「シリアス ポストアポカリプス」を含む小説

　『廃世のストレンジ・サバイバー』から数か月。 　――文明崩壊後から誰一人として侵入したことのない軍の弾薬庫があるという。 　そこはただの弾薬庫ではない。オートメーション化さ…

文明崩壊後の世界。高い身体能力と銃の扱いに長けた女性、ステアーが己の正義を貫く物語――。 現代から時が過ぎ、物語は西暦三三一八年、日本。 二九九九年に突如起きた核戦争。どこが始…

【十万字で完結済みのSFバトルファンタジー！】 特に文章力の高さと戦闘シーンの上手さは、複数のプロ作家さん達のお墨付きです！ また第15回GA文庫大賞(前期)の、一次選考通過作品…

スナイパー。 残虐、非道、異端、非情。 でも、そんな職業だって良い話はある。 それには悪は付き物だがな…

ある日。目を覚ますと生命維持カプセルの中にいた。 そして私、蓮見玲香は金髪の少女、アンナに助けられる。 アンナとの会話で知らされたのは、とんでもない事実だった⋯⋯。 助け合い…

「砂」が降り始め、生き物たちが衰弱する世界。 「砂」は不安の記憶そのものだ。しかし、降り積もる不安の記憶は果たして未来永劫不安の記憶なのだろうか。 たとえば、その時は良い出来事だ…

「おかえり」────もう一度言える日を待ってる。 「おかえり、マスター」……アリッドは、運用を見送られたＡＩだった。マスターが気ままに容量を増やすので、ネット回線を使ってもどこに…

そう遠くない未来。 世界は戦争によって滅びた。 空は常に雲に覆われ、海は干上がり、地上には動植物の姿もない。 動くものといえば、エラーを起こした戦闘用ロボットばかり。 世界は終…

人類による環境破壊により、黄昏が訪れた世界。 突然変異を繰り返し凶暴化した生物――『昏獣』に体の大部分を食われた少年ジルは、機械の体を駆使し、迫る黄昏に立ち向かう。 この黄昏…

主人公は全球凍結を控えた地球のとあるヴィレッジで研究活動にいそしむ学生だった。トンデモな行動をする先輩が突然来訪してきたり、透明人間の彼女が居候してきたりと振り回されながら、彼は…

　日本国軍の士官養成校に属する少年、早川怜治（ハヤカワレイジ）は、目覚めると実家の地下研究室にいた。記憶が判然としない中、現れた一体のAI〈メルクリウス〉の解析により自分が超長…

赤黒い雲と生暖かい風の漂う、朽ち果てた惑星、アーヴェル。 地は割れ、瓦礫が積み重なり、砂嵐吹きすさぶ大地には、心を持つロボット達が平和に、時には好き勝手に過ごしていた。 変わり…

短編です。 吹雪が止まない極寒の銀世界を、シオンは手紙を握り締めて歩いていく。そこで、一人の少年と出会う。やがて二人は手をとりあって歩き出す。終末の果てを目指して──。

　南極に浮かぶ直径二十二キロメートルの小さな国は、人魚を造ることにした。 　海中世界に魅了された主人公・ハヤトは海底調査員として従事していたが、実験警護執行科へと異動命令が下る。…

異世界に奴隷として召喚された主人公が好きになったシスターを助けるため科学技術を再発明する 大学一年生のタスクは、目覚めると黒装束の集団に取り囲まれていた！ 監禁された彼は、ひと…

戦争が終結して、世界には止まない雨が降り始めた。 大空を包むのは、決して晴れない灰色の雲。 太陽がそこにあることなんて、この世界の誰もが知っている。 けれども、太陽を見たことが…

　氷河期が到来し、人類は生き延びることに成功したものの、新グレートブリテン王国ノーデン領では技術水準と文化が中世ヨーロッパ並みに後退してしまった。 　人に言えない過去を持つ女嫌い…

深刻な放射能汚染に晒されて、あるいは原因不明の伝染病の蔓延によって、生き残った人類はすでにこの星を脱出してしまった。数隻の世代宇宙船に乗って、それぞれ別々の方向へ、新天地を求めて…

ある春の夕方、Ｎ市第三小学校六年でサッカー部エースの速芝隼人少年が家に帰ると、製薬会社に勤務して単身赴任していた父親が何故か突然家に帰っていた。 ソファーに座ってウィスキーを浴び…

世界崩壊——。後にそう呼ばれる世界中の人型機械《レイスロイド》の大暴走により、彼らと共存していた人類の大半は一方的に虐殺され、残りも全て迫害された。大都市オルティアの国防組織であ…