「キミと僕」を含む小説

高校二年生、相野 和人（あいの かずと）。 １５センチ以上近づくと女性は彼に惚れてしまう。 そういう体質だった。 私、高校二年生、榊 知奈（さかき ちな）は彼の幼馴染みで、唯一…

「あ、いいんちょ。おはよ」 「空峰くん、おはよう。今日は早いね」 「あれ、机の上に紙が置いてあるぞ。なになに」 「何見てるの？」 『もし委員長と空峰が付き合ったら』 「……」…

僕の彼女は『顔』以外完ぺきだった！？ あなたはブサイクな人をどう思いますか？ あなたはもしも顔以外、完ぺきな異性から告白されたら付き合いますか？ 仮に付き合うとして、もしも願い…

幼い頃は天才子役と呼ばれ、もてはやされていた風見俊介だったが、あることがきっかけで芸能界を引退し、今は平凡な高校生をしている。 このまま何事もなく平和に学校生活を送ること――た…

世界の命運をかけ戦った勇者と魔王は、現代の高校生に転生した。 勇者は女子高生ユウとして、魔王は男子高生カイとして。 2人はかつての宿命を越えて恋に落ちる。 だが――涙は人知…

眼鏡を無くしたド近眼の海道は、ぼやけた視界の先に出会った顔も判別できない女生徒の歌声に恋をする。その時の衝撃と感動を頼りに、顔の広い友人である藤を頼って「天使の歌声」の主を探すが…

２０１１年、地デジ元年。 それ以来、地方局の放送を見る機会が減ったという方、いませんか？ 突然、地方局の番組を見たくなった高校二年生の女の子、ヤギ。幼馴染で同級生のデンキにアンテ…

一ノ瀬くんは動画を撮る。 人気YouTuberを目指して。 一ノ瀬くんに想いを寄せていた私は、彼がYouTubeに動画を投稿していることを知る。 彼の動画を密かに応援していた私…

高校三年生の暑い夏の日。棗（なつめ）は晶（ひかり）という女の子に出会う。過ぎていく時間、近づく別れ。最後の一瞬、晶のヒカリに触れた。

　うだつの上がらない中年男性の「僕」は、推していたアイドルの突然の結婚報告に呆然とする。しかして走馬灯の様に巡る記憶を他所に、季節と時間は刻々と過ぎ――。それは結ばれる事の無い十…

高校２年の夏休み。 わたしはあいつに会いに行く。 あいつの待ち受けから作った、中学卒業記念のハガキ。 その空の場所を見たくて。 それを口実に、あいつに会いたくて。

高三の夏休み。受験生の僕にとって、シッピングモールのフードコートは快適な勉強の場だった。 そんなある日、広げっぱなしにしていたノートに落書きが！ 文字の主との不思議な交流、そして…

クトゥルー神話系の登場人物で 遊んでみました。 コンテストに出したかっただけです。 ごめんなさい。 正直１万字に苦労したので、変なとこトコ 満載です。

彼女と出会ったのは高校の入学式の日だった。 教室に舞い込んできた桜の花びらを拾う俺にその人は箒を渡してくれた。 ありがとうと感謝をした俺を彼女は嘲笑った。 ――キミ、身長低いな…

　突然勇者になった『僕』と、肩を並べて歩いた『彼女』。僕らの距離は、いつだって彼女のこぶし二つ分（約15センチ）。 　駄目な『僕』と、たくましい『彼女』の物語。 ※「僕とキミの…

この世界の中心には山よりも大きく、大河よりも長い距離の『黒い壁』がそびえ立ち、その向こう側がどうなっているのか確かめた者は誰もいない。 この壁が何で出来ているのか。誰が、いつ、…

七夕、織姫《ベガ》と彦星《アルタイル》。 その二つとデネブからなる、“夏の大三角”。 だから俺は、きっと……

過去のあなたに、ありがとう。 今のあなたに、さようなら。 未来のあなたに、かわらない、エールを……。 幸せの量が決まっているなんてイヤだと思いますか？ でも日常に不満を抱えてい…