「SF カクヨムオンリー」を含む小説

他人の相談を受けて手助けをするという奇妙な部活動、相談支援部。 そんな奇妙な部に所属する高校二年生、久田貞彦。 相手を決して否定せず、穏やかな笑みですべてを受け入れる部長、白…

「すぐに読めるちょっとした話」よりも短い一口小説。 小腹がすいたときにまんじゅうをつまむような感覚なので「まんじゅう小説」と命名しました。 ぜひご賞味ください。 全て一話完結です…

『私に愛を、教えて下さい』 　先の大戦によって荒廃した世界。人類は地上に残された僅かな拠点と、築き上げた広大な地下都市、そしてそれらを管理するAIの存在によって生き永らえた。 …

「助手よ、始めるのだ」 「教授、了解」 自称マッドサイエンティストの仲川一人は、自らの意識のコピーをロボットに移植するという恐ろしい実験を行っていた。 仲川の意識のコピーを移植…

島民の大半が学生の島、緋衣島。 その孤島の大学には超越者の研究をする学部がある。名を夢学部。超越者、つまりは俗に言う超能力者を研究対象として そして緋衣島を訪れた私こと西条凛。 …

【絶対に死ぬおまじない】を夢子から聞かされてしまった俺だが、そんな馬鹿な話を俺は信じちゃいない。 聞きたいことがあるならば、夢子、お前の本意だ。 お前が地球を滅ぼしたことは流石に…

　小林一茶は街角で占い師をしている。 　その夜、彼は自らの人生に転機がもたらされることを予見していた。だがそれが何かは分からないまま時間は過ぎていく。そして自らの予見が外れたこと…

ある日突然、煙のように姿を消した隣の家の子供たち。 主人公は力になってやりたいと思うが、どうすることもできない。 しかしこの事件、ただの失踪事件ではないようで・・・？

感染禍により世界も自分の生活も崩れ落ちて消え去ってしまいそうな中、“私”の家に一体のロボットが訊ねて来る。それは優しい科学者が作り出した、未知数で不安定な新しい生き方の“選択肢”…

記憶喪失者だけが住むことを許された街、ミルドタウン。 この街に住む探偵、ミモリにも、この街に住む以前の記憶がなかった。 あるとき、彼のアパートに謎めいた落書きが発見される。 …

前作『スティグマのラフカディア』から一週間後が過ぎた後の物語。

モルチン、モルチン

どんどん増えてく短いお話 通学・通勤、ちょっとした隙間時間に読めちゃう短編です 明確なオチのあるものや『ゴヌゴヌ』っとしたなんとも言えないお話など 思いついたらとりあえず書いてい…

「お願いします！　スイジョー、やってみませんか!?」 モテる事だけ考えて生きてきた男、鯨馬凛太（くじらまりんた）。 高校入学を機に、今度こそ彼女を作ろうと決意した彼の前に現れた…

新型ウイルスによる感染症の流行で、社会生活の場の大半が電脳空間上に移った社会。 子どもたちの多くは家から殆ど出ない生活を送り、社会の形の上でもそれが当然のこととなっていた。 小学…

二〇一九年八月。友達はたった一人だけ、部活も入らずひたすらバイトに精を出す男子高校生、波木晃太。夏休みも終わろうという頃、彼はひとけのない町の片隅で倒れている少女を見つける。二〇…

かつて、栄華を極めた人類文明は終わりを迎えた。 それがいつなのか、何故なのかを知るものはいない。 どうでもいいから。 そんなことよりも、今日明日の自分の命の方が大切だから。 崩壊…

新型ウイルス蔓延により、2192年の成人式中止が決まった。 その時、ニュースで語られる内容とは。

交通の要所として栄えている某市内の中心にある製薬会社「日本楼蘭製薬工業」。そこに両親が務めている、ごく普通の高校生『毒島 蹴早』は、性質の悪い風邪をひいてしまう。余りに辛かったの…