小銭を落とす。家電が続けて故障する。それ、もしかしてアレの仕業かも

まさか、貧乏神の正体がアレだったとは……。

貧乏神視点で繰り広げられる犯行所業の一部始終。
冒頭、得意げにそれを語る彼だったが、その時は別の容疑者が捜査線状に浮かび上がっていることなどよもや知る由もなかったのである。

心地よいテンポで繰り広げられるウィットでエスプリなストーリー。
そしてラストは衝撃の展開で幕を閉じる。

う〜ん、なんだか貧乏神が気の毒になってきた。

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