「見るな 残酷」を含む小説

　ルーナシア、ここは魔法が全ての国で、誰もが魔法を使って生活している。特に魔法に優れた者たちは自分の専門の魔法をもち、氷を得意とする魔導師、炎を得意とする魔導師、大地を得意とする…

２０年代後半。世界中に突如として出現した解析不可能な”ダンジョン”が発生して１０年の月日が経過しようとしていた。 ダンジョン内に落ちている石、覚者石を使用すると”スキル”と呼ばれ…

水の精霊・ウンディーネと風の精霊・シルフの恩恵を受ける自然都市ラピス。 そこには星を見ることが好きな王女・エリスとその騎士・アルベールがいた。 火の精霊・サラマンダーの恩恵を受…

　人間の支配が唐突に終わりを告げた。 　外なる惑星に住まう他種族の侵攻に敗北したこの世界は荒廃し、停滞の一途を辿ることになる。 　残酷な月日が数十年と重なり、ある日、”異端”の…

「ここに居るのは、私が魔女の所有物だから」 　東の森の奥深く、澱んだ湖の畔に建つ古城には、恐ろしい魔女が住むと囁かれている。 　出逢えば腹を引き裂かれ、心臓を抉り取られ、血を啜…

修也と奈美の２人は近道をしながら温泉宿を目指す。途中大きなダムで出会う人たちと山奥にたたずむ巨大な施設に２人は不運にも追い詰められていく。静寂な山中、どこに逃げればいいのかすらわ…

ダンジョン。 それは魔法によって作られた、人知を遥かに超えた迷宮である。 異界と化したその内部には凶暴な怪物たちが蠢いており、時に嵐が時にマグマが噴き出す場所すら存在する魔窟は…

「死にたい。」イジメを受け引きこもりがちになった少女、六条綾野。 ある日、集団自殺サイトを覗いていると、神人ゲームとかかれた書き込みがあり、気になって覗いて見ることにした。「死に…

ここに二つのカップ麺がある。ひとつは「赤いきつね」で湯を注いで五分で完成する。もうひとつは「緑のたぬき」で完成には三分の時間を要する。同時にお湯を注いだ場合、二分のタイムラグが発…

その男の名は青野。 何処にでもいる普通のオッサンだ。わりとお人好しでオタクでスケベな独身野郎は、ある日死んで異世界に転生した。 しかも魔法の才能に目覚め、魔法使いになるオマケ付…

少女が最強！さぁ、慈悲の心と殺人の心を切り替えていきましょう☆ 「誰か困っていたら、苦しい思いをしているのなら助けてあげたいんです」「アハハ！首が飛ぶのを見るのって最高ね！そう思…

ぶっ飛んだ夢達の記録です。一話一夜。 たまに怖い夢を見るので、一応残酷描写のタグを選択しています。

テラ──それは太陽が失われ、全てが変色したもう一つの地球。 空は茶色に、雲は黒に。赤いはずの炎ですら緑の輝きを放つ、そんな世界。 太陽を失ったことで地上の生命は滅びの道を辿るかと…

　こんな噂があった。 　古今東西、春夏秋冬、ありとあらゆるところで見れる『桜』がある、と。その桜はそれはもう形容しがたいほど見事で美しく、見る人全ての目と心を奪う。 　それは条件…

色覚障害でイロの見えないシグレは、ある日死神と出会い、契約を持ちかけられる。 その契約の内容は、 『三ヶ月かけてシグレの視力が回復し、三ヶ月後の７月３１日に色が見えるようになる』…

人の目はない 何もないこの世界 彼女と形容するそれは この世界に何を見るか 西暦7021年、一体の戦闘用アンドロイドが開発されたが、システム起動時に人間と同等の感情…

お祭り会場に脱線した電車が突っ込む。 凄惨な事故の夢。 主人公【心琴】は電車にひき殺される被害者の一人として、 毎晩、悪夢を繰り返す。 そんなある日、見ず知らずの男の子…

──仄暗い牢で彼は言った。私に二度の幸せをくれると── 政略結婚のために隣国サンルータ王国を訪れたナジール国の第一王女、アナベル。ところが、サンルータ国王は態度を豹変させる。 …

漆黒の装束に身を包むリュナは、「ピトス（箱）」を探し求める秘密結社の一員。 旅の相棒は、口の悪い喋る帽子。 不思議の力の代償は、身を焦がす闇の炎。 色を嗅ぎ、匂いを聴いて、音を…

もうすぐ社会人になる敬介は、亡くなった両親の代わりに妹のいおりを幸せにしようと思っていた。 だがその妹に突如、召喚させられたのだ。 白神ベロボーグと黒神チェルノボーグが対立するこ…