「コメディ／ラブコメ」を含む小説

ある日とつぜん奇妙な病にかかってしまったグレン。「愛おしさ」を感じるとハートマークの物体をどこからともなく排出するようになってしまったグレンは、隠してはおけないからとスナオに恋心…

ダメ女子中学生の私が、深夜の通販番組で見掛けた『恋のミラクルポーション』なる薬を思い切って購入。 薬の力を借り、片思いの彼を振り向かせようと奮闘するのですが……。

　俺――七倉琢磨は広く浅くという主義を掲げて生きる、普通の男子高校生だ。 　しかしある日、階段から落ちてきた学校一の美少女である倉敷蛍さんを庇ったことで右腕を骨折してしまった。…

どこにでもいるオタク女子（腐女子）の楓（かえで）はある日突然オメガバースが存在する世界へ放り込まれた。幼馴染で彼氏の京吾（きょうご）に相談したところ、最近の楓は「運命のつがい」が…

メルリリー・プレインフィールドはバカなので、ヴァルデマー・マクウェザーと恋人同士だと思っていたのだ。しかしヴァルデマーの恋人を自称するスーパーモデルのマレレーンがふたりの家を訪れ…

研究者小埜誠也。彼が家に帰ると、なぜかそこには全裸の黒髪美少女がいた！

いつもの放課後、高校二年生の僕、弘樹が過ごす日常。個性的な人たちとの、変わった時間。 王様気取りでわがままな部長の葵、裁縫家事が得意な咲、内気で恥ずかしがり屋の後輩の朱璃、何事も…

「卵料理は何が好き？」 「目玉焼きしか認めない」 きつねのなにかさんの『卵料理は絶対に目玉焼き』という言葉から生まれました。

「三根子（みねこ）って重いよね」友人のひとことに三根子は衝撃を受けた。「おまえの彼女って重いな」さらには偶然耳に入ってしまった恋人とその友人の会話に、三根子は撃沈した。――このま…

多様な恋愛の形態が容認される異世界。前世腐女子だったエミリーは娯楽の少ない世界でナマモノＢＬに目覚め、このたび推しＣＰをくっつけることに成功した。しかし推しＣＰから予想外の言葉を…

【第四回カクヨムWEB小説コンテスト　異世界ファンタジー部門特別賞をいただきました！本当にありがとうございます！！】 　俺は物語の主人公にはなり得ない。 　なんたって、俺の隣…

　「呪くらっ！」と書いて「しゅくらっ！」と読みます。 ×「じゅくら」ではないです。 ※呪（しゅ）……白・黒問わず、魔術・呪術・おまじないなどのこと。「呪（のろ）い」とは、本来「…

本の世界に入る能力——ライド。ノミスはその能力を生かし、ブックライダーとして働いてきた。しかし、失業をきっかけに、エロ本にライドして仮想セックスに溺れる日々を続ける。そこに死にた…

やや短め6000字強の短編。 　ずっと引きこもり生活を送っていた僕が外に出たその日、夕陽に染まる橙色の街で出会った彼女とは…。 　お読みになる前からいろいろご想像されるかと…

「先日お爺様のお葬式でお会いした殿方、とても素敵でした……。また会えないものかしら。 　そうだ！　今度は叔父様あたりが死ねば、またお葬式でお会い出来るんじゃないかしら！」 「全…

恋人たちの願いを叶えるのも、同じように職人のお仕事……なんですけども。 やはりイベントには職人たちもガンバりたくなるらしいです。

やぁみんな。 僕の名前は鈴木信夫だよ。 クラスのみんなからはモブオって呼ばれてるよ。 僕の通う私立クスノキ学園付属小学校には、ちょっと変わった生徒がたくさんいるよ。 中でも、僕の…

ある雨の日。同じマンションに住む、女子小学生と一緒に帰ることになった。 そしたらなぜか懐かれてしまった。 それから俺の日常に、彼女の存在は欠かせないものとなっていく。 これは、…

尚人は自分の頭と同じサイズのサイコロを両手で持っていた。地面には直径五十センチほどの無数の円が描かれており、その中には文字が書かれている。その円と円が幅五十センチ、長さ一メートル…

口裂け女。 左右に大きく裂けた口を持つ、四十年ほど前に生まれた日本の怪異。 出会った人間に「私、綺麗？」という質問を投げかけ、「いいえ」と答えた人間を手にした刃物で斬り殺す。 「…