概要
近未来の凍り付いた地球を舞台にした超ド級異能力SFバトルファンタジー!
【十万字で完結済みのSFバトルファンタジー!】
特に文章力の高さと戦闘シーンの上手さは、複数のプロ作家さん達のお墨付きです!
また第15回GA文庫大賞(前期)の、一次選考通過作品です!
隕石墜落の影響で、極寒の地と化した世界。
寒さによる農作物の不作に、飢えから暴動に走る人々。
そんな彼らを止めることを名目に結成された武装集団「救世ボランティア」による無慈悲な暴力に、更には人類を脅かす「災害」の誕生と、世界の秩序は今や崩壊状態にある。
そんな中、現状に耐えられなくなった少女・東郷まりんは、虐殺から一人の少年を守るため、救世ボランティアに逆らい銃殺されてしまう。
しかし、次に意識を取り戻した時、目の前に広がっていたのは、キャンサーと呼ばれる化け物が跋扈する「未来の東京」だった
特に文章力の高さと戦闘シーンの上手さは、複数のプロ作家さん達のお墨付きです!
また第15回GA文庫大賞(前期)の、一次選考通過作品です!
隕石墜落の影響で、極寒の地と化した世界。
寒さによる農作物の不作に、飢えから暴動に走る人々。
そんな彼らを止めることを名目に結成された武装集団「救世ボランティア」による無慈悲な暴力に、更には人類を脅かす「災害」の誕生と、世界の秩序は今や崩壊状態にある。
そんな中、現状に耐えられなくなった少女・東郷まりんは、虐殺から一人の少年を守るため、救世ボランティアに逆らい銃殺されてしまう。
しかし、次に意識を取り戻した時、目の前に広がっていたのは、キャンサーと呼ばれる化け物が跋扈する「未来の東京」だった
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!終わった世界はどこに向かうのか
主人公のまりんが冒頭で殺されてしまい、十年後に目覚め、異能を獲得する展開がとてもスムーズで楽しかったです。
まりんは記憶が抜け落ちているようで、父の言葉も思い出せません。
また何故異能を獲得したのかという理由も分からないようになっています。
そういった謎の魅力がこの作品を輝かせています。
ミステリではありませんが、謎はあらゆる物語に適応できるので便利です。
そういった物語の構造も面白い。
凍った世界で炎の異能が手に入るというのも、世界との対立を明確にしていて、テーマをはっきりとさせています。
また、かつてまりんが救ったのと同じ火傷の痕を持つミリルの超然とした佇まいがさらなる魅力を醸し出してい…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ディストピア。冒頭で主人公が撃たれて死ぬという怒涛の展開!!
冒頭からぐぐっと引き込まれ、最後まで一気に拝読。
ディストピアと化した世界。なのに一枚岩ではない国連軍、救済ボランティアと言う名のレジスタンス的勢力、米国の兵器会社、そして主人公を含む異能を持ったキャラクター……すべての世界観の構成が巧みに構成されていて、またそれが最後の仕掛けにもなっており、とても素晴らしかったです。
誰が敵か、誰が味方か、初めから終わりまで分からなくてハラハラしました。
また、主人公の能力の秘密や、敵方として登場した人物・カルジの正体などが終盤まで伏せられており、「ここぞ」と言うところで明らかに!
バトルシーンなども胸熱の展開で、濃いハリウッド映画を見た時のような充実感が…続きを読む