卵料理は目玉焼きしか認めない

作者 聖願心理

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★★★ Excellent!!!

 いや~なんなんですかこの作品は! タイトルからじゃまるで物語が想像できないでしょ!(笑)

 タグを見て驚きました!「異能力」と「超能力」がついてるんですよ? ジャンルはラブコメなのに、メインテーマが「目玉焼き」なのに。でも、しっかり異能力はありました! 控えめに言ってかなり使えない能力ですが(*´ω`*)

 軽快なタッチで書かれているので、本当にスラスラ読むことができます! 皆さんも是非朝食前に読んでください!

 …………ですが、味付け卵派の私とは相容れない。

★★★ Excellent!!!

卵焼きにしたときの、その黄色い部分ってのはさ、白身を含んだ黄色い物体だ。
な? 黄身じゃあねえんだよ。わかるかい?
純粋な黄身を楽しむには目玉焼きしかねえんだよ。

あ? ゆで卵はどうだって?
まあるくなっちゃうだろうがよ。
いいか? あのまあるい状態で、サンドウィッチに挟んだらどうなるか、考えて見ろ。

「え? なにこのポッコリ膨らんだ部分。食べづら。食べづらぁぁあ!」

ってなるだろうが!
はあ!? 切ればいいだって!? 潰せばいいだって!?
じゃあなんのために殻ごと茹でたんだよ!? あのプロポーションを維持するためだろうが!

……っと、話が逸れたな。

つまりさ、なにを言いたいかって言うと、まあ、こういうことさ。


——目玉焼き最高っ!!


それ以上も以下もねえな。


お前レビューでなに言ってんだって顔してんな?
作品の中身を見れば解る。解るんだよ。

★★★ Excellent!!!

あらゆる卵料理を目玉焼きにする能力者、玉子石君代と、彼女に惹かれながらも振り回される目黒焼。
冒頭からお互い好き合っているニュアンスを匂わせます。そんな甘酸っぱいシチュエーションを黄色と白に塗り込める目玉焼きに対する全力リスペクトが焼君……いや、目玉焼き君そっちのけで暴走していて、笑いを誘います。
そして、後輩である甘井多摩とのバトル(?)。
彼女は実は……

笑って終わりではないところも、一皿で二度美味しい作品でした。

★★ Very Good!!

僕は火を使える。
私は水を操れる。

そんな華々しい世界だけで、世界は構成されていない。
実生活もかっこいいスターのような矢面で見栄えの良い能力で活躍する人もいれば、それらを支えるような屋台骨のような能力だってある。
皆持つ能力にはもちろん性差かつ千差万別あって間違いない。

生活しているうえで一つの能力だけでは生活できない。
仕事をしながら身についてしまったこと、息をするようにできるようになったこと。

そして。
どうしてできるかはわからないけど使い道に困ること。

自分の能力に自分で嫌気がさすというのはすごく等身大の悩みで。
そしてそれを評価する他人の存在にひどくむずがゆくなって。
そんな空気感、そんな生活の一部、そんな世界を切り取った作品です。



貴方もきっと何かの能力者だと。
読み終わった後考えてみるといいかもしれません。


あ、そうそう。
私は逆さから文字が読めます。
ファミレスで対面に座った同席者に重宝される能力者です。