「古代ローマ」を含む小説

「カエサルのガリア戦記みたいなのが書きてぇ！」 という、ただその一点の欲求だけに突き動かされて書いた小説です。 　自分の大好きなものとオッサン全開のダジャレを、これでもか！とい…

自分以外の人間が全員全裸の世界に迷い込んだ時田零(ときたれい)、以下レイは、追いすがる全裸のオヤジ達を振り切り古代ローマを思わせる狂気の街から何とか脱出する事が出来た。 荒野を…

ベーカー街２２１番地Ｂ。それが私の新しい住居だ。 同居することになったのはシャーロック・ホームズという男。 精密機械のようだという評判だったけれど、彼は本当のロボだった。 しかも…

「貴方こそ、人間なんですよね？」 　舞台は、紺碧の海に囲まれた島に佇む博物館。古代帝国の皇帝の別荘を利用して設立されたそこで働く‘巫女の学芸員’アルビナータはある日、新しい収蔵品…

王子に仕えるブランという１人の奴隷がいた。 心優しい王子の下で平穏な生活を送るブランだったが、 王子の死後、国王より下された命は、「王子と一緒に埋葬されよ」というものであった…

「私より弱い人に護衛を任せる気なんてないわ！」 目を見張るほどの美貌なのに、破天荒すぎる自由闊達な令嬢・コレティア。 元老院議員、しかもシリア属州総督の地位にあるコレティアの…

小説を書くための基礎知識として 世界史を勉強しようということです。 最初は、とにかく基礎知識だけですが、徐々に 小説のネタになるような雑学は拾っていきたいですね！ とりあえず…

サルトは剣闘士として円形闘技場に立っていた。その小柄な見かけとは反する剣の才に、目を惹かれたアカメイル（海の民）のラドゥケス。 この出会いの後、ラドゥケスはすぐに都に呼び戻された…

「争いが嫌いな魔女アナは、戦いを終わらせるために、その強大な魔術を使って戦場を駆け抜ける。ある日、森の中で倒れている敵側の少女を助けたところ、ある拍子に魔法の力が少女に転移してし…

　諸君はご存じだろうか！　異世界にもサッカーはあるのだ！ 　剣と魔法が支配する世界、古代ローマっぽい大国で流行っていた球技は、とある戦いをきっかけに爆発的に世界に広まっていった…

天然たらしな凛々しい貴公子と、可憐で健気な女医。すれ違いながらも身分の差を越えて惹かれあう二人の想いは――⁉ 天涯孤独の身となり、故郷の村から、首都ローマへと出てきた医者の娘・…

「獅子の昼飯になるヤツは別にいるんだ。そいつを必ず見つけ出す」 貧乏ながらも気ままに暮らしていた青年トラトスは、ある日、突然、身に覚えのない殺人の罪で捕らえられる。 死刑になる寸…

クソ難しくて難解な詩集「風の刻印」の解説です。 一つ一つの詩の背景に何か必ずあるので、それを解説して読みやすいようにしています。 「風の刻印」は、小説もありますので、そちらは、「…

高田馬場駅から徒歩数分。 結界によって一般人が認識できない領域に『すし処　ギンさん』は存在します。 そこで振る舞われるのは、他では味わえない一風変わったネタ――マモノ寿司。 ひ…

極秘任務を受けて、ローマ人の青年プブリウスは単身未開の地ゲルマニアに潜入する。 某所で行われた「小さな異能」企画で書いた作品の供養です。 冒頭、カタカナの固有名詞が多くなってしま…

紀元前3世紀、ローマとカルタゴが干戈を交えた第二次ポエニ戦争。 その渦中にあって戦争の犠牲となったとされる美女、ソフォニスバの悲劇。 ※カルタゴの処女の令嬢には足に鎖を、という…

　　遠い遠い昔、遥か西の彼方、 　　黄金の都に 偉大な王が築いた知識の殿堂、 　　Mouseion（ムセイオン）。 　　そこには世界中から知識人が集い、 　　研究の灯は数知れ…

　古代ローマ共和国において、２度の独裁官就任を経るも、傲り高ぶること無く、任務を全うすると全ての役職を返上して農村での生活に戻る清貧篤実な人柄をもったルキウス・クインクティウス・…

　その頃、日本はまだ稲を育て始めたばかりだった。 　のどかな村に生まれ平凡に暮らしていた少女は、ある朝異風の地で目が覚める。 　そこは同時代の古代ローマ、呆然とする少女に声をかけ…