「三途の川」を含む小説

三途の川のほとりにぽつんとある、小さな食堂。 おいしい匂いに引き寄せられてこの店にたどり着いた人たちは皆、 何かしらの理由があって川を渡ることができずにいた。 そんな悩める客た…

これは、私が2022年12月に 三途の川を初めて見た時の話です。 私が、見た三途の川は‥‥ 小さくて、あまり綺麗では無かった。 しかし、とても不思議な体験でした。

中学二年生のエマは、ある日アパートの隣に住む男子高校生・ヤシロさんに貯金箱を盗まれてしまう。 翌日、ヤシロさんが事故で亡くなったことを知ったエマは、何者かの手紙により神社に呼び出…

　賽の河原、そこは冥土に行く途中にある三途の川の河原で、親より先に死んだ子供はここで親を供養するために塔を建てる。しかし、塔を建てる途中で何度も何度も鬼に塔を崩されるのだという。…

※こちらは脚本形式の作品となります 「三途の川はどこに通じるのだろう」 渚沙しおりは気がつくと三途の川にいた。 すぐに死んだとわかり、渡し舟に乗っていると川にいた大蛇に襲われ…

巨大組織「オアシス」の傘下、「リカオン清掃事務所」。「リカオン」は今日もそこで淡々と裏の仕事をこなす。彼が清掃するのは死体か、それとも腐った人間か。

あの世とこの世の境目とされる三途の川。その川の両岸をむすぶ連絡船、三途フェリーは、翌日の三途大橋線開業に伴い、本日限りで廃止となる。小さな渡し船から始まった歴史ある三途連絡船の最…

病気で二十歳までは生きられないと宣告された佐山那津(サヤマナツ)は、死ぬ前に子供の頃、療養中に山の社で出会った美しい黒い羽を持った小さな神様ミツキにもう一度会いたいと願った。願い…

負けたら死、逃げても死。異世界に召喚されてしまった能力者・常磐溶石は、三途の川の渡し守・カロンとコンビを結成し『愛すべき妹のいる元の世界へ帰るため』にトーナメント式の大会へ参加す…

過労で倒れた私は気がつくと……。 ＊佐藤菜のはさんの自主企画「300文字の死」の参加用です。 面白い企画だなぁと思ってちょこちょこ拝読していたら私もやりたくなってしまいまし…

三文って現在の価値に直すと100円です。ということは？ ※小説家になろうでも公開してます。 ※なお三途の川を渡るときの六文ってのは今の価値に換算すると約200円。渡し舟ってのは…

人には見えない雲の上の世界――天魔界。 天魔界に住む天使の少年ライスは、三途の川で「未練晴らし」の仕事をしている。 親友である悪魔の少年カイとともに、今日も川へやってきた魂の未練…

　――少女はふと目を覚ます。くぐもった黄金色の空。地平線まで続く芝生。辺りには暖かいよう冷たい温めな空気が流れている世界。青い炎のような人魂が目の前に平然と存在するこの世界は死後…

ホラー×オシャレ？ 幽霊や妖怪が暮らす不思議な死後の世界で、萌え死装束を流行らす中学生少女ツクロの、笑いと涙と恐怖がカオスしたハートフルホラーファンタジー。 ［あらすじ］幽体離…

人生大一番の告白が失敗に終わった夏。 藤崎亜美は、飛行機事故に巻き込まれる。 17歳という若さで亡くなった亜実は、死後、迷える魂となった。 死後の世界、——つまり天国に行…

　全て一話完結です。

「もう死にたい……」 ブランコに座っていたはずのわたしが次に目覚めたのは、なんと三途の川岸。 船に乗って行けばあちらはもう地獄。 怖気づくわたしに声をかけたのは、小さな鬼の子、春…

幼稚園からの付き合いの親友のひろしと全く同じ夢をみた。女房の秀美のおかげで、助かった。

12歳の美月は事故で、死の淵を彷徨い、有り得ない世界、何とも煌びやかで荘厳な極楽浄土と、悲惨極まりない地獄を体現する事になったのだ。 衝突事故に遭遇した拓也と美月は初対面だったに…