女の子とお母さんのお話。ほほえましいなあとほのぼの読んでいると、夜中になにやら歌声が…一度歌声を聞いてみたい!ファンタジーだけど、お母さんのお話のしかたも素敵でした。実際どこかから響いてくるかも…!
午前3時は何かが起こる。その中でもこれはなかなか意表ついた見事な作品でした。はるかかなたの海を思い浮かべて読みました。異国世界の情緒をあなたにも!
作者さま御本人は照れ屋で、ハデな宣伝をしていません。あらすじも、今月の同題異話の参加作品と記しただけ。だけど、中身はふぁーと笑顔になれるファンタジーです。出だしの前半から、吸い込まれるようなファンタジーの中半、肩透かしをくれてからのあっ!と思わせる後半はお見事です。これは短編を書くうえで、お手本とすべき構成。ラストに自分らしさを見せるのは、さすがはベテラン!どうぞ今すぐ、御一読ください。
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