「初夏」を含む小説

第3回まんが王国コミカライズコンテストにて優秀賞を受賞しました！　応援感謝です！ 戦国時代をモチーフにした和風の異世界ファンタジー！ 平凡なサラリーマンだった男は、若き日の武田信…

僕は彼女を、何度も、何度も、思い出せるようにこの物語を書く 君が居たという事実より、もっとはっきりと祐月という女の子を思い出せるように……

初夏、新羅の都に雪が降った。これは天罰だろうか、それとも瑞兆なのだろうか。

　親無し趣味無しで友達も居ない、ないないの女の子だった小熊が、高校二年の初夏にスーパーカブを買って数ヶ月が経った。 　カブと共に季節は替わり、南アルプスの麓に吹く風は日に日に冷た…

　高校二年生の初夏の公園で、俺——一条　悠真（いちじょう　ゆうま）は一年生の頃から片想いしていた速水　楓（はやみ　かえで）さんに出会った。向こうが縄を引っ掛けた木の枝の下で踏み台…

初夏のとある日。 どうやら世界は終わるらしい。 そんな日の昼下がりに、僕は一人の女の子と散歩に出掛ける。 そして、次の瞬間には消えててもおかしくない世界を歩き、僕は彼女と言葉を…

　僕の名は月ノ下真守。都内の私立天道館高校に通う高校三年生だ。一年ほど前からある事件をきっかけにクラスメイトの星原咲夜と放課後を一緒に過ごすようになった。 　初夏にさしかかった五…

１９９４年の初夏。大学院生の橘川と立花は学術調査の名目で伊豆諸島の小島を訪れた。 日子島――領有されて八十年になるこの離島には、今も人が寄り付かない。 固有の生物相を持つこの島は…

プロポーズに失敗し、恋人にフラれた会社員の春日俊太（30）は、一人でヤケ酒に勤しんでいた。 駅のホームで終電を待っていると、見ず知らずの女性が線路に飛び込もうとした。彼は咄嗟に…

奥北町に住む小鹿美鈴は、マルチパーナリティだと気付いていなかった。その上、サイキッカーでもあった。 その事実を両親に封印されて美鈴は、成人した。美鈴の子供の頃の思い出は全く記憶が…

　２０３１年初夏。津軽海峡にはロシア艦隊、大隈海峡には中国艦隊が、同時に演習と称して突入する。この二つの兵站断線で、北海道以北と種子島以南は容易く割譲されるかの現実を、日本国は思…

「三浦で切支丹の一揆が起こり、百人からの宗徒が高輪を目ざして行進している。漁民の一部は舟に分乗してやはり品川沖へ向かっているとか。大騒動じゃ」 と、今しがた奉行所の岡埜さまから使…

高校二年生の初夏。 僕の部屋にやってきた幼馴染の雨乃。 学校一の美少女の雨乃に僕は幼少の頃から思いをよせていた。 彼女は天使のように、時には悪魔のように、僕の心と体を幻惑する。 …

人間は声から忘れ、匂いを最後に忘れると言うが、何故生命が終わる時に最後まで残る五感は聴覚なのだろうか。あの時、叫んでいれば彼に届いていただろうか。また、伝えたい。 高校三年生の…

季節は初夏。ある日、銀髪の少女イリスは森の中で小さな金色の鍵を拾います。 彼女はこの鍵の持ち主を探すのですが…？

第2回カクヨム短歌・俳句コンテストも無事終わりましたね。 今回の参加者から超有名人が現れるといいなと、既に諦観の念に囚われております。 今年も第3回に向けて書き溜める予定でし…

短歌を掲載して行きます。楽しく自由に詠んで行きたいです。 初心者の短歌ですが、よろしくお願いいたします。 ☆俳句は「俳句集・四季」に投稿します。 「花信風とは」 初春から、初夏…

初夏のある日、豪雨の中呼び出したのは一番の友達、雫。 びしょ濡れになってしまった雫を着替えさせるも、彼女は無防備な姿のままだった。 その気などなかったはずの茜は彼女を押し倒してし…

初夏の放課後，屋上からひとりの女子高生――葉月璃子が飛び降りた。その日の夜，チャットアプリ「クリプト」上のルームに，何者かによって自殺動画が投稿される。葉月璃子の親友だった白鳥秋…

800〜4000字くらいのSSを上げます。 1. 夢みたいに抱きしめて 就活の時に喧嘩別れしたカップルが、社会人になってから元鞘になる話。 穏やか大人な攻め×ちょっと幼くて感情豊…