概要
2040年。12歳の僕たちは生まれた時からステイホームだ。
新型ウイルスによる感染症の流行で、社会生活の場の大半が電脳空間上に移った社会。
子どもたちの多くは家から殆ど出ない生活を送り、社会の形の上でもそれが当然のこととなっていた。
小学生のヒロキはそんな時代に飛行機のパイロットを目指していた。そして親友で航空機マニアのアキラと一緒に、もはや数少ない『本物の飛行機』に乗って東京へ行く為に、大人気シューティングゲーム“プラトーン”の全国大会の出場を目指していた。
そんなある日、ランクマッチに励んでいた二人の前に、奇妙な強敵が現れた。
子どもたちの多くは家から殆ど出ない生活を送り、社会の形の上でもそれが当然のこととなっていた。
小学生のヒロキはそんな時代に飛行機のパイロットを目指していた。そして親友で航空機マニアのアキラと一緒に、もはや数少ない『本物の飛行機』に乗って東京へ行く為に、大人気シューティングゲーム“プラトーン”の全国大会の出場を目指していた。
そんなある日、ランクマッチに励んでいた二人の前に、奇妙な強敵が現れた。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!少し先の未来であり、また世代ごとに繰り返されてきた、もうひとつの空
新型のウイルス性感染症がはびこる未来、生活の舞台の多くを電脳空間上に移した子供たちの、将来の夢と日常のお話。
今より少し先の未来、具体的には2040年頃の世界を描いたSFです。それもおそらくはごく普通の家庭の、きっとなんてことのない日常の物語。主人公は小学生の男子で、作中では宿題をこなしたり友達とゲームで遊んだりと、特段不思議なことや危険なことがあるわけではありません(解釈次第というか、物語としてはなくもないんですけど)。描かれているのがごく普通の生活の様子であればこそ、わたしたちの生きる現代との差異が浮き彫りになる、その〝皮膚感覚の違い〟で描き出されるあれこれが非常に楽しいお話でした。…続きを読む