「鳴」を含む小説

「私」は真夜中に目が覚めた。時計を見ると午前三時。 また、お酒を飲んだ後にベッドに倒れてそのまま寝落ちしてしまった。歯磨きとメイク落としをすべく、立ち上がり一通り終えたところで目…

香鳴さんの自主企画である、[第2期] 同題異話SR -May- 『午前三時の小さな冒険』への参加作品です。

明治時代、鹿鳴館の夜会で青年将校と姫君が出会う。豪華絢爛に彩られた鹿鳴館の夜の出会いは、のちの世になりさらなる因果をもつれさす。ある一族の三代にわたる営々が、各幕にわたって描かれ…

　起床時間は午前二時。おれは人と会いたくない。人と話したくない。けれど空が明るいときは、どこに行っても人がいる。だから、出かけるのは深夜になってからだ。 　香鳴裕人さんの自主企…

私は違和感を感じて夜中にふと目を覚ます。 違和感の元を確かめるため起きていったリビングで目撃する見てはいけないものとは？ 香鳴さまの自主企画　[第2期] 同題異話SR -May…

目が冴えて眠れない“私”は、思い立ったが吉日、お花見にいくことにした。 ※異世界転移要素があります。苦手な方は回れ右をお願いします～。 香鳴裕人様の企画「同題異話SR -Apr…

嫌いなものが溢れているこの世界。僕は寂れたビルの屋上で、三角パックのイチゴ牛乳を手に、この先どうするかを考える。そこでレモンサワーの缶を持った奇妙なお姉さんに出会った。 香鳴裕…

こんにちは、フレウルス王国、贈与士ギルド公認贈与士のミアです。 今回、贈り物として紹介するのは、調味料です。最近の流通網の発達により、異国のスパイスや調味料も輸入されてきているの…

泡沫に消え、泡沫に生まれる、それを望んでも果たされない言葉たち。 香鳴が紫津々由宇名義で書いた詩です。 ※同一人物です ※本人です 本拠地であるカクヨムで読めないのはおかしいと…

「イカロスの騎士」続編。『イカロスの騎士』製本版を読了された方向けの試し読みです。 騎士王がいなくなった後の帝国に、何が起きたのか…！ 危険な任務を対価に、契約者の願いを叶え…

　会社の先輩である女性の「石田さん」は、仕事もできて教え方もとても優しい人だが、たまにぼんやりとする癖がある。 　その理由を、別の先輩から聞いた日、石田さんから終業後に付き合って…

つまらないことで言い争いをした僕と彼女の意地の張り合いは、くず餅を前にして再燃する。 強敵を前に僕は意地を貫き通すことができるのか？ 香鳴さまの自主企画　[第2期] 同題異話S…

　なりゆきで参加した新歓コンパ。会場のすみっこで、彼はひとりスケッチブックをひらいていた。近くをとおったとき、たまたま目にしてしまったあの衝撃は、きっと一生忘れないと思う。 …

香鳴裕人様主催の自主企画 同題異話SR -April-『春風ひとつ、想いを揺らして』参加作品となります。

　とある惑星で、桜が花を咲かせなくなってから久しいある春の日、大学一年生の青年は、桜の花びらの栞を持つ同級生の女性と知り合う。 　彼はその日、プロジェクションマッピングされている…

【同題異話SR -March- 『桜花は一片の約束』参加作品】 幼い頃に宿場町の旅籠屋に拾われた李花《りか》は、初潮を迎えて客を取ることになる。 女将の勘違いから李花を指名した…

　読書の好きな「僕」は、図書室で「きみ」と出会う。 　ささやかで、幸福なきみとの日々。しかしそれは、唐突に終わりと告げて…… 　香鳴裕人さまの「同題異話SR」への参加作品です。…

　二年まえ、理沙は一片の桜に願いごとをした。おまじない遊びなんて、ただの迷信。ただの偶然だ。それでも、どうしても、彼とここにきたかった。願いを約束にするために。 【関連作リス…

百合な恋愛の短編・掌編集です。 自主企画「同題異話」への参加作は、エピソードタイトルにその記載があります。 たかなんさん（https://kakuyomu.jp/users/k…

地球を出発して150年、コールドスリープから目覚めた私は、これからパートナーとなるダイチの、ある少女との2020年夏の約束を聞く。 香鳴裕人様主催、同題異話SR -March-…