誘いつつ、「源次郎」が挟まれるたびに爆笑必至!
そして、ラストにとんでもないどんでん返しが!
作者様の相変わらずの華麗な御業、素晴らしすぎます!!!