「＃大阪やねん」を含む小説

世界自然遺産登録を目指す奄美の森で展開される物語。 １．アマミノクロウサギとの出会い 大阪生れの都会っ子、小学校４年生の那美は、夏休みには母親の故郷、奄美大島で過ごすのが、常と…

大阪の某高校に通う虎ヶ島竜音(とらがしま・たつね)は東北から転校してきた普通の女の子・・・だがある日突然世界を滅ぼす能力を取得してしまい終われる日々に・・・ 日常の中の非日常な…

　愛媛県新居浜市は風が強い地域であった。というのも、北は瀬戸内海からの潮風が、南は四国山地から吹き降ろしてくる南風があったからだった。この地域ではその南風をとくに「やまじ風」と呼…

大阪市内のＦランク大学を卒業した杵築(きづき)出雲(いずも)は就職戦争に負け、卒業してからもハローワークに通い詰める日々が続いていた。自分の希望する仕事が見つからず、このままでは…

のぞみに乗車した私の運命は・・・

"体になんか、かぶさってるみたいや...." 海咲は今年の春、大阪在住の大学２年生になる女子大生。できるだけ現実を見ないように、今日もなるべく全身鏡に体を映さず、服を着替える。服…

かつて楽園と謳われた国の廃墟に、一人の少年と老人がいた。 妖しい風貌の少年は問う。「願いを言え。ひとつだけ叶えてやる」 老人は答える。「もしも叶うなら一度だけ、死んでしまったあの…

　蔦子さんはひとしきり自分の袖の陰で笑うてから、まだ笑いの残る声で言うた。 「怜司もあんたが好きやと思う。そうやけど、あの子をあんたの気持ちに応えさせたらあかん」 「なんでや」 …

京都の画学生、本間暁彦（２１）は、おかんの知り合いの大金持ち大崎茂先生の依頼で、祇園の舞妓はんの絵を書くことになった。先生の秘書の狐妖怪に連れられて、初めての花街に挑む、ウブなぼ…

　こちらは大阪芸術大学文芸科エンターテイメント論（およびＳＦ論ファンタジー論キャラクター作成論Ⅱ）で五代ゆうがなんかしゃべってることをなんとなくまとめてる雑談です。 　授業でしゃ…

ノリ、ツッコミを幼少期より叩き込まれて育つ大阪人——。 笑わせて、なんぼ、笑って、なんぼ——、それが大阪。 　————そんな大阪人の笑いに対する矜持の欠片もないただの与太話。

6年ぶりに泉州地域へ引っ越して来た和泉信太(ｼﾝﾀ)は引越し初日､信太(ｼﾉﾀﾞ)森葛葉稲荷神社に参拝し､これからを祈願した｡その日の深夜､洗面台の鏡を見ると見知らぬ女性が背後に…

小学６年生の朝井祈理は大阪から東京へ引っ越してきたばかり。転入２日目、祖父と兄が将棋のプロ棋士だという浅倉晶と出会う。晶と仲良くなるために将棋を始める祈理だが、やがてその楽しさに…

地上のタイタニック シバ水族館で起こったこの一連の事件を、世間はそう呼んだ。 犯人は現場にいた人々の証言から、梅柴恵（うめしば けい）という年若い男性だと報道された。 千絵たち…

真っ赤な髪に赤いピアス。アイシャドウに口紅も赤。 ヘヴィメタル・バンドのボーカルである美波。 「お前が来ると雨が降るんだよ」と、彼女は憂鬱そうにつぶやく。 冷たい雨が止むまでの、…

大阪文学学校で推薦を逃した作品です。 よろしくお願いいたします。

汐見橋駅は、南海電気鉄道高野線の始発駅である。

ある日大阪に巨大な蛍が現れ…… ＊この話はジョークですが気分を害する恐れがあるので関西の方にはオススメできません。 ちなみに私は大阪大好きです。