ディストピア。冒頭で主人公が撃たれて死ぬという怒涛の展開!!

冒頭からぐぐっと引き込まれ、最後まで一気に拝読。
ディストピアと化した世界。なのに一枚岩ではない国連軍、救済ボランティアと言う名のレジスタンス的勢力、米国の兵器会社、そして主人公を含む異能を持ったキャラクター……すべての世界観の構成が巧みに構成されていて、またそれが最後の仕掛けにもなっており、とても素晴らしかったです。
誰が敵か、誰が味方か、初めから終わりまで分からなくてハラハラしました。
また、主人公の能力の秘密や、敵方として登場した人物・カルジの正体などが終盤まで伏せられており、「ここぞ」と言うところで明らかに!
バトルシーンなども胸熱の展開で、濃いハリウッド映画を見た時のような充実感がありました。
文字でも迫力十分ですが、アニメやCGを使った実写など、映像で見たい作品でもあります。
拝読させていただきありがとうございました。

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