「時代ホラー」を含む小説

軽いホラーテイストの作品です。

台風が過ぎ去った朝、お役者目明しと異名をとる泪橋の浮多郎は、思い川に身投げした少女を救った。 少女を探して浮多郎の家へやってきた母親は、お礼をいうどころか、目明しだから人助けは当…

時は戦国。 すべての魔物を斬り殺すことができる妖刀「魑獲紗丸」に憑かれてしまった素浪人──その名は、斬喰郎。 だが、仇敵である百鬼衆の壊滅にその絶大な力が不可欠であった。 …

この物語はあくまでコメディーです。 時代背景や社会通説など その殆どが創作である事を御了承の上 お付き合い下さいましたら幸いです。 時は今からそう遠くないが近くも無い昔。 都か…

そこに、仁科という名の若者がいるのだが彼にはどうも特異な能力があり、なんと妖を視るらしい。 雑貨屋を開いているが、扱う品はどれもこれも珍妙なものばかりで、店主自身もこれまた妙ちく…

１９８２年から始まった悪夢のゲーム＜夢鬼＞。２０名と生徒たちが毎週、悪夢の世界に囚われていた。 ２０２０年。主人公タクマの両親が突如と謎の事件で亡くなってしまう。 突然の両親の死…

気のいい若旦那が恋をした。 けれど相手は人ではないようで………。 以前投稿したシナリオ「唐津奇譚」の小説化………というより、小説が先でシナリオがあとですが。 怪談仕立てです。

激しき情念は鬼と為り、神と為る。 其は自覚無き故に呪には非ず、生きたる者の業たれば霊に非ず。 業念が巻き起こす、奇なる現象を《生魑-いきすだま-》と表す。 ここに綴りますはそう…

これは明治より続く、三人の「キサブロー」にまつわる物語である。 ちょっと長めの時代伝奇短編。 縦組にして読むのをオススメします。

17世紀、有名な「セーラムの魔女裁判」事件の直後に、アメリカ辺陬のとある村で起きた、陰惨でうしろ暗い顛末。 ラヴクラフトの短編小説『名状しがたいもの』の独自解釈をもとにした、前日…

隣村まで使いに行った助六は、雨の中最近不穏な噂のある峠を暗くなる前に越えようと急いでいた。下りに入り、調子よく足を運ぶ彼の耳に女の悲鳴が届く。駆けつけてみるとそれは怪しい美しさを…

異国語に於いては、名詞にそれぞれ男女の性別あり。 然して、靴箱を男性名詞とす。 おふざけが過ぎるでしょうか。申し訳ございません。 長年靴箱をやっておりますと、色々な話を聞くも…

七つのジャンルのショートショート集です。 一話完結で、各話に関連性はありません。 各話においてテーマがあります。それぞれ 「SF」「ミステリー」「時代」「現代ドラマ」「ホラー」…

ブログ閉鎖に伴う、格納庫。 クロスの過去編。 祖父の話。BLではありません。 最後まで書いてません。エタります

筆者の恐怖体験を元に書いています。二話で完結しています。

暑い夏を共に、乗り切ろうではありませんか。 歴史に詳しい人に読んで、 私の書いたものがあっているのか、感想が欲しいです。 ホラーというよりも、暗いお話でございます。 「こんな…

長徳四年、夏。 摂津国から京に上った男女二人連れの前に、白昼堂々と現れる怪異。 恐るべき怪物に追い立てられ、窮地に陥った彼らを救った一人の男。 「旦那、その太刀を使いこなせて…

朗読用に書いたもの。

「変若水というものは万能の秘薬にあらず、どころか魔物にございます……」不老不死をもたらすという酒、変若水が引き金となり、さまざまな時代にて起きた、不老不死の夢と野望に踊らされた者…

江戸時代末期。 一人の少女『私』が、さる商家の屋敷に奉公に出る。 その屋敷には美しい盲目の少女が大切に育てられていた。 少女は「雨が好きだ」と言う。 『私』は、その美しい盲目の穢…